札幌駅でふと「あ、パン買わなきゃ……」と思い付き、アスティ45に販売店のある「乃が美」で高級「生」食パンを買ってきました。
乃が美の食パン、実は初めて食べるんです。
これまでいくつか高級とされる食パンを食べてきましたが、味はどうなんでしょう。
今なら遅い時間でも結構買える
乃が美のアスティ45店は、アスティ45の中からは入れないところにあり、外側から入ります。
大きな通りではなく、アスティの裏側の小路に面したところにあります。
一人二人入ったらもう身動きとれないくらいの、クリーニング屋さんのカウンターくらいの小さなお店。
パンは奥にあるようで、注文したらすぐに紙袋に入ったものが出てきます。
この日は予約などせず12時過ぎに行ってみたのですが、まだまだ在庫はあるようでした。
ここでは2斤(864円)のみの取り扱い。円山のお店のように1斤サイズは置いていないのですね。
会計の際に「ご利用は初めてですか?」と尋ねられます。
「はい」と答えると、最初はぜひ生のまま食べることをおすすめしますとのこと。そして、消費期限は3日で、食べきれない分は冷凍をと丁寧に説明してくれます。
こういう接客からも高級感が出ますね。
小さなお店の一面に禁止事項の張り紙がしています。
「路上駐車は絶対におやめください」の表示が、トラブルが多いんだろうな……とうかがい知れる。
札幌駅からすぐだし、公共の交通機関で行くか、大丸やヨドバシを利用したついでに(車を駐車場に入れっぱなしで)歩いて行くのがよさそうです。
結露を拭いて、生食する
一緒に入っていた紙に「寒い季節は袋が結露するので拭き取って下さい」と書かれている。
確かに結露している。あったかいまま包装しているのかな?
帰宅してすぐ、袋の内側についた結露を拭きとる。
そして半分をすぐさま冷凍し、残りを食べる。
食事時ではないのでちょっと薄めですが、本当なら5枚切りくらいの厚さが一番美味しいと思います。
これが高級生食パンの先駆けか、と思いながらかぶりつくと、ふわっふわで驚く。
ふわふわしていて、味と香りに癖がない。
なんというか、あっさりめですね。なんにでも合いそうな味。
今主流の高級食パンは生クリームや砂糖やバターの味が先に来るような、それだけで何もいらない食パンが多いと感じますが、乃が美の食パンは毎日食べても飽きないように作られていると思います。
原材料はこんな感じです。
バターよりマーガリンが先に来る、確かにそんな味。
「高級です!」という主張がそこまでされていない食パン。むしろこういう方が好きな人も多いはずです。
また、味わいよりも食感重視、ふわふわした優しい口当たりのものを求める人にもよさそうですね。
誰でも美味しく食べられる食パンでした。
そうそう、生食をすすめられてはいますが、トーストも美味しかったですよ。
乃が美 はなれ アスティ45販売店
住所 札幌市中央区北4条西5-1 アスティ45ビル1階(北海道庁側の道沿い)
電話は丸山にある札幌店(011-633-0008)まで
営業時間 10:00~完売次第終了
もはや1斤432円は高くない
一昨年~昨年くらいまでは競争率が高かった乃が美の食パンも、今では予約しなくても、並ばなくても買えるようになりました。
道内のお店も増え、旭川、函館、帯広にも店舗があるんですねー。
しかし、2斤864円、1斤にすると432円という価格が、今ではもうそれほど高級ではないということにブームの過熱を感じます。
今、高級食パンを名乗る食パンは1斤で500円というのも増えてきています。
それに留まらず、札幌では1斤1000円という価格設定の猛者も登場し、どこまで高くなるんだと心配になっています。
あまり高騰させず、1斤で400円までの価格設定をキープしてほしいものだと思います。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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