チョコレートケーキの王様、ザッハトルテ!!
ウィーンではこの名前で販売できるのは、発祥となった「ホテル・ザッハー」と、「デメル」だけ!
日本ではザッハトルテという名前のお菓子は色々なお店にありますが、本場ウィーンにおいては、この二店舗だけがザッハトルテの名称を使うことが許されているのだそうです。
そんな本物のザッハトルテ、今だけ札幌でも食べられるんです!
札幌三越では2/10、11、丸井今井9階催事場では2/13だけザッハトルテが販売される
デメルのお店は札幌の三越にもありますが、こちらで通常取り扱っているのはショコラと焼き菓子だけ。
ザッハトルテは売っていないのです……。
……
………が!!!
今年は、2/10と2/11、13の3日間だけザッハトルテが札幌でも販売されるそうです!!
と言っても、私が店頭で確かめたわけではなく、たまたま三越に立ち寄った友人に手土産で頂いて知ったのですが。
なお、サロンデュショコラの会場である丸井今井9階でも、13日限定で販売とのことでした。
これを書いているのは10日の夜なので、もう三越は10日分の販売は間に合いません。
もし、11日までにこの記事をご覧になったのなら、販売日を狙って三越か丸井さんへ急げ!
ザッハトルテを食べてみた
販売されているのは3.5号(10.5cm)のワンサイズだけ。価格は2160円です。
購入すると、大変に厳重な梱包で手渡されます。
包装紙+金のリボン。この状態の前段階で、保冷剤+ビニール袋で包まれ、さらにあのデメルの黒い紙袋に入れられていました。
包装紙とリボンを取ると、
金の留め具が付いた木箱!
木箱を開けるとやっとザッハトルテとご対面……ではない!
リーフレットとさらに包装紙に包まれたザッハトルテ。
この印刷が入った包装紙を取ると、さらにもう一枚薄紙で包まれたザッハトルテがやっと出てきます。
10.5cmの直径はやはり小さい。
これをとりあえず6等分して食べることにします。
ザッハトルテに付き物の生クリームは添付されていませんでしたので、自分で別に買ったものを泡立てて添えます。(砂糖は入れずに泡立てます)
デメルのザッハトルテは、チョコスポンジに切れ目を入れず、表面にだけアプリコットジャムを塗ってからチョコレートでコーティングしているのが特徴。(ホテル・ザッハーのものは、内部にもジャムが塗られているそうです)
コーティングのチョコはただの溶かしチョコではなく、チョコを煮詰めて糖化させ、シャリッとした食感を持たせています。
その固いコーティングのおかげで、ふわっと軽いスポンジとのバランスが良い。
チョコを煮詰めてあるのでとても甘いのですが、アプリコットジャムの酸味と無糖のホイップクリームがそれを中和してくれています。
1/6切れだと小さいかな?とも思ったのですが、とても濃厚なのでこれだけで十分満足できます!
2160円、意外とコスパ良好かもしれない(頂き物だけど)。
本当のザッハトルテが食べたいなら、11日のうちに急げ!
札幌市内でもザッハトルテという名前のお菓子を売っているお店はあるのですが、ほとんどが煮詰めていないただの溶かしチョコで覆っただけのもの。
いくつか食べた中で、山鼻の「くるみや」が唯一煮詰めたチョコのコーティングだったはず……。
ということで、札幌ではとても貴重な本当のザッハトルテ。
この機会に是非食べてみて頂きたい!!
ということで今回はここまで。バレンタインネタもこのあたりで終了かな……。
ではでは、最後までお読みいただきありがとうございます。
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