発売直後からつい最近まで、決まった時刻に並ばないと買えなかった「生ノースマン」。
千秋庵の銘菓「ノースマン」に生クリームを入れたお菓子で、今のところ大丸札幌店と新千歳空港でしか買えません。
発売から今まで、大人気の商品として知られています。
私、普通のノースマンも大好きで、生クリームも大好きなのですが、並ぶのが苦手すぎて、ずっと買えずにいたんですよねぇ。
それが、最近は比較的買いやすくなったという噂を聞いたので、早速買いに行ってみました。
少しだけ並びましたが、発売当初よりも格段に買いやすくなっていました!
※2023年5月時点の情報です
大丸札幌店で生ノースマンを買う場合
私が買いに行ったのは大丸の方。
少し前は一日に何回か販売時刻があり、その少し前にアピア側入り口に並んで整理券をもらうという買い方でした。
今は大丸の開店直後から一定数だけ並んだ人に優先販売し、それが終わったら品切れまでは並ばなくても買えるというシステムに変わっています。
私が行ったのは11時半ごろ。その時間はまだ優先販売中で、アピア側入り口前に並ぶことになりました。と言っても列には4人くらいしかいなかったので、だいぶ競争率が下がっていると思われます。
列に並んだ人は4人ずつ生ノースマン売り場に誘導され、流れ作業でみんな商品を買っていきます。
並び始めてから売り場に通されるまでの時間は5分ほど。そんなに待ちませんでした。
陳列されているものは少なかったのですが、売り場の分が無くなっても補充されるから大丈夫とのことでした。
今は購入数の制限は無いそうです。とはいえ生菓子ですからたくさんは買えないな。ということで1箱購入。980円+紙袋20円でちょうど1000円。
長時間の持ち歩きに向く保冷袋もあり、そちらを買っている人も多かった。
なお、私の後ろ2人くらいが優先購入した後に直接購入が始まり、売り場の前で待機していた人たちが一斉に後ろに並び始めました。
よほど遅い時間でなければ、わざわざ入り口前で並ばなくても、この直接購入できる時間を待てば買えそうですね。
生ノースマンを賞味する
購入した生ノースマンの賞味期限は購入から2日間。ということで、持ち帰ってすぐに食べます。
サイズ小さめ。普通のノースマンと同じくらいでしょうか。ただ、生クリームが入っている分、厚みはあります。
半分に切ってみる。
生クリームとこしあんが同じくらいの厚さで入っています。
味は……、かなり甘め。もともとのノースマンもしっかり甘いお菓子ですが、そこに甘みがついた生クリームが入るので、かなりこってりした味です。
小さめサイズなので、これだけで満足できるように甘さを強くしているのかもしれない。
パイ部分は冷えていることもあり、しっとりとして美味しいです。ほんの少しの塩気が、全体の甘さを引き締めています。
昔からあるノースマンと同じく、気取らない素朴なお菓子でした。これで購入が容易だったら、気軽に食べられるのになぁ。
美味しかったです。ごちそうさまでした。
品薄商法でなく、長く愛されてほしい
最近思うのですが、品薄商法(飢餓商法とも)で販売するものがお菓子に限らず増えていて、並ぶのが苦手な自分としてはつらいものがあります。
もちろん、フードロス対策に売り切れる量しか作らないというお店もあるとは思いますが、並ばせて注目を集め、流行らせることだけを目的に販売制限して、流行りが去ったら終売……みたいな売り方をされると、長く買い続けたい人にとっては残念でしかありません。転売ヤーの餌食にもされますしね。
生ノースマンと同じく千秋庵で数年前に話題になった「巴里銅鑼」のように、流行りが去っても売り続けてくれると嬉しいなと思います。(今、巴里銅鑼は千秋庵各店で買えます。見かけたらよく買う)
最後、余計なお話でした。生ノースマン、美味しかったです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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