胡椒餠(フージャオピン)ってご存知ですか?台湾のストリートフードで、小麦粉の香ばしい皮に胡椒のきいた肉餡が入った食べ物です。
これが数年前から東京を中心に流行していると聞いていたのですが、その頃は札幌では買えるお店が無かった(少なくとも私の知る限りは……)。
それが、胡椒餠専門店が白石区菊水に昨年オープンしたと聞き、ずっと気になっていたんです。
先日やっと行くことができ、噂通りの美味しい胡椒餠を食べることができました!
テイクアウトオンリーの「胡椒餠店 雉虎」
胡椒餠店雉虎は白石区の菊水にあります!豊平川と勤医協病院の近くです。
駐車場は無いのですが、車で来ている人がたくさんいました。うちも車での来店で、店前に停めましたが念のため車に運転手を残して、すぐに動かせるようにしておきました。
白とミントグリーンの壁がおしゃれ。
お店の頭に付く「胡椒餠店」はフージャオピンディエン、ではなく、日本語で「こしょうもちてん」と読むのが正解のようです。
イートインが無いので、店内はレジと胡椒餠が入ったケースがあるだけですが、提灯や置物からエキゾチックさが漂ってくる……。
この日販売されていた胡椒餠は3種類で、スパイスが効いた「胡椒餠赤」、スパイス控えめでマイルドな「胡椒餠白」、そして期間限定の「辛味噌チーズ胡椒餠」があります。
どれも美味しそうで選べなかったので、3つともお買い上げ!ほかにりんご味の炭酸飲料も2本買って、お会計は2000円行かないくらい。胡椒餠も飲み物も350円くらいでした。
温かい状態で渡されるので、冷めないうちに車を停められる場所に移動して、頂きます!
印の入った茶色い包みが胡椒餠赤、白い包みが胡椒餠白。印なしが辛味噌チーズです。
白と黒の胡麻がかかった胡椒餠赤。
ごろっと切られた肉と輪切りの長ねぎがたっぷり。白胡椒の香りと、クミンのようなスパイスの香りがします!
味付けはシンプルな感じですが、肉感とねぎの甘みがしっかりあるので食べ応えは十分。
皮はパンのような、月餅のような小麦粉の生地で、かなりしっかり焼かれていて固い。皮の内側に具の水分を吸ってニチャっとしたところがありましたが、生というわけではないので許容範囲です。
タンドール窯で焼いているそうなので、ところどころ焦げなどもあり、いかにも屋台料理っぽい。
白の方は白ごまがまぶされています。
断面を撮り忘れてしまったのですが、こちらは角切りのお肉ではなく、挽肉とねぎの餡が入っていてソフトな食感(皮は赤と同じくしっかりしてます)。スパイスも控えめで、焼売の餡のような味だと思いました。
こちらもとても美味しかった。
そして限定商品の辛味噌チーズ、割った瞬間に豆板醤の香りが立ち上る。辛そう。
でも、実際食べてみると、確かに辛いけどチーズがまろやかにしてくれていて、病みつきになりそうな味でした。一緒に買ったりんごソーダとよく合う。酒飲みならビールが欲しくなるだろうな。正統派の胡椒餠ではないのかもしれないけれど、期間限定なのが惜しい。
一緒に買ったりんごソーダは台湾のもので、日本の缶飲料とは違う雰囲気。
でも、飲んでみると微炭酸でりんごの味と香りが弾ける味わいで、懐かしい飲み物。むかーしむかしに飲んだことがあるような。
この飲み物が胡椒餠によく合って、ついでに買って良かったと思いました(コンビニで買うジュースよりかなり割高ですが)。
このりんごソーダが必須とまでは言わないが、胡椒餠は炭酸に合うというのは間違いない!
初めて食べた胡椒餠、すごく美味しかったです。
ごちそうさまでした!
【店舗情報】
胡椒餠店 雉虎
住所 札幌市白石区菊水3条1丁目2-17ライムローズ1階
TEL 011-374-4403
営業時間 11:30~17:30 不定休
お休みなどはInstagramのお店のアカウントで毎月お知らせされていますので、ご確認ください。
胡椒餠は癖になる味
胡椒餠を食べに行った翌日にこれを書いていますが、既にまた食べたくなっています。肉と脂と小麦粉との組み合わせ、癖にならないわけがない。そこにスパイスの香りが加わるわけですから、中毒性はそりゃ高いですよね。
近いうち、また買いに行こうと思っています。すっかり春めいて、外で食べるのが気持ちいい気候になってきましたので、胡椒餠を買って、ゆっくりできそうな公園などで食べたいですね。
ということで今日はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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