南区から芸術の森方面に進むとある「成田養鶏場」という養鶏場に行きました。
何度か通った道ですが、このあたりで卵と言えば永光農園ばかり利用していて、「あ、養鶏場って書いてるな……」と思いながら素通りしてばかりだったのです。
こちらは価格や臭いの感じから言って平飼いではない様子ですが、そういう養鶏場の直売所には規格外品があると知っているので、それを狙って行ってみました。
大から小までキロ売りしてくれる卵屋さん!
成田養鶏場は、南区藤野から芸術の森に抜ける山道の途中にあります。
前に通りかかった時から看板を新しくしたのかな?
この看板がある小径に入ると養鶏場があり、直売所も併設されています。
外観の写真がうまく撮れていなかったのですが、昔ながらの工場という風情の建物でした。
私が訪問したのは13時20分ごろで、まだお昼休憩中らしかった。
でも人の姿が見えたので尋ねると、「大丈夫です、今奥さん来ますから~」と言われたので直売所内で少し待つ。
あ、直売所と言っても工場の手前の小さなスペースで、価格表が出ています。個数ではなくkg売りが基本のようです。
しばらく待つとお年を召した女性がやってきて、卵の注文を聞いてきます。この方が「奥さん」ね。
テーブル上に双子卵(1kg400円、13~14個とのこと)という札があったので、これを頂くことに。
双子の割には大きくないけれど、中は間違いなく双子ですから~と言われ、卵を受け取ります。
受け取った卵はパックや袋に入れるのではなく、なんとトレイに置いたままの姿!
本当は14個で1kgでしたが、一個おまけしてくれました。嬉しい。
このままそーっと車に運び、転がらないように安定の良い位置に鎮座させて安全運転で帰ります。
帰宅後改めて卵を見ると、ちょっと汚れがついています。が、卵なんてそんなもんだって知っているので問題無し。
むしろ洗卵しない方が長持ちするとも言われていますね。
早速目玉焼きにして食べますよ!
ワーオ、ばっちり双子!白身の盛り上がりから新鮮さがわかる。卵の直売所は鮮度が命!
これを蓋して軽く蒸して頂きます。
水滴がたれてちょっと爆発しちゃった。
目玉焼きだけで食べた味は、普通の新鮮な卵という感じ。
ですが、一人っ子の卵よりも黄身が多い分、濃厚な味が楽しめます。臭みなどはそれほど気になりませんでした。
やっぱり双子卵は割った瞬間嬉しくなりますね。
平飼いや餌にこだわっているという卵よりも特徴が無いのですが、食べ慣れているし、不味いとは思いません。
むしろ、割った瞬間のこの喜びを味わうためにまた買いに行きたいと思いました。
成田養鶏場
札幌市南区石山1067
TEL 011-591-5736
営業時間 10:00~12:00、13:30~17:00
こだわってない卵も美味しいよね
平飼いなどのこだわり卵が好きでよく買いますが、スーパーの卵も、地方の自販機で売られているような卵もよく買います。
そう、卵という食物そのものが好きなのです!
塩や出汁だけで食べて美味しい卵にも、揚げ物の衣や甘じょっぱく味付けして食べる料理に使うような安い卵にも、それぞれ存在意義があると思います。
これからもいろんな卵を食べたいです!
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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