北区と中央区に店舗を構えるアジア系輸入食材店、「楽市」が好きでたまに利用しています。
今日は、そちらで先日買った「麻辣香鍋(マーラーシャングォ)」の素を使って、お好み具材を色々入れて作ってみたいと思います。
風味豊かで、とっても辛かったです!
麻辣香鍋って?
これから作って食べる「麻辣香鍋」というのは、中国の重慶発祥の鍋料理だそうです。
鍋料理と言ってもたっぷりの汁の中で具材を煮る料理ではなく、汁が無いタイプのもので、どちらかと言えば炒め物に近いような料理です。なるほど、中国には「汁なし鍋」というジャンルがあるんだな……と思っていたら、日本にもすき焼きがありましたね。
そして「麻辣」と付くことからわかるように、とっても辛くて痺れる味付けが特徴です。具材は決まったものがなく、肉でも魚介でも野菜でも、モツとかスパムなども入れたりと、お好みのものを入れて食べるとのこと。自由でいいですね!
ちなみに、重慶市は今は四川省ではありませんが、平成9年までは四川省に属していました(その後市として分離)。だから、麻辣香鍋は四川料理に分類されるそうです。
高級感のあるパッケージ!作り方は書いていない……
麻辣香鍋の素は、楽市には今日使う「十吉」というメーカーの他にもいくつかありました。ネット情報によるとカルディにもあるそうです。私が知らなかっただけで、結構日本でもメジャーな料理なのかしら。
なお、私が買った十吉の麻辣香鍋の素のお値段ですが、色々まとめて買ったため失念してしまいました。すみません。今、楽市のサイトで見たら380円でした。
マットな黒に金の文字が高級感を醸し出しているのに、意外と安い。
日本向けに作られている商品ではないようで、日本語のラベルが上から貼られているのみ。
そして、日本語部分にも中国語部分にも作り方は書いていません。
中身は密封された赤いものが一袋。油の中に唐辛子が見えます。小分けにされていないということは、これで一回分という認識でいいのだろうか。
麻辣香鍋について説明しているサイトによれば、「具材と調味料があれば3~5分でできる」らしい。
ということは、この素で具を炒めればそれでOKと解釈してもよさそうですね。
作り方は無いが作っていきます
では、作っていきます。
お好みの具材を用意する。
今冷蔵庫や食品庫ににある野菜、白菜、ブロッコリー、長ねぎ、れんこん、春菊、たけのこ水煮、きくらげ。れんこんはどの麻辣香鍋の写真にも入っているので、定番なんでしょうね。
肉は鶏モモ肉をスライスして入れてみましょう。魚介は無いので省略。
湯葉も定番らしいですが、これも無いので省略。代わりに絹ごし豆腐を入れてみました。麻婆豆腐みたいになるかなと思って……。
土鍋に麻辣香鍋の素を入れ、肉を入れて炒める。辛さでむせる!換気扇は必須です。
むせるほどだけど、唐辛子と山椒の香りがすごくいい。
火が通ったら野菜も入れます。ちょっと、鍋に対して野菜が多かったようです……。
でも炒めているうちに減ります。野菜が減って汁気が出たところで豆腐を入れてさらに煮る。
真っ赤っか!辛そう!
想像以上に早くできました。確かに具の用意ができていれば所要時間は5分だ。
ビールに合うらしいが、ご飯で食べます
麻辣香鍋は汁なし、スパイシーという味の特徴から、ビールによく合うのだそうです。
でも、うちは飲酒習慣が無いのでご飯のおかずとして食べます。れんこんのきんぴらとほうれんそうのお浸し、写ってないけどぬか漬けも用意。れんこん、鍋の具にも入っていますが、昨日の残りを消費したくて仕方なく。
そして味噌汁が無い代わりにお水も用意しています。
こうしてみると地味な献立……。
でも、この中にかなりたくさんの野菜が入っている。
ちょっと盛り付けが汚いんですが、麻辣の香ばしい香りが食欲をそそります。
味は見た目通り辛い!痺れる!でもそれだけじゃない、甘さしょっぱさ、それに加えて牛脂のうま味などが合わさってご飯が進みます。
最初は辛くて「無理かも……」と思うほどなのですが、食べ進むと舌が慣れてくるのか、その奥の美味しさがわかるようになってきます。
私は辛さに敏感な方(そのくせ食べたがる)ですが、普段から辛い物を好んで食べる人ならちょうど良いくらいかもしれない。辛いの好きな人はぜひ一度食べてみて頂きたい!
香辛料の力と熱さで汗をたくさんかくので、タオルは必須です!
辛くて辛くて、美味しかったけど半分くらい食べてこの日は終了でした。翌昼にも食べたら、クタクタの野菜に味がしみてまた違った美味しさに。これに溶き卵を絡めて食べたら、まろやかになっていい感じでした。
もしかして、卵を付けて食べるのが本式なのでは……と思うほど食べやすくなりました。麻辣火鍋は生卵入りのタレで食べますしね。
とにかく、二日目まで美味しかったです。ごちそうさまでした!
辛さのおかげで身体が活性化した!
もう11月ということで、北海道の夜はかなりの寒さです。
そんな中、この辛い鍋を食べることで、身体が一気に活性化したような気がします。
本場の味ということで刺激は強めですが、こういうのをたまに食べたくなるんですよね。
美味しかったです。
ということで今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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