札幌のカレー好きなら知らない人はいないと思いますが、南区の奥の方、藤野にある「カラバトカリー」に行ってきました。
実は何度も行って食べているのですが、ブログで紹介するのは今回は初めてでしたね。
こちらのお店、スープカレーともルーカレーとも違う、「パキスタンカリー」という他ではなかなか味わえないカレーを提供しているのです。
今日は、こちらのカレーを愛をもってご紹介させて下さい。
※2022年3月時点の情報です
果ての果てまで……のフレーズは見たことあるはず
カレーにあまり興味が無くても、定山渓から札幌に向かう道すがら、この看板が印象に残っているという人は多いはず。こちら、カラバトカリーの駐車場前に大きく掲げられているものです。
この通り、お店の外観はなかなか異様な雰囲気があるのですが、店内はいたってシンプル、テーブルが4~5組くらいある普通の飲食店です。
シンプルなのは店内だけではない。メニューは潔く一種類のみ!
パキスタンカリー、サイズは3種類から選べます。テイクアウトも同じお値段。
これ一本で勝負できているのですから、本当に美味しいってわかりますよね。
並でもかなりのボリューム!
パキスタンカリーは3種類のサイズがありますが、これが並と比較して「ちょっと大盛りにした」程度ではないんです。
中は並の二倍くらいあるのでは?というくらい。
これが並↓
これが中↓
アングルが違うので差がわかりにくいかもしれませんが、中はかなりご飯を寄せて、てんこ盛りにしています。
御覧の通り、並でも結構なボリュームなので、女性や普通の食欲の男性はこれ十分だと思います。
食べ盛りの男性でも中で足りるでしょう。大を頼む人はどれくらいの食欲なのかしら……。
カレーは汁気はほとんどなく、スパイスで真っ赤に染まった油がにじむ肉肉しいものです。
でも、赤いわりに辛くはなく、でもカルダモンなどのスパイスの風味がしっかり効いていて異国情緒たっぷり。生姜がごろごろと入っているのも特徴的で、食べていると辛くないのに汗がじっとりと滲み出てきます。
このルー部分、パキスタン風なのに日本のご飯によく合う。肉のうま味や玉ねぎの甘み、適度な塩気が美味しくて、ご飯がガンガン進んでしまいます。スパイスが胃腸の働きをよくしてくれているのかもしれない。
添えられているサラダは、きゅうり、ゆでキャベツやゆで人参、きくらげや春雨をドレッシングで和えた、なんだか給食っぽいサラダ。これはパキスタン料理ではないそうです。
でもこのサラダが、カレーに飽きた頃にリフレッシュさせてくれるのです。いい仕事してますよ。
年齢的に最近食が細くなった私も、難なく完食できました。
食後について来るチャイもほんのり甘くて美味しくて、カレーの後味をさっぱり流します。
いい組み合わせです。ごちそうさまでした!
このボリュームで950円って、安すぎないか……と思うような満足感でした。
【店舗情報】
カラバトカリー
住所 札幌市南区藤野2条12丁目6−1
TEL 011-596-1117
営業時間 11:30~17:00 日曜水曜定休
駐車場有
※コロナの影響などもあり、営業日、営業時間が変わる可能性がありますので、ご注意ください(テイクアウトのみの営業の日もたまにあります)
横浜市の「サリサリカリー」の姉妹店
テーブルに挟まった紙ナプキンに「サリサリカリー」の文字が。
そう、カラバトカリーは横浜市にあるサリサリカリーの姉妹店なのだそうです。
サリサリの方は行ったことはありませんが、有名店ですよね。(マツコの知らない世界で見た)
同じ作り方でパキスタンカレーを提供しているそうです。
スパイスとお肉、山盛りご飯のおかげでとても元気が出ました。本当に美味しかったです。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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