ここ数日、旅行記が続いていましたが、ここで一休みして昨日買った美味しいもののお話を。
オリーブオイルにも「初物」、ワインでいうところの「ヌーヴォー」があるということをご存知でしょうか。
私も数年前にその存在を知ってから、毎年必ず一本購入して楽しんでいます。
今年もその季節がやってきましたので、食べた感想をお伝えします。
オリーブオイルにも旬がある
良いオリーブオイルはオリーブの実を搾っただけで作られます。つまり、オリーブのジュースのようなものですね。
そのため、一番美味しいのは収穫したて、搾りたてのオイルなのだそうです。
今回お話しする初物のオリーブオイルは、旬の始まり頃、早摘みのオリーブを丁寧に手で摘んで搾り、なるべく早く日本の消費者の手元に届けるために空輸されたものです。
初物オリーブオイルと銘打って売られているものは恐らくたくさんありますが、それぞれに産地や農園が異なり、違った味わいが楽しめるのだそうです。
今回はマルヤマクラスにある「オリーブオイル市場」さんで購入しましたが、こちらでは初物として取り扱っているのは1種類のみのようですね。
これが「初搾り リゼルヴァ」!
こちらが「初搾り リゼルヴァ」です!
産地はシチリア州モンティ イブレイというところ。
品種はトンダイブレアというものだそうです。
そして収穫後4時間以内にコールドプレス(熱を与えず、オイルの品質を損なわない搾油方法)で搾油されたオイルです!(パンフレットより)
能書きを読むだけで最高品質だということがわかりますよね。
お値段も最高で、3240円/250ml!!(5400円/500mlというのもあった)
旅行後でお財布が厳しめの状態ですが、ちょっと勇気を出しで買いました。本当にこれは贅沢品だと思います。
でも、一度買ったらスーパーにあるようなオリーブオイルが「ただの油」に思えるほどの風味豊かさですから、興味がある人は是非チャレンジしてみて頂きたい。
さっそく食べてみる
買って帰ってすぐ、オイルだけでほんの少しだけ試食。
購入したオリーブオイル市場では基本的に味見をさせてくれるのですが、今回は迷う余地が無かったので味見せず買ってきたのです。
ほんのスプーン一杯のオリーブオイルはトマトのような青臭さがあって、ちょっと辛くて苦くて、フルーティーでコクがあります。
オイルだけパンに付けても絶対に美味しいと確信する味。
でも、料理に使ってこそのオリーブオイル。
エキストラバージンオイルですから加熱せず食べるべき……と思ったので、シンプルにサラダにかけて頂くことにしました。
ベビーリーフ、生ハム、アンジュドフロマージュの白カビチーズ。全てただ載せただけの簡単サラダです。
黒こしょうをガリッと粗挽きして振りかけています。
これにタラーーーッとオリーブオイル。
お高いオイルなのでたくさんはかけられません。少しでも風味抜群だから大丈夫!
さっそく味見すると……。
ふわっと青い草のような、未熟な果物のような味がしてチーズととても合います。
オイルの辛さが乳製品の濃さで中和されてまろやかになるんですね。
生ハムでチーズ、ベビーリーフを巻いて食べると塩気が加わってちょうど良いです!
オリーブオイルだけでサラダが食べられるんだなと感動するお味でした。
オリーブオイルを買ったお店は「オリーブオイル市場」
先ほどもお話ししましたが、この初搾りリゼルヴァは、マルヤマクラス内の「オリーブオイル市場」で購入しました。
1Fの北側出口あたりにある八百屋さんのお隣の小さな店舗です。
こちらではとてもお詳しいスタッフが常駐しているので、「こんな料理に使いたい」「こんな人にプレゼントしたい」などと相談すると、最適な一品を選んでくれます。
オリーブオイルの試飲もさせてもらえるので、味を確かめてから……という人でも選びやすいんですよ。
イタリアン好き、ワインに合うおつまみ好きな人は美味しいオリーブオイルを何本か揃えておくと良いですね。
他に作りたい料理は
この初物のオリーブオイルを毎年購入していますが、パンに付け、パスタにかけ、野菜に付け……と、様々な使い方であっという間に消費してしまいます。お高いのに……。
お店の方のおすすめは、納豆に混ぜるのが美味しいとのこと。まだ試してませんが、美味しいだけではなく身体にも良さそう!
あと、やっぱりカプレーゼですね。
時期的に旬のトマトが無いのが残念ですが、旬でなくても甘いフルーツトマトなどで作ります。これ本当に美味しい。
では、今回はここまでになります。明日は旅行記の最終話をお話しする予定でおります。
最後までお読みいただきありがとうございます。また!
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