【神戸に旅行した際に巡ったお店のことを書いています】
私が住む札幌はとんかつがメジャーで、ビフカツが食べられるお店は多分3店舗くらいしかないはず。
だからこそ、カツと言えば牛肉の関西を旅行したときには絶対に一度は食べようと思っていたのです。
今回の神戸旅行でやっとビフカツチャンスが巡ってきたので、美味しくいただいてきました!
繁華街の路地にある洋食屋さん「赤ちゃん」
このたびビフカツを食べに入ったお店は「赤ちゃん」というお店。
ベビーを意味する赤ちゃんなのか、それとも経営者のお名前に由来するものなのか……。
真相はわかりませんが、とにかく特徴的な名前ということは確かです。
店名で検索すると、神戸市内に「赤ちゃん」という名前の洋食屋さんは何店舗かあるようですね。
チェーン店なんでしょうか?フランチャイズ?と思って調べると、どうやら創業者の息子さん、甥ごさんがそれぞれ「赤ちゃん」という名前でお店を神戸市内各地に開き、それぞれそのお店のオーナーが独自に運営してきたのだそう。
だから、同じ店名でも味も価格も異なるんですって。
私たちが行った赤ちゃんは三宮駅の北側、繁華街の路地に入ったところにありました。
東門筋という、いかにも夜の街な感じの通り近くでした。
お酒を飲まず、夜のススキノを歩くのも少し怖い私には歩くだけでもちょっとハードルが高かったのですが、「赤ちゃん」という真っ赤なのれんを目にして、ホッと一安心。
店内はすいていて、私たちのほかに1組いるのみ。
お店はご主人とその息子さん?らしき方で回しているようです。
この息子さん、声が小さくてちょっと聞き取れない……。
メニューは、札幌にある洋食屋さんと同じようなラインナップですが、ビーフカツがあるのがやっぱり関西。
私はこのビーフカツ+ライス、同行の夫はポークチャップ+ライスをオーダー。
定食的なものは「ランチ」しかないみたい。夜でも食べられる、「ランチ」。
どれくらい待ったかはわかりませんが、すいていたせいかそう長時間では無かったと思う。
ビフカツとライス。ライスは小なのに、結構な量です。
ビーフは薄めながらミディアムレアくらいの火加減で、柔らかくて美味しい!
こちらの赤ちゃんは牛肉にこだわっていると店内に掲示がありました。きっと良いお肉を使っているのでしょう、臭みがありません。牛の美味しい風味のみ。
デミグラスソースは薄め、というか、ワインよりも出汁の味が強いまろやかな味です。
そのままカツを食べるなら丁度良い塩加減ですが、ご飯を進めるためには少し卓上の塩を足して食ベた方が良かった。
これが関西のビフカツかー、高級な牛肉でなくてもきっと美味しそう。家でも作ってみたい。
とんかつとはジャンルが全く違う食べ物だと思いますが、すごく美味しいです。牛肉好きな私にはたまらない。
こちらはポークチャップ。
ライス、小でもなかなかの量だったので、大はもうてんこ盛り。しかもスパゲッティとポテサラが付いているんですよ。
うちの旦那はかなり食べる方ですが、さすがにきついんじゃないかと思い、ライスを少し貰いました。
ポークチャップも穏やか目な味で、そのままでちょうど良いような味付けです。
肉はビーフほど柔らかではないにしろ、厚さの割に噛み切りやすく、食べやすかったです。
旦那曰く「美味しいけど、家で食べるポークチャップの方が好み」とのこと……。砂川ポークチャップのことか。
とにかく、ビフカツを食べるという目的は達成し、しかも想像よりも断然美味しかったので満足です。
家でもできそうな感じだったのがまた良かった。これで、札幌の自宅でも食べられるぞ。
【店舗情報】
洋食の赤ちゃん(三宮)
住所 兵庫県神戸市中央区下山手通1丁目3−12
TEL 078-393-3239
営業時間 12:00~14:00、17:00~21:00(日曜定休)
関西のビフカツ文化が羨ましい
神戸の街を歩いていると、洋食屋さんだけではなくビフカツの専門店なんてものもいくつかあるようでした。
お値段はお店ごとに異なりますが、定食スタイルで1500円前後くらいが相場のようです。洋食の中では高めにしろ、鉄板焼きよりも断然庶民的な価格だと思います。
もちろんとんかつ屋さんもたくさんあるのですが、関西の人がビフカツをどれだけ愛しているかわかる気がしました。
北海道だって美味しい牛肉があるんだから、もっとビフカツのお店ができればいいのにな、と羨ましく思います。
今回はここまで!
まだまだ旅の話は続く……。
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