青森産の「青天の霹靂」という名前のお米です。カッコいい!
こだわりの高級米が並ぶ千野米穀店円山精米所(マルヤマクラス内)で買いました。
1kg700円台くらいだったかな?うちの普段のお米よりもかなりお高め。
この青天の霹靂の公式サイトによると、あっさりさっぱりした食味が特徴で、カレーによく合うお米なのだそうです。
青天の霹靂に合わせて開発されたレトルトカレーもあるようですが、こちらはもう手に入らないようです。
それとは別に、自分で作るカレーレシピも掲載されていたので、今回はこちらを作ってみることにします。
稲妻が落ちるような驚きのうまさを目指す「青天の霹靂」
青天の霹靂。炊く前だとわかりにくいですが、精米したての状態は濁りの無い半透明できれいです。
「青天の霹靂」という名前は、晴れた青空に走る稲妻のような驚きを食べる人に与えたいという思いから付けられたそうです。
ひらがな名のお米に慣れた北海道民にとって、すごくかっこよく感じられる名前。
さっぱりして上品な甘味があり、お米粒がしっかりしていて冷めても美味しいというのが特徴だそうです。
私が買ったのは特別栽培米。農薬や化学肥料を半分以下に抑えて育てたお米です。
食品の安全性を重視する今、注目されている栽培法だそうです。
青天の霹靂に合わせたカレーを作ってみる
このカレーレシピは、男子ごはんでおなじみ栗原心平さんが考案されたものだそうです。信頼できる!
詳しいレシピは公式サイトをご覧ください。(ページの後半にあります)
りんご、長芋を使っているのが青森県っぽい。
レシピでは手羽元10本と書かれていましたが、ちょうど10本のパックがお店に無く、8+4本の12本で作ります。
それ以外のレシピは公式通り。
カレールーは使わず、スパイスから作る本格レシピ。
要は、スパイスを揉みこんだ手羽元と長芋を焼いて、トマト、りんご、玉ねぎのペーストにこれらを入れて煮こむという作り方です。
スパイスカレーに付き物のにんにくしょうがは使わないみたいです。これで香り足りるかな?
作っている様子をダイジェストでどうぞ……。
スパイスを揉みこんだ手羽元を焼く!
同時進行でトマトと玉ねぎとりんご、トマトのペーストを煮る!
そこに肉と水(肉を焼いたフライパンについたおこげも水でのばして入れる)を投入!
煮込んでいる横でスパイスをまぶした長芋を焼く!
そして鶏肉がよく煮えたところに、長芋を足して5分煮て、塩で味を調えてできあがり!
公式の画像だと汁気が少なかったけど、レシピ通りだとそれほど水分が飛びませんでした。
公式の通りに作ったカレー。5~6人分の分量だったけど、それより少ない回数で食べきってしまいそうだ……。
付け合わせにキャベツのサブジととなすのアチャールを用意しました。なすのアチャールはきょうの料理のレシピサイトにあった水野仁輔さんのレシピです。
にんにく生姜が入らないカレー、インパクト薄くならないか?と心配だったのですが、食べると鶏肉と玉ねぎの味がしっかり出ていて、物足りなさはありませんでした。
ただ、スパイスが普段作るカレーよりも少ないせいか、カレーライスというよりチキントマト煮込みのような味わいです。
スパイス控えめなのはご飯の美味しさを生かすためでしょうか。
確かに、さっぱりしたお米にさっぱりとしたカレー。いい感じに調和しあって美味しいです。
普段はカレーに入れない長芋がシャクっとして、ねっとりしていてご飯のしっかりした粒を包み込む感じになるのが良かった。
水分をもう少し飛ばすように煮込むと、骨もより外れやすくなって、ルーがご飯に絡みやすくなってより美味しい。
次回は、この作り方をベースにスパイスを増やしたり煮込み時間を変えたりしてみよう。
青天の霹靂はカレー以外にもよく合う
今回は公式サイトでおすすめされていたカレーを食べましたが、後日普通のおかずにも合わせて食べてみています。
さっぱりした味わいのため、汁汁した味の薄いものよりも中華料理などのこってりした料理によく合いました。
あと、お米粒がしっかりしていて、噛み応えがあった。
旦那のお弁当に入れてあげたら、冷めても美味しかったそうですよ。
青天の霹靂と一緒に買った遠藤五一さん生産の雪若丸が食感がしっかりしつつも甘味うま味がたっぷりのお米だったので、対照的に感じました。
どちらがいいということではなく、個々の得意分野に合わせて食べるのが最高ということだと思います。
いやあ、お米って奥が深い。しばらくいいお米ばかり食べていたから、今後元のお米(3000円/10kgくらいの)に戻れるかしら……。
今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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