札幌のパン好きならきっとみんなが知っている、宮の森の「ブランジェリー ラ・フォンティヌ・ドゥ・ルルド」というパン屋さん。
宮の森の住宅街、坂道を上り切ったところにある民家のようなお店です。
今回、近くに行ったついでにこちらのパンを買ってきました!
フレンチスタイルの天然酵母パン!ブランジェリー ラ・フォンティヌ・ドゥ・ルルド
店名からわかるように、ルルドはハード系が充実したフレンチスタイルのパン屋さんです。
酵母は天然酵母で、「ルヴァン種」という種を使っているそうです。
ルヴァン種は小麦粉についている野生の酵母を培養したもので、これを用いてパン作りをするのは、高い技術を要すると聞いたことがあります。
さて、お店への行き方ですが、地下鉄駅もバス停も遠いので車が良いと思います。駅などから歩けない距離ではありませんが、上り坂なので大変です。
車で行く場合の道順はカーナビに案内してもらうのが早いと思います。
私はいつもフランセス教会の交差点を山側に上り、彫刻美術館の看板があるあたりを右折してまっすぐ進むルートで行きます。
このあたりはお店などほとんどなく、目印になるものが無い。だから、初めて行くならカーナビか地図アプリをご利用ください。
お店の横には2台分くらいの駐車場がありますが、停めるのにちょっと技術がいります。
店内は小さく、3人も入ればいっぱい。既に先客が2組いましたので写真撮影をお願いすることができませんでした。
開店直後だったので、パンはでかなりの種類が揃っていました。これが午後とかだとほとんど無かったりする。人気店ゆえですね。
入って左手側にはバゲット、カンパーニュっぽい形のペイザンというパン、ドライフルーツが入ったものなどのハード系パンが陳列され、正面にはデニッシュやクロワッサン類が並びます。
クロワッサン類はお店の人が取ってくれるスタイル。崩れやすいものですからね。
また、パンの他にジャムがあります。輸入っぽいものと、真狩のラ・ベル・コンフィチュール・マサコさんのジャム。
マサコさんのジャム、好きなんですよね……。この日は買いませんでしたが、美味しいパンと美味しいジャムがあるのは最高です。
さて、買ったパン。
必ずクロワッサンは買う。ひとつ210円。結構大きいですよ。
この菱形のフォルムが美しい……。リッチなバター風味と立ち上がった層のパリパリがすごく美味しい。これとカフェオレで最高の朝食だ。
ドゥミバゲット190円。ハーフサイズのバゲット。
端っこがアグレッシブ。バゲットはお店ごとに特徴がはっきり出ますが、ルルドのは外パリパリで中ふんわり。気泡が細かめで、外の香ばしいパリパリとの対比が美味しい。
ヴィエノワーズショコラ200円。チョコチップが入ったリッチ生地のパン、フランス風菓子パン。
これが大好きで、どのお店でも置いてあったらまず買います。ルルドのはチョコチップが多すぎず少なすぎず、パン生地の美味しさを邪魔しないように入れられている。
ショソンポム290円。つまりアップルパイ。
フィリングは甘さ控えめなりんごのペーストが入っている。量は生地に対して少なめで、やっぱり生地の美味しさを楽しむためのパイです。
パン屋さんのパイ、という感じ。気軽に手づかみで食べられるアップルパイ。
これだけ買って1100円、実はそれほど高くないなという印象。高級住宅街にあるから高級なイメージでしたが、実は意外とそうでもないのかな。
お値段設定は札幌市内では平均的だと思います。もちろんリーズナブルを売りにしているお店よりは高いですが。
今高級パンブームのせいでお高いお店が増えているから、昔からあるお店のパンを安く感じるのかもしれない。
お店の場所は行きにくいですが、いいお店だと思います。
【店舗情報】
ブランジェリー ラ・フォンティヌ・ドゥ・ルルド
住所 札幌市中央区宮の森4条12丁目10−1
TEL 011-616-2320
営業時間 平日10:00~18:00
土日祝8:30~18:00 月・火・水曜定休
冬でもロードヒーティングですよ
ルルドは坂のてっぺんにあるので冬に車で行くのは大変そう……と思っていましたが、このあたりはロードヒーティングが完備されているのでそんな心配は無用でした。
さすが宮の森……。周辺の高級住宅街を見ながら進むのも庶民にはいい刺激になります。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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