先日、三笠の焼菓子マルシェに参戦したことを書きましたが、その道中に出会った素敵なパン屋さんのお話もさせて下さい。
札幌から見て三笠市より手前、岩見沢市にある「Graines de Folie(グレン・ド・フォリ)」というパン屋さんです!
外観はザ・北海道的古民家(子供の頃住んで私の実家に似てる……)ですが、その中ではフランスの風を感じるような本格的なハードブレッドやヴィエノワズリーが並ぶ異空間でした!(大げさ)
とにかく、とても美味しくて魅力的なパンを作っているお店なので、ご紹介させてください。
※2024年3月時点の情報です
営業日が少ない!でも行く価値があります
グレン・ド・フォリさんは2022年にオープンされたそうですが、そのあと出産のためお休みし、営業再開後も、木・金・土と、少ない日数での営業とのことでした。(その他不定休もあるそうなので、その都度インスタ公式アカウントをご確認ください)
接客して下さったのは女性の方で、恐らくこの方がパンの製造もされているのだと思います。とても感じが良かったです。
撮影許可も快くOKして頂けて嬉しい。
玄関から入ると、小麦の香ばしい香りに包まれます。そしてすぐ正面にパンの陳列棚。カンパーニュ、ライ麦パン、クロワッサン、パンオショコラ……。どれも食べたい!
人気商品のライ麦パンとカンパーニュはフルサイズと半分サイズが選べて、注文してお店の方に切ってもらいます。
その他、小ぶりのパン類は大体300円前後くらい。
決済は現金のみなのですが、実はこの日、現金の持ち合わせが3000円弱しかなく、1つパンを追加するごとに「今合計いくらですか?」と聞きながらの購入になってしまいました。お手数をかけてしまった。でも嫌な顔は全くされませんでした。ありがたい。
栗沢小学校の取材を受けたのでしょうか。地域に愛されているのがわかります。
しっかり焼きの香ばしいパン揃い!
お店を後にして、我慢できず車でいくつか食べてしまいました。
クイニーアマン。小ぶりですが、みっちりと詰まった質感です。
生地はもちもち、そこにバターがしみてじゅわっとコクがある。砂糖の甘さも、それが焦げた苦みもしっかりして、サイズからは想像できない満足感です。
シナモンロール。よくあるアメリカ風のふかふかなシナモンロールとは違って、デニッシュっぽい層のある生地でシナモンペーストを巻いています。上面がグレーズではなく粉砂糖なので、くどくなく食べられます。コーヒーがよく合う。
↑車では以上の二つを食べ、帰宅後、残りを頂きました。
ライ麦パン1/2個、バゲット、いちじくとクリームチーズのパン、クロワッサン、パンオショコラ。
どれも焼き色濃い目なことからわかる通り、しっかり焼いて皮が固めのパンです。
特にバゲットは先端のところがバリッバリに焼けていて、フランス風だなと思いました(フランス人はこの部分を好むと聞いたことがあります)。
ライ麦パンは酸味が少ないもので、固めの皮ともっちりしっとりしたクラムの対比が美味しいです。チーズやシチューなど、乳製品と一緒に食べるととても合います。
パンオショコラ、クロワッサン、いちじくとクリームチーズ。
いちじくとクリームチーズはハードな生地に具が入ったもので、噛み応えはありますが、その分具材の味をしっかり感じられます。
クロワッサン、パンオショコラは層が薄くて、ほろほろともろい生地に美味しいバターの味がして最高です!家で食べる際にはちょっとリベイクするとサクサク感が蘇って、香りもよく立って良かったです。
今回、以上のパンを買いましたが、財布の中身が許せばもっと買いたかった……。また買いに行く気マンマンです。
【お店の情報】
Graines de Folie(グレン・ド・フォリ)
住所 岩見沢市栗沢町東本町12−3
営業時間 12:00~16:00 売り切れ次第終了
木・金・土営業(不定休あり)
営業予定はInstagram公式アカウントをご確認ください
帰りの車がパンの香りで充満!
こちらでパンを買って帰る途中、車の中がなんとも言えない小麦の香りで満たされました。ずっとパン屋さんの中にいるような香りです。
一説によると、人間が「いい香り」と感じる香りナンバーワンが、焼き立てパンの香りだそうです。そんな香りに包まれながらのドライブはとても幸せなものでした!
ということで今日はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございます!
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