ずーっと店の前を通るたびに気になっていた、「パリジャンサガ」というパン屋さん!
車で通るたびに「いつか入ってみたい」と思っていました。
でも、いつも家に自作パンか他のお店のパンがあるときばかりで、なかなか入る機会には恵まれなかったのです。
このたび、やっと家にパンが無いタイミングで通りかかることができたので、念願かなってパリジャンサガのパンを買って食べることができました。
現在、入店制限があります
現在パリジャンサガではコロナ対策のための入店制限があり、一度に一組ずつしか入れません。
私が来店した際にも前に2人並んでいて、店内に1人いる状態でした。
でも、先客の方はスピーディに選んですぐに出てくるので、待つことはありませんでした。多分常連さんなんですね。
お店に入ると、奥の方がパン工場になっていて、焼立てパンの香りが漂っています。パン屋さんというよりパン工場の匂い。
工場手前が小売りのパンの陳列コーナーで、既にビニール袋で包装されたパンが並びます。
棚に並ぶのはメロンパン、コロネ、デニッシュっぽいパン、レーズンパンや豆パンなど、昔ながらの菓子パンが多いです。しかもどれも安くて、100円台。
小さめのパンが2~3個入ったものでも一袋140円くらい。これはお買い得!
しかし!パリジャンサガの口コミで最も評価が高いのは食パンなのです。食パンは陳列されておらず、会計時に申告して買うシステムです。3斤サイズで520円、半分の1.5斤で260円。
これは……、安い!1斤200円以下。昨今の高級食パンブームに慣れたせいか、この価格帯の食パンはとても貴重に感じてしまう。
食パンは希望の厚さにカットもしてくれます。もちろんカットなしでも買える。
半分サイズのものを5枚切りの厚さでカットしてもらい、次に待つ方の迷惑にならないように店を出ます。
今回買ったのは食パン1.5斤(260円)のほか、小さいデニッシュがアソートで4個入ったもの(150円くらい)、豆パン2つ入り(140円だったはず)。
いわゆる生食パンではないが、焼立てなのでふわっふわ。買ったその日に焼かずにそのまま頂いてみます。
甘く香り高い高級食パンとは異なり、良く言えば癖の無い、悪く言えば物足りないパンですが、それは何も付けずに食べた場合の感想。
ジャムなどを付けるとこの癖の無さが上手に受け止めてくれます。
ジャムのように甘いものだけでなく、しょっぱい具でも相性がいいでしょうね。
今はリッチな素材を使ったパンが主流ですが、何かを塗る、挟むための食パンならこういう味が一番だと思います。
もちろんトーストも良かった。焼けばサックリ軽くなり、控えめな香りが立ってこれもまた美味しい。
菓子パンの詰め合わせにはりんごジャムパン、チョコパン、ハムパン、焼きそばパンが入っていました。
翌日なので軽くトースターで焼いて食べます。
パン生地は食パンよりも油脂分が強く、焼くとサクサクになります。
生地はどれも同じようですが、どちらかと言えばしょっぱい具より甘い具の方が相性が良いように感じました。
りんごジャムパンがとても美味しかった。次はりんごジャムだけ3個くらい入ったものを買おう。
豆パンはまだ食べていませんが、これらの菓子パンと生地が同じような感じなので、きっと甘い金時豆との相性もいいはずです!
ちなみに、食パンは当日~翌日中に食べきれない分は冷凍しました。
冷凍庫にスペースがあるなら、3斤を買っても良かったかな。
【店舗情報】
パリジャンサガ
住所 札幌市中央区南7条西18丁目3−18
TEL 011-563-7873
営業時間 7:30~17:30 月曜定休
こういうパン屋さんも大事です
ここ数年のパンブームのせいか、パン屋さんと言えば高級、おしゃれ、インスタ映え、行列……みたいなところが増えてきた印象ですが、パリジャンサガのようなパン屋さんもずっとあり続けて欲しいです。
毎日食べるものにそこまでお金や時間をかけていられないとき(品質を落とすという意味ではなく、おしゃれや映えにお金をかけていられないという意味)って、誰だってあるはずです。
パリジャンサガはお値段も日常で食べるのにありがたい設定で、本当に大事だなと思いました。
このお店は行列店にはなってほしくないな……。某パン工場直売店のように……。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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