うちの家庭菜園では、小さな面積ではありますが、ズッキーニやインゲン、トマトやナスなどの定番野菜のほか、芽キャベツや生姜などにもチャレンジしています。
その家庭菜園ネタから一つ、いつもと違った趣向のお話をしようと思います。
今回は、いつものような料理の話ではありません。
きっと苦手な人もいるであろう「虫」のお話です。
苦手な人はここでページを変えることをおすすめします……が!
お子さんの教育や自由研究などにも生かせるお話だと思うので、興味がある方はどうぞ先へ進んで下さい。
芽キャベツに大きい青虫が……
うちではたった一株だけ芽キャベツがあるのですが、これが青虫によく食われているのです。
よくご覧いただくとわかるかと思いますが、大きな葉に虫食いが点々とあります。
これは恐らくモンシロチョウの幼虫に食われたものと思われます。
モンシロチョウの幼虫はアブラナ科の植物を好んで食べます。いわゆる「青虫」と呼ばれるのは、葉緑素をたっぷり含んでいるからだとか。
さあ、ここから虫の画像が続きます……。
いつものごとく芽キャベツの葉の青虫チェックをしておりましたら、いつものようにいるわいるわ。
↑こちらはフリー素材でうちの青虫ではありませんが、こんな感じのが5~6匹、しかもかなり丸々と太ったやつがくっついていました。
いつもは小さいうちに駆除するのですが、地震だ、停電だとバタバタしている間は畑のお世話はあまりできていなかったのです。
もはや家庭菜園歴も9年(ベランダ栽培含む)、元々田舎育ちということもあって虫は平気な性分です。そのため、青虫くらいなら素手で掴んで駆除します。
青虫は緑色なので、葉の上にいると見落としやすい。入念にチェックしていると、明らかに青虫とは違う形状、でも色は緑色の物体が。
スマホを持たずに出ていたので、じっくり見るために葉っぱをちぎって家で撮影。目を離したすきに逃げたらいけないと思ったので……。
引きで診ても、青虫とはちょっと違うのがわかりますよね。
この画像を虫に詳しい旦那に送り(昼食中にいい迷惑だよ)、モンシロチョウのサナギになりかけのものではないかとの返事がきました。
私が持つ蝶のサナギのイメージはこんな↓だったので、これがサナギなの?とちょっと驚きました。触ると柔らかいし……。
もしかしたら、置いておくにつれてサナギが硬くなって色が変わったりするのかも……。
とりあえず、すぐには捨てずに旦那に見せるために玄関に置いておきました。
一日後~
翌日様子を見ると、葉っぱは少ししおれているもののサナギ本体には変化なし。
よく見ると、お尻?のあたりから細い糸のようなものを出して葉っぱに身体を固定しています。これが結構頑丈で、逆さにしたくらいでは落ちませんでした。
そして翌日、また翌日と放置していたのですが、葉っぱだけが萎れ続け、サナギの色にも固さにも変化なし。
室内に移したことで死んでしまったのかも、と思いながらも、旦那が根強く観察を続けているので捨てずに置いておきます。
忘れた頃に羽化しおった
一週間ほども経つと、夫婦ともどもサナギの存在を忘れるほどに。だって、色も固さも変化ないんですもん。
しかし!サナギを収穫(?)して一週間後のある朝、起床したら玄関で激しい羽音が!!
もしや……と思って様子を見に行くと、窓際に元気に飛び回るモンシロチョウが!!
カメラを向けると、「撮れ!」と言わんばかりのキメポーズで静止してくれました。
足元にはサナギの抜け殻が……。
こんなに薄いんですね、抜け殻。しかも色は緑色のまんまなんですね。羽化直前の中身はどんな感じだったんだろう。
しかし、いつの間に羽化したんだろうか。夜中かな?
せっかくだから羽化する現場を押さえたかったところですが、今回は存在を忘れてしまっていたので仕方がない。
羽化したてのモンシロチョウはとても元気で、しかも形がすごく整っていました。虫が苦手な人は見るのも嫌かもしれませんが、そうでなければ童心を思い出せるはず。
羽化した蝶はどうしたか
さて、羽化した蝶をどうしたかというと、やはり家で保護していた分情が湧いており、駆除することはできませんでした……。
そっと窓をあけ、外に逃がしてお別れです。
やはり野菜にとっては害虫なので、今後は幼虫も卵も駆除しますけどね。まあ、一期一会の出会いということで……。
ということで、虫のお話はここまでです。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
明日からは今まで通り食べ物や健康の話に戻ろうと思います。
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