新年です。
あけましておめでとうございます!
今日は元旦ということで、お正月にまつわる北海道あるあるを書いていきます!
過去に書いたことがあるネタも少し出てきますが、ご容赦ください!
おせちを大晦日に食べる

画像はイメージです
お正月というより大晦日の話ですが、北海道ではおせち料理を大晦日に食べます。
というか、日本古来の風習だとおせちは元々大晦日に食べるものだったそうなのですが、江戸文化の中で、大晦日の料理と言えば年越しそばという習慣が定着し、日持ちするおせちを元旦に先送りするようになったのだそうです。
だから、北海道は古来の風習を守っているに過ぎないということですね。
でも、大晦日にお重を開けるというだけで、正月いっぱいかけて食べ続けるのは全国と同じです。
北海道は寒いからか、おせちのように煮締めたものは冷蔵庫に入れなくてもかなり日持ちします。(玄関などの寒いところに保管)
だから黒豆とかごまめ、昆布巻きや数の子なんかは、大量に作って5日くらいまで食べているかも。
茶碗蒸しには銀杏ではなく栗が入る
茶碗蒸しは正月だけの食べ物ではないですが、一般的に正月に出ることが多い印象です。(うちの実家、夫実家、父実家、母実家のすべてで茶碗蒸しが出る)
茶碗蒸しを正月に食べること自体は全国でも珍しくないと思いますが、その茶碗蒸しの内容物に、北海道の地域性が出ています。
北海道の茶碗蒸しには、どこの家でも銀杏ではなく栗の甘露煮が入っています。あの甘い奴。
これ、なぜかはわかりませんが、北海道はお菓子も料理も甘いものが好きだからという説が有力のようです。
正月にくじら汁を食べる地域がある
実家にいた頃、近所のお宅から正月にくじら汁を頂いていました。
私の実家の地域では一般的ではなかったのですが、くじら汁をくれるおうちの奥さんは道南から嫁いできた人で、実家の風習を嫁ぎ先でも実施しているとのことでした。
くじら汁は塩くじらが入ったけんちん汁のようなもので、こってりして身体が温まる美味しいおつゆでした。自分で作るほどではないけれど、正月だけ食べられる珍しい料理という印象だったなぁ。
ちなみに、新潟県の方でもくじら汁を食べるそうですが、こちらでは夏の食べ物とされているそうです。具の構成もちょっと違う。
初詣に晴れ着を着ない率高し

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食べ物でないネタも少し書きましょう。
正月と言えば初詣。晴れ着を着た老若男女が神社に続々と……という晴れやかなイメージがありますが、北海道の場合、晴れ着を着て初詣に行く人は少ないです。本当に少ないです。
ピラピラの振袖や袴に草履だと寒いし、滑るし、足元が汚れるしで、全く合理的ではないからです。
北海道民は、みんな見た目の晴れやかさより合理性、つまり防寒・防滑を最優先させるため、ダウンコートや長靴をガッチリ着込んでやってきます。スキーウェアの人(子供が多い)もたまにいる。
だから、北海道の初詣は華やかというよりもモノトーンで重厚感があります。
キンと冷え込んだ空気も相まって、これはこれで厳かな雰囲気があり、私は好きです。
年賀状の遅配が発生しがち
そしてお正月と言えば年賀状。個人的に年賀状が嫌いだという話も数年前に書いた気がしますが、それはさておき。
北海道、特に雪が多い地域の場合、元旦にドカ雪が降ると年賀状の遅配が発生しがちです。
元旦に届くことは届くのですが、昼過ぎだったり、一番遅いときで夕方だったり。
年賀状シーズンは配達員を増やしているとはいえ、雪をかき分け車や徒歩で配達するわけですから、遅れても文句は言えないですね。
これも北海道の風物詩です。
個人的には年賀状の風習は無くなってほしいと思っていますが!
今年もよろしくお願いいたします
今日はこんな正月の北海道あるあるでした。
余談ですが、今冬は本当に雪が少ない……と思っていたら、あのドカ雪で腰をやりました。
完全に油断してました。うーん、もう降らないでほしい!!
ということで本日から2022年、新しい一年の始まりです。
今年もよろしくお願いいたします!
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