感染性胃腸炎(胃腸風邪)の時のご飯、どうする?おすすめレシピは

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病気や健康のための食事
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ノロウイルスやロタウイルスによる胃腸炎。感染性胃腸炎とか、少し前なら胃腸風邪などと呼ばれていた病気です。

今時期のような初夏よりも冬の方が感染性胃腸炎が多い印象ですが、それでも油断はなりません。春から夏にかけても結構流行することがあるんですよね。

どちらにせよ、感染性胃腸炎は下痢と嘔吐で食事が困難になることには変わりありません。そんな時に何を食べるか?!と、本当に困りますよね。腹痛と吐き気で動きたくないし、

今回は、胃腸風邪(感染性胃腸炎)の時の食事についてお話しします。

 

※過去記事に加筆修正して再投稿しています。

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食欲がないなら水分+電解質補給だけでも問題ない

まず、感染性胃腸炎にかかってすぐの症状がピークの時は、何を口にしても吐いてしまいますよね。

そんな時は、無理して固形物を食べる必要は無いそうです。

重症でない場合、嘔吐や下痢は2~3日でおさまるのが一般的なので、その程度なら食べ物を食べなくても耐えられるんですって。(ただ、これはある程度健康な大人の場合です。感染前から別な病気と闘病中の人、または赤ちゃんや老人の場合は病院で輸液などが必要になるかもしれませんので、自己判断せずに病院に行きましょう!)

 

でも、嘔吐と下痢によって失われる水分と電解質だけは、例え吐いてしまうとしてもこまめに摂取する必要があるのです。

これらが不足すると脱水症状に陥り、極端な話、命の危険に晒されることもあると言われています。

水分補給はただの水よりもOS-1などの経口補水液が良いようです。ここ数年の熱中症の流行から、ドラッグストアやコンビニなどでも入手しやすくなりました。飲みやすい味を付けたものもあったりと、大変便利です。

 

ただ、水分補給なら何でもいいというわけではなく、吐き気を促す酸味の強いジュースや、カフェインが刺激になるコーヒー、紅茶などは逆効果となるためおすすめできません!

食べられそうなら消化が良いものを少しずつ食べ始めよう

TVなどに映る料理を見て心が動かされたり、食欲が少しでもわいてきたら、何か食べても大丈夫のサインです。回復してきていますね!

ただ、ここでいきなりガッツリしたものを食べ始めると弱った胃腸が悲鳴を上げてしまいます。

主食もおかずもお腹に優しいものから慣らしていくことが大切です。

主食はどうする?

主食は最初は重湯のようなものから始めて、徐々にご飯粒を多くしたお粥にしていきましょう。

最近お腹を下した時に「便利!」と思ったのがライスミルクです。重湯に似た味なので、わざわざご飯をミキサーで潰して作る手間が省けました。

ただ、感染性胃腸炎の時にライスミルクを飲むなら手作りはおすすめできません。どうしてもたくさんできてしまうため、保存中の衛生面の問題もありますし、レシピによっては消化が悪いものがあるからです。

また、ご飯ではなくパン派の人は、パン粥を食べると胃腸に優しいです。食パンやフランスパンなどを牛乳で煮るだけ!離乳食でおなじみですね。ただ、牛乳に含まれるたんぱく質や脂質が胃腸の負担になることもあるので、様子を見ながら量を調節しましょう。

おかずはどうする?

主食は重湯→お粥→軟飯→ご飯というふうに進めていくとして、おかずはどうすれば良いでしょうか。

これは、クッタクタになるまで煮た野菜(筋っぽくないもの)や、脂肪や筋の少ない魚、肉、そして豆腐類を食べると良いです。味付けは薄めの方がお腹に優しいですね。

私のおすすめは、「あんかけ豆腐」です。絹ごし豆腐に野菜のあんをかけた料理は、お腹に優しく身体も温まります。

作り方をご紹介しますね!病人でも作れるように、簡単レシピでどうぞ!

野菜のあんかけ豆腐

【材料/1人分】

絹ごし豆腐 150g(冷奴用に小分けされているもの1個)

玉ねぎ 1/8個
キャベツ、白菜、青梗菜などの葉野菜 50g
人参 20g
ツナ水煮缶(小)1缶
おろし生姜 1かけ分

中華スープの素 小さじ1弱
水 150ml

片栗粉(同量の水で溶く) 大さじ1

【作り方】

  1. 玉ねぎ、葉野菜は繊維と直角に薄切り(長いところは短めに切る)、人参はせん切りにする。
  2. 鍋に水と中華スープの素、野菜類を入れて火にかけ、野菜が柔らかくなるまで煮る。
  3. ツナ缶を汁ごと、おろし生姜、豆腐を入れて豆腐が温まるまで煮る。
  4. 水溶き片栗粉でとろみを付けてできあがり。

豆腐は切らずにそのままでも、麻婆豆腐のようにさいの目に切っても。

葉野菜と玉ねぎは通常は繊維に沿って切りますが、お腹が弱っている時なら繊維と直角に切ると消化が良くなります。

野菜は消化が良さそうなものなら何を入れてもOK。長ネギ、ニラなんかが合いますが、これらは消化が悪いので、入れるなら薄めの小口切りにして。

体調不良の時に生肉があるとは限らないのでツナ缶で手軽に作っています。

ツナ缶は油漬けだと胃腸への負担が大きいので水煮缶を使って下さい。汁には魚のうま味が出ているので捨てずに入れましょう。

これだけをおかずとして食べても美味しいですし、お粥やご飯にかけても食べやすいです。

感染性胃腸炎は、周囲のためにも無理は禁物

感染性胃腸炎(胃腸風邪)の時の食事についてお話ししました。

下痢と嘔吐って、頭痛や発熱よりきついですよね!上から下から出るものを我慢することもできないし、トイレが近くに無いときついし……。

しかも他人にうつる病気ですから、精神的な消耗も半端なものではありません。体調が悪いのに他者への配慮もしなければいけないなんて、ハードすぎます。

もし、そんな感染性胃腸炎に襲われてしまったら、なるべく無理せずに、家でじっとしているのが早めに治すカギです。

無理して仕事に出て職場内で流行してしまったら大変ですからね!

身体に優しいものを食べて、じっくり養生して下さいね。

 

ということで今日はここまで!最後までお読みいただきありがとうございます。

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