なぜ、ここ最近鉄飲料の話なんぞを書いているかというと。
先日受けた血液検査で改めて「鉄欠乏性貧血」の診断が下ったからでした。
今回は、その経緯や対策についてです。
血液検査の結果から見る「隠れ貧血」
まず、こちらをご覧ください。私の個人情報でございます。
HbとFe、フェリチン以外は全て正常値というのも驚きだ!結構不摂生してるんですが……。
実は先日、甲状腺の定期検診がありました。
その時に血液を採取するのですが、ついでに各種血液検査も受けてきたんですね。
その結果、甲状腺は昨年と変わらずのため治療の必要は無し。
そこは安心できたのですが、ついでのつもりの結果で「鉄欠乏性貧血」の診断が下ってしまいました。いや、知ってましたけどね……。
貧血を疑ったときに真っ先に見るHbは11.7g/dlと正常値を0.3ほど下回る程度でしたが、血液中に含まれる鉄を指す「Fe(血清鉄)」と、たんぱく質内に貯蔵されている鉄「フェリチン」が正常値よりも低い。特にフェリチンはかなり低い。
血清鉄とフェリチンは、出血などがあった時、不足したヘモグロビンを補うために使われるいわば「貯金」のようなもの。
私は、この貯金が無いスッカラカン状態ということです。
この状態を俗に「隠れ貧血」と呼びますが、Hbが足りていても貧血症状が出る人も多く、治療が必要だと診断される人も少なくないようです。
隠れ貧血はすぐに判明しない
実は私も隠れ貧血と診断されるまでには色々なことがありました。
学生の頃にHbが極端に少ない鉄欠乏性貧血と診断されて、それから時間をかけて治療して改善させました。
そして、治療が終わった頃はHbも血清鉄もフェリチンも正常範囲だったのですが、やっぱり治療を終了して何年も経つと生理の出血がかさんでしまい、貧血症状が復活してしまったのです。
仕事が忙しい頃、会社で倒れたり、生理の真っただ中にトイレで立ち上がれなくなったり。
「この症状は貧血では……」と思って、当時の住まいの近くの婦人科に行って血液検査を受けてもHb値は正常範囲。
貧血ではなくて自律神経失調症では、と言われて腑に落ちない思いで帰ってきたこともありました。
会社の血液検査でもHbしか見ないので、異常なしと書かれ続けました。
後から知ったことですが、その日に結果が出るような簡易的な血液検査ではHbしか見ないことが多く、それが足りていれば貧血ではないという診断を下す病院もあるんですよね。
隠れ貧血でも症状がある人は治療した方が良い
そして、妊活のために通った産科で隠れ貧血だと診断され、貧血症状が出ていることもあり、妊娠に備えるためにもたまに鉄剤注射を打ってもらっていました。
Hbが正常でも貯蔵鉄が無ければ立派な貧血だから、もしもの大出血で耐えられませんよ!と、よくお医者さんに言われていました。
しかし妊娠はせず、鉄剤注射を続けるうちに貯蔵鉄もある程度できてきました。
そうなると精力的に動けるようになって、貧血のことは忘れてしまうんですよね。現金なことに……。
妊活をやめてからはその病院に通わなくなり、貧血のことも半分忘れていたんですよね……。あまり動き回らない生活をしているもんで。
そんな中で、今回改めて鉄欠乏性貧血と診断されて、「ちゃんと鉄分摂ろう……」と気持ちを引き締めたというわけです。
鉄剤が身体に合わないので、健康食品に頼ろう
でも、鉄を摂ると言っても、病院の鉄剤は必ずと言ってよいほど胃を痛めてしまうんですよね。
これでは本末転倒と思い、鉄は健康食品で摂取することにしました。
そのついでに、ここでも鉄飲料のレビュー記事を始めたのです!
これなら趣味と実益を兼ねてできるので一石二鳥。
ということで、今後も貧血に負けずに鉄を摂り続けます!
私事でしたが、最後までお読みいただきありがとうございます。
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