思いつくままにアートヤーンを紡いでみる

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アートヤーン 手紡ぎ
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普段から糸車で毛糸を紡ぐことが多いですが、どれも細めで均等な、編み物(特に細い針での模様編み)に適した「真面目な」糸ばかり。

いわゆる「アートヤーン」と呼ばれる、遊び心のある糸を紡ぐことはまずありませんでした。

というか、紡いだことが無いかも……。

 

実は、編み物をするために手紡ぎを始めた私にとって、太めで色合いも独創的になりやすいアートヤーンは、ちょっと抵抗があったのです。

編み物にできない(できても実用品にしにくい)ということで、ずっと見て見ぬふりをしてきました。

 

そんな私が、独学ですがアートヤーンデビューを果たそうとしています。

その拙い様子をどうぞご覧ください。

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完全独学、思うままにアートヤーンらしきものを紡ぐ

アートヤーンの作り方、なんてものは知らない今しか紡げないものもあると思うので、敢えて予習はせずに臨みたいと思います。

使う材料は家にあるメリノ染め羊毛(主に染TAKEさんで購入)、売られているアートヤーンには市販の糸も一緒に紡ぎこんでいるものが多いようなので、手織り用の細い糸(ちょっと余っていたカシミア!)も使ってみます。

 

まず、思うまま羊毛をちぎり取ります。私はこの色の選択がヘタクソだ……。大体、混ぜると掃除機のゴミみたいな色になる……。

羊毛

これをハンドカーダーでざっくり。均等にならないように混ぜます。

ローラッグとも言えないような塊ができたら、これを、今回は敢えてスピンドルで紡いでいきます。

志茂田景樹氏風……。

ローラッグ

あとで双糸にするのでZ縒りにします。

スピンドル

しかし!どうにも飽きてしまって、結局紡ぎ車に切り替え。

スピンドルを使うと床に穴をあけてしまうので神経を使うという理由もある。

 

手が慣れてしまっているせいか、どうしても勝手に細く細くなっていく……。

いや、今はアートヤーンを紡いでいるのだからと自分に言い聞かせ、なるべくバルキーに、そして縒りが揃わないようにぐるぐる紡いでいきます。

単糸

このままでも単糸のアートヤーンと言えそうですが、せっかく用意した手織り糸を合わせ、逆回転のS縒りで双糸に。

アートヤーン

できあがったものはこんな。重さは32g、長さは71mくらいです。

市販の毛糸で言うと並太くらいか……。

いつも、中細くらいの番手を紡ぎ慣れている私には、太く短く紡ぐ方が難しい。いや、時間はかからないんですけどね。

 

この後縒り止めをします。アートヤーンはお湯に浸して縒り止めするのが良いらしいですが、いつもの如く蒸し器を使います。

15分ほど中火蒸し、かせにしてハンガーにかけて重しをぶら下げて乾燥させます。

乾燥後かせにし直す。

かせ

玉に巻いたらこんな感じに……。

玉

どうでしょうか、アートヤーンと呼べる代物になっているでしょうか!

食わず嫌いだったことを反省

初めてやってみたアートヤーン、意外と楽しいものですね。

そして思いもよらない仕上がりになり、発見と驚きもある。

 

問題はできた糸の使い道ですが、少量なので小物も厳しそう。メリノ(カシミアも使っている)なので、インテリア小物は勿体ないな……。

身に着けるものを他の毛糸と組み合わせて編む感じになりそうです。

これと同じくらいの太い毛糸も一応あるし、リジッド機だけど手織り機もあるので、何かのアクセントに使ってみたいと思います。

また何か、いい感じのアートヤーンができたら、こちらで紹介したいと思います。

 

ということで今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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手紡ぎ手芸
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