すみません、いきなりこんなタイトルで……。
先日元SMAPの中居君が出ている深夜番組で、ゲストの誰だかが編み物が趣味と言って、あからさまに男性陣に嫌そうな顔をされていました。
そして、編んだセーターを彼氏にプレゼントした、というエピソードには悲鳴同然の反応……。
手編みのセーターがこんなに虐げられる理由はなぜでしょう?
編み物愛好家の私としてはちょっと悲しくもある。
ここでちょっと、なぜ手編みセーターが気持ち悪がられ、重たがられるのかを挙げていきます。
そしてそこから彼氏にあげても重くないセーターとはどんなものかを考えてみます。
※最後まで書いて読み返しましたが、これは「駄文」です!ご注意を!
なぜ「手編みのセーターは重い」と言われるのか
これは世間のイメージで、別な理由で嫌がる人もいるかもしれません。
まあ、一例ということで……。
「編み物が趣味=暗い」のイメージ
編み物に限らず、手芸を趣味とする女子を「暗い」という人は多いです。
実際、自分で作ってても思いますよ。「暗いなぁ」と。
男女問わず、手芸、工作、プラモなどにハマる人は、内向的な性格の人と言われています。
この傾向を、外交的な人(パーティーピーポー?)は気持ち悪がるんですね。ずっと一人でそんなことしていて楽しいのかよ、と。
そして、この1人作業が楽しいと感じる感性を理解できないという……。
勝手なイメージですが、手編みをもらっちゃうような、女子にモテる男子はサッカーがうまいとか、友達が多いとか、話が上手だとか、フレンドリーで外交的なイメージ。
そんな男子だからこそ、編み物が好きな女子そのものと相性が悪いということもあるかもしれませんね。
「一生懸命作りました」が重い(怨念こもってそう)
セーターに限らず、マフラー、手袋、お菓子、弁当全て、「(頼んでないのに)一生懸命作りました」を押し出してくる女性が重い、という男性も多いです。
食品、つまり消えものなら食べて終了だが、編み物のように一つ作り上げるのに時間がかかり、しかもずっと手元に残るものはキツイそうです。
そのセーターを目にするたび、「私の一生懸命」を意識することになって、それが怨念のように感じられてしまう。
編み手も、好きな人のために何か作る際、その人のことを考えてしまうのは避けられない。
だから本当に目に見えない思念のようなものがしみ込んでいるかもしれませんね。
下手だけどあなたのために編んだんだから着てよね!が重い
普段から編み慣れている人は該当しませんが、彼氏のために一念発起して初めての手編みセーターにチャレンジ!みたいな状況で編まれたセーターは、やっぱり拙いところが出るものです。
編み目が不安定、ほつれている、サイズが合わない、左右袖の長さが違う……など。
それでも時間をかけて編んだんだから着てほしいと思う気持ちは否定できない。
でも、もらう側はそこを汲み取りきれないかもしれません。
上手じゃないセーターをもらって、「下手だけど一生懸命編んだんだから!」の気持ちまで押し付けられて……となると、ありがた迷惑と感じる人もいるでしょうね。
デザインがダサくなりがち
これ、手編みセーターの永遠の命題です。
手編みはデザインがダサくなりがちということ!ダサいセーターでも気にしない男性はいますが、ちょっとでも気にする人にはもらうだけで迷惑ということも。
今はファッションブランドにもありそうなデザインの、おしゃれなセーター本がたくさん出ていますが、一昔前のセーター本はもう、読んでいて「オホホ~(苦笑)これ誰が着るの~」と言いたくなるようなものが多かったです。
手編みは市販のセーターよりもローゲージになりやすく、そこがなんとも言えない「手編み感」を出してしまいます。
レディースニットならローゲージでもおしゃれな着こなしがありますが、メンズが手編みを着こなすなら、おしゃれ上級者でないと厳しいところがある。
こんなハードルの高さも、「重い」と感じさせる要因の一つのはず。
これらのマイナスイメージを打ち消す手編みセーターとは
上記、手編みセーターが敬遠される理由を並べてみました。
私は本当に手編み愛好家なのか?と思うほどの悪口っぷりですが、どれもこれもよくある意見だと思います。
では、これらのマイナスイメージを与えず、彼氏に手編みセーターを贈るためには、どんなものを編めばいいか考えてみます。
「暗い」はもう仕方がない
編み物好きが暗いというイメージ、これはもう仕方がない、そういう性格の女なんですよと言って、受け入れてもらうしかない。
内向的な人間がいきなりビキニ一丁でレイブパーティーオンザビーチ、みたいになれるわけはありません。
編み物好きの地位を上げるためには、「暗いけど魅力あるいい女なんですよ」をアピールしていくしかありませんね。
一生懸命編んだアピールをしない
さて、次のマイナスイメージ「一生懸命が重い」という点。
これは、セーターそのものよりも「一生懸命編んだのよ!あなたのために!」という意気込みで渡すのがいけない。
むしろ逆に「片手間で編んだ」アピールをした方がまだマシだと思います。
時に「一生懸命」は、付加価値にはならずむしろマイナス。
「暇だったからセーターでも編んでみたわ」くらいの気軽さで渡せば、相手も気負うことが無くなるかもしれません。
技術を磨いて市販品なみの品質にする
次は「手編み初心者ヘタクソ問題」ですが、これはひたすら技術を磨くのみ、ですね。
近道はなく、方法はただただ数をこなすこと。
数をこなしてこなして、「ニッター」と呼ばれる職業くらいの、販売できるレベルの技術を身に付ければ、相手も迷惑に思わないはず……。
ダサくならないよう流行りを取り入れる
ダサい問題は、彼氏が好みそうなブランドのセーターを見に行ってそれと似たテイストのものを編むとか、おしゃれなセーター本を見つけてそこから採用するとかで解決します。
最近はおしゃれな本が増えていてありがたいことです。
ただ、ださくないメンズセーターはハイゲージのものが多いので、根気と技術が必要になります。
結論=片手間で市販品レベルのセーターを編め
なんだかんだ書きましたが、結論はこれ一つです。
それは「愛や怨念を込めたセーターは重い」ということ。
彼氏にセーターを編むなら、愛も一生懸命も怨念も睡眠不足も腱鞘炎もナシ、適当に片手間で編んだ(しかし市販品並みの技術とデザイン)ものがベストということになりますね。
つまるところ、普段から編み物を頻繁に編んでいて、プロ並みの技術が身に付いた人のものでないとあげる人を選ぶということでしょうか。
ウーム、結局私のような素人編み物愛好家はおとなしくしているべきなんだろうか。
国によっては、手編み=高級品なんですよ
手編みセーターのことを悪く言っていますが、私も今セーターを編んでいる最中です。しかも上手じゃないのにこないだ夫にも編んだ(矛盾)。
余談ですが、日本では大人用の手編みのセーターは重い愛の象徴ですが、欧米では手編みと言えば素人作品というよりもプロのニッターの作品、つまり職人が作る高級品というイメージが強いんですって。
そのレベルになるには相当な修業が必要ですが、いつか私も他人にあげても迷惑がられないセーターを編めるようになりたいです。
今日は本当に駄文でした。なんかすみません。
今回はここまで!
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