『ファラフェル』という料理を知っていますか?
ひよこ豆やそら豆を潰して作る、コロッケのような揚げ物です。
中東、イスラエルやエジプトなどでよく食べられている料理ですが、ヘルシーであることからニューヨーカーに人気だそうです(所有の本より)。
うちではひよこ豆を料理することが多いのですが、ファラフェルは今回が初挑戦。
とても美味しくできたので、ご紹介します。豆だけでは物足りないなんて言わせない味です!
ファラフェルを作ろう!
ファラフェルはひよこ豆やそら豆で作られますが、そら豆の旬でないなら乾燥ひよこ豆の方が手に入りやすいです。こちらの方がお安いですしね。
※今回、スマホカメラの調子がとても悪く、撮った画像が保存されていない事態が何度も発生しました。そのため、途中の画像が無い部分がいくつかあります。わかりにくかったらすみません……。
前日の準備
前日のうちにひよこ豆を戻しておきます。
ファラフェルは水煮のひよこ豆ではうまく作れませんので、必ず乾燥のものを自分で戻して使います。
ひよこ豆150gはよく洗い、たっぷりの水で一晩かけて戻す。(10時間前後で戻るので、夜食べる場合は早朝に戻しても良い。)
当日用意する材料(10~12個分)
ひよこ豆が上手に戻ったら、調理に入りましょう。
まずは材料。
戻したひよこ豆 全量(カップ2杯くらいになるはずです)
玉ねぎ 1/4個
にんにく 1かけ
生パセリ 刻んだもの大さじ2
レモン汁 小さじ1
クミンシード 小さじ2
塩 小さじ1
揚げ油 適量
【ヨーグルトソース】
無糖ヨーグルト 大さじ2
レモン汁 小さじ1
クミンシード 小さじ1
塩 小さじ2/3
おろしにんにく 少々
作り方
- ひよこ豆はフードプロセッサーで細かくする。おから状になるくらいが目安。
- にんにくと玉ねぎはみじん切りにする。
- 揚げ油以外の全ての材料を手でむらなく混ぜる。
- むらなく混ざったタネにぴったりとラップを張り、冷蔵庫で一時間寝かせる。
実際は時間が無く20分ほどしか寝かせられませんでしたが、ちゃんと美味しくできました。 - タネを10~12等分に丸める。崩れやすいので、ギュッと握り込むように成形します。水煮のひよこ豆だとここで固まらないんですよね。
- 油を170℃に熱し、5を入れて4~5分揚げる。まだ色が薄いが、引き上げて10分ほど置く。
- 再度油を170℃に熱し、もう一度タネを4~5分揚げる。豆が生だとお腹を壊すので、しっかり火を通すために二度揚げするのです。
- ファラフェルが揚がったら、ヨーグルトソースを作る。ソースの材料を全て混ぜ合わせてファラフェルに添える。
こちらでできあがりですが、完成の盛り付け写真が上手く撮れていませんでした……。
食べている途中の写真で勘弁して下さい。
今回はヨーグルトソースにしましたが、「タヒニソース」という練りごまにレモン汁とおろしにんにく、塩を入れたソースも合うそうです。
タヒニソースを使えば、ヴィーガンの人でも食べられますね。
食べてみよう!
出来上がったファラフェルを早速食べてみます。
揚げたてなので表面はカリッと、中身は熱々でほっくり。
中東の料理ということで、さぞかしエキゾチックな味かと思ったら、これが意外にも親しみ深い味なのです。
何と、ザンギに似た味!
豆のたんぱく質とにんにくの香り、そしてクミンが中華寄りの香りに仕立ててくれています。豆を使っているから醤油っぽい風味になるのかも。
これは初めての人でもきっと美味しく食べられるはず!豆だから栄養満点だし、潰してあるので消化も悪くなさそう。
ヨーグルトソースをかけても、フレンチドレッシングのようで違和感なし。ソース多めが美味しいです。
正直言ってここまで美味しいとは思っていなかったのですが、いい意味で裏切られました。
また作ろう!早速ひよこ豆を発注だ!
せっかくだからピタパンも作ったよ!
ファラフェルはそのまま食べるだけではなく、野菜と一緒にピタパンに挟んで食べる方法も有名ですね。
ピタパンサンドは中東よりもニューヨークで主流の食べ方だとか。
せっかくなので、ファラフェルを作ったその勢いでピタパンを焼いて挟むことにしました!
そちらの記事は近日ご紹介!
ではでは、今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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