秋だし栗ご飯をやろう……と思ったら、栗はあるのにごま塩が無い。
買ってくれば早いのですが、ごまも塩もあるんだからと自作することにしました。
今回はごま塩だけではなく、同じ作り方で梅ごまふりかけも作ってみました。
ごまと塩が分離しない、土鍋で煎って作るごま塩
まずごま塩です。ごまと塩を混ぜ混ぜするだけでもごま塩と呼べますが、これだと塩とごまが分離して、均等に使うことができない。
しかし!ごまと塩水を一緒に煎り付けて作ればごまの表面に細かい塩が付着し、分離しないごま塩になるのです。
材料
煎り黒ごま 30g
塩(美味しい塩がおすすめ) 小さじ1
水 小さじ2
↑この量で作ると、塩分控えめと言いますか、ごま塩というよりも味付きのごまみたいな仕上がりになります。
調味料としてしっかり塩気が欲しい場合は、塩と水(塩の二倍量入ります)を増やして作ると良いでしょう。
作り方
土鍋に水と塩を入れて混ぜて溶かし、弱火にかけて沸騰したらごまを一気に加える。
弱火のまま木べらなどでなべ底から混ぜて水分を飛ばす。
これくらいの量なら5分もすれば水分が蒸発してサラサラになります。
サラサラになったらゴールはもう少し。ごまがパチパチと言うくらいになったら火からおろします。
これだけでできあがり。
ごまの表面に細かく白いものが付いているのがわかるでしょうか。これが塩。
薄く塩にコーティングされた状態になるので、分離はもちろんしませんし、どこを食べても同じ塩加減です。
熱々のうちに瓶に詰めると湿気が残ってしまうので、完全に冷めてから入れます。
このまま、瓶を密閉して保存します。
同じ作り方で梅ごまふりかけを作ってみる
もしかしたら、塩でなく別な調味料でも作れるかも……と思って、ごまふりかけを作ってみることにしました。
家にあるものでごまに合いそうな食材、しかも水分を飛ばせそうなものが梅しか無かったので、梅ごまふりかけにチャレンジします。
結果、ちょっと焦げてしまいましたが、ふりかけとして使うには十分なものが出来上がりました。
材料
煎り白ごま 30g
梅干し(大粒) 1粒(種を取って叩いておく)
みりん 大さじ1
醤油 大さじ1/2
水 大さじ3
作り方
土鍋にみりん、醤油、叩いた梅、水を入れて木べらで混ぜ、梅がほぐれて均等になったところで弱火にかけ、沸騰したらごまを加える。
ここからは焦げやすいので、火を止めたり付けたりして火力を調整しながら水分を飛ばしていきます。
案の定底が焦げてきました。すぐに火を止めて、それでも焦げが進むようなら鍋底を濡れぶきんで冷やす。
そしてまた火にかけて、止めて……を繰り返す。
そうするとサラサラとまではいかないが、ごまの粒がくっつかなくなって、梅の実も水分が抜けてしっかりしてきます。味見するとごまはちゃんとカラリと乾いているので、ここで完成とします。焦げ臭さは意外とありません。
今回は、時間にして15分くらい加熱しました。
やはり冷ましてから瓶に詰め、密閉して保管する。
これはおにぎりにパラッとふりかけたり、ご飯の友にしたりして頂きます。
鰹節を入れても美味しいでしょう。次は梅かつおごまふりかけにチャレンジしたい。
シンプルな大人ふりかけもいいよね
子供の頃はふりかけだけでご飯を何膳も食べていたことを思い出します。
でも、大人になると健康面のこともあって、他のおかずも食べたいんですよね。その場合、たくさんのうま味要素が入っている市販のふりかけはちょっと味が強すぎる。
そんな時にはごま塩やゆかり粉がありがたいと思うようになりました。今回作った梅ごまふりかけもそうですね。
シンプルな味は新米の味も引き立ててくれます。
是非作ってみて下さいね。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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