貧血気味!風邪気味!そして冷蔵庫にはほうれん草が大量に!!!
……そんな状態なら、サーグカレーを作るしかありませんよね。
サーグカレーとは、ほうれん草のカレーのこと。インド料理屋さんで見かける、緑色のペーストに具が入ったカレーです。
サーグカレーには鶏肉が入ったサーグチキンと、チーズが入ったサーグパニールがありますが、今回は鶏肉があったのでサーグチキンで行きます!
スパイスを挽くところからサーグチキンカレーを作る!
今回はホールスパイスを薬研で挽いて使います。一般のご家庭(うちは一般じゃないのか)は、パウダータイプのスパイスを使うと手軽です。
これはターメリック
こちらはコリアンダー。
材料(4人分)
ほうれん草 2袋
鶏もも肉 2枚
玉ねぎ 2個
生トマト 2個
にんにく 2かけ
生姜 3かけ
サラダ油 大さじ6
塩 適量
水 カップ2
バター 大さじ1
牛乳 大さじ1
【スパイス】
クミン(ホール) 大さじ1
コリアンダー(パウダー) 大さじ1と1/3
ターメリック(パウダー) 大さじ1弱
粉唐辛子 大さじ1強
飾り用せん切りしょうが 適量
本当はバターではなく生クリームの方が良いのだと思いますが、無いので……。
作り方
- 玉ねぎ、にんにく、しょうがはみじん切り。トマトは皮ごとざく切りにする。鶏肉は一口大に切る(皮を取るのが本式らしいのですが、私は皮が好きなのでそのままで。取るか取らないかは好みでどうぞ)
- ほうれん草は塩を入れた熱湯でさっとゆで、冷えるまで冷水にさらしてから絞り、根元を落としてざく切りにする。(あとでミキサーで潰すので、細かめの方が良いです)
- ほうれん草をミキサーでペースト状にする。回しにくければ分量の水から100ml程度取って入れると回しやすくなります。
- フライパンにサラダ油を入れ、クミンを入れて弱火にかけ、パチパチ言って香りが出てきたら玉ねぎ、にんにく、しょうがを入れて強火で炒める。
- 玉ねぎが軽くあめ色になったらトマトを入れ、強火のままでトマトをつぶすようにしながら炒める。
- ペースト状になったら塩小さじ2とターメリック、コリアンダー、粉唐辛子を入れ、焦がさないように炒め合わせる。
- 鶏肉を入れて炒め続け、肉の色が変わったら水を入れてざっと混ぜて蓋をして弱火で10分煮る。
- 3のほうれん草ペースト、バターと牛乳を入れて強火で一煮立ちさせ、塩で味をととのえる。塩気は多めの方が美味しいです。
- 盛り付け時にせん切りしょうがをのせてできあがり。
よっしゃ食べるぞ
本格インドカレーですが、ナンではなくご飯で食べます。しかもジャスミンライスではなく道産米「ななつぼし」。
できたてはもっと鮮やかな緑だったのですが、旦那の帰りを待つうちに冷めてしまい、温め直したら色が悪くなってしまいました……。
ほうれん草のアクが気になるかと思いましたが、全く気にせず食べられます。
普通のカレーライスよりもかなりあっさり味。野菜でできたペーストにお肉が入っているだけですから、意外と重くないです。
せん切りしょうがはかなり重要なアクセントになります。絶対に省略しないで頂きたい!!身体にも良いしね!
なお、4人分作ったのは翌日の弁当にするため。
旦那によると、ご飯と別盛りで持って行けばレンチンするだけで本格カレーランチになるのでありがたいんですと。
きっと同僚はクミン臭と緑のペーストにギョッとしていると思うよ!!
貧血にほうれん草はともかく、なぜ風邪にはカレーなの?
ターメリック、つまりウコンには抗炎症作用、抗ウイルス作用、咳や痰の緩和作用などがあるそうです。
それゆえ、インドでは風邪の引き初めにターメリックを入れたホットミルクを飲む習慣があるのだとか。
今回のサーグカレーだけではなく、日本のカレーライスにもかなりのターメリックが入っていますから、風邪の時に食べると良いらしいです。
風邪をひくとカレーが食べたくなるという人もいるんですと。本能的に風邪に良いものを求めているってことでしょうかね。
今回は風邪というよりもほうれん草の鉄摂取が目的!これで貧血症状がいくらかマシになるといいな~。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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