自家製レーズン酵母で「マヌルパン」を作ってみる!

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マヌルとチーズ パンとお菓子
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夏です!暑いです!こんなときはスタミナ満点のものが食べたくなりますね。

スタミナと言えばにんにく。今年はうちの家庭菜園でもにんにくが豊作だったので、それを使ってにんにく料理を作ろうと思います。

にんにく料理と言っても色々ありますが、今日は少し前から流行している、韓国発祥の「マヌルパン」にチャレンジします!

しかもパンには天然酵母を使用して、ヘルシーなのかジャンクなのかわからないパンを焼きましょう!

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マヌルパン=にんにくパンという意味だそうです

「マヌル」とは韓国語で「にんにく」という意味だそうです。てっきりマヌルネコに関係しているのかと思ったら、違いました。

甘いクリームチーズとガーリックバターの組み合わせが今までにない味で、癖になると人気なのだとか。韓国グルメというのも、若い人が飛びつきそうな要素ですしね。

実は私も一度食べたことがありまして、食べ始めたときはあまりのパンチ力に「一回食べたら十分かな」と思ったのに、少し経った頃にまた食べたくなってしまったものです。これが噂の中毒性か……。

かなりにんにくを効かせて作るため、いつ食べるのかが難しいパンではありますが、食べたい欲には勝てない。ということで作っていきます!

マヌルパンの作り方には複数ある

マヌルパンの作り方を色々調べてみると、いくつかのタイプがあるようです。

 

1つ目は、パン生地にクリームチーズとガーリックバターを仕込んで焼く方法。

2つ目は、クリームチーズだけ入れてパンを焼き、ガーリックバターをしみ込ませて2度焼きする方法。

3つ目は、シンプルなパンだけ焼き、後でクリームチーズとガーリックバターを入れて2度焼きする方法。

4つ目は、市販のパンにクリームチーズとガーリックバターを入れて焼く方法(最もお手軽)。

 

今回は、2つ目の方法「チーズだけ入れて、ガーリックバターで2度焼き」を採用します。

この方法ならただのクリームチーズパンとして食べたい分を除けられるので、都合が良かった。

朝食用に2つだけガーリックなしのを作りたかったのです。

天然酵母で作るマヌルパン

では作っていきます。うちに今イーストが無く、天然酵母パンが習慣化しているため天然酵母のレシピですが、普通にドライイーストで作ってもいいと思います。

材料(イングリッシュマフィン型6個分、型無しでも作れます)

パン材料

【パン生地】

強力粉(ヴァンドゥノール) 300g

レーズン酵母中種 90g(30%)
水 190ml
砂糖 15g

塩 4.2g
バター 20g

【フィリングのチーズ】

クリームチーズ 120g
砂糖 24g

バター材料

【仕上げのガーリックバター(4個分)】

溶かしバター 50g(画像は30gですが、足りませんでした)
溶き卵 30g
おろしにんにく 小2かけ~4かけ分(2かけだとそこまで強烈な匂いになりません。ガツンとパンチを効かせたい場合は是非多めにどうぞ)
塩 ひとつまみ
パセリ 少々

パンを焼く

  1. ボウルに水、中種、砂糖を入れ、混ぜて溶かす。
  2. 1のボウルに強力粉を加え、ゴムベラで混ぜて粉気がなくなったら30分放置(オートリーズ)
    オートリーズ
  3. 2をHBのパンケースに入れ、5分こねる→塩とバターを加えてさらに10分こねる。
    こねる
  4. 薄く膜が伸びるようになったらパンケースから取り出し、ボウルに入れて蓋をして、2.5倍くらいになるまで一次発酵させる。室温27℃で、5時間かかりました。夏場なので早い。
    一次発酵前

    一次発酵後
  5. 生地の一次発酵中、クリームチーズと砂糖を混ぜ合わせておく。今回、クリームチーズが固く、緩める目的で牛乳を少量入れたらゆるゆるになっちゃいました。
    混ぜたものは冷蔵庫に入れておきましょう。
  6. 生地を6分割して丸め、20分ベンチタイムを取る。
    分割
  7. 6の生地を薄く延ばし、6等分したクリームチーズをのせて包み込む。
    チーズ入れ

    包む
  8. とじ目を下にしてイングリッシュマフィン型に入れる。このまま28℃の室温で1時間二次発酵を取る。
    発酵前
  9. 生地が二回りくらい大きくなったら、上部に大きめの十字にはさみを入れ、190℃のオーブンで13~15分焼く。
    焼く前

    15分焼き
    あらら、チーズが溢れてしまったものがありますね。でも気にしない!
    このうち2つはチーズパンとして食べるので、よけておきます。それ以外は型に入れたまま焼き直します。

ガーリックバターをしみ込ませて焼き直す

  1. オーブンを200℃に予熱しておく。
  2. ガーリックバターの材料を全て混ぜ合わせる。卵が冷たいとバターが固まってしまうので注意。
    バター混ぜる
  3. 先ほど焼いたパンをイングリッシュマフィン型に戻し、十字の切れ目から2をしみ込ませてオーブンに入れ、卵が固まり、上部に焼き色が付くまで焼く。(目安10分)
    焼く前
    パンが熱いので卵がすぐに固まる……

    焼けた

焼けました。室内、すごいにんにくの香り。

完成!マヌルパン!

完成しました、マヌルパン。ブログではお伝えできませんが、焼いている最中の匂いがすごかったです。すごい食欲をそそる……!

試食

マヌルパンは焼きたてが最高に美味しいです。夕食前だけど、さっそく一つ頂きます。

断面

思ったよりバターがしみ込んでいる感じではない。チーズも思いのほか少なめ(溢れて出ちゃったからかも)。

でも、表面がバターでパリパリに焼けて、にんにくの香りも立ち、中のチーズ&卵の部分がこってりして美味しいです!

にんにく、結構入れたつもりでしたが、長時間残るほどではありませんでした。もっと入れてもいいと思います。

バターも30gでは少なかった。50gくらい入れた方が、パンにじゅわっとしみ込む感じを得られたでしょう。

これらの改善点を踏まえて、また作ります。

きっとまた食べたくなるはずのマヌルパン、改善点はあれど美味しかったです!

マスク生活のおかげでにんにく人気が高まっているらしい

にんにくたっぷりの方が美味しいマヌルパン、美味しいけれど臭い残りが気になるところ。

でも、ラジオで言っていましたが、今、マスク生活のせいか、外出予定があっても気にせずにんにく料理を食べる人が増えているんですって。ラーメンとか、焼肉とか、イタリアンとか……。

確かに、食べた人の息もマスクを通し、相手も自分のマスクを通すわけですから、以前よりは匂いを気にしないで対話することができるかも。

そんなライフスタイルの変化から、日本でもマヌルパンが流行した可能性もありますよね。発祥の韓国ではマスク必須時代の前からにんにく臭を気にしない食文化が成立していますが、日本はまだまだそうじゃない。

ともあれ、マスク生活は煩わしいこともありますが、食の選択肢が広がったのはいいことですね!

 

ということで今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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