オーブン100℃でクロテッドクリームを作ってみる

スポンサーリンク
スコーン 料理とレシピ
スポンサーリンク

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。

 

スコーンに欠かせないクロテッドクリーム!クリスマス、全く関係ない話題です!いや、ミントでも添えればクリスマスカラーになったか?!

何年も前に、低温調理器と炊飯器を使ってクロテッドクリームを作ったことを書かせて頂きました。

これが時間がかかるけれど美味しくて、その後何度もクロテッドクリーム作りをして楽しんでいます。

低温調理器を使った場合↓

低温調理器で生クリームからクロテッドクリームを自作する!!
スコーンにはたっぷりのクロテッドクリームが欠かせないものですが、札幌の場合は街の中心部に行かないと手に入らない。 しかも、素材にこだわった本格派は価格が高く、思う存分使えない……。 そんな悩みを抱えながら調べてみると、クロテッドクリームはど...

炊飯器を使った場合↓

炊飯器で14時間保温してクロテッドクリームを作る!
昨日作ったスペルト小麦のスコーンに付けるため、クロテッドクリームを作ります。 バターでも十分美味しく食べられたのですが、賞味期限が近い純生クリームが15%オフで売られていたので!これを使います!(できれば半額のが欲しかったが……) 先週あた...

これら、味が美味しいのは間違いないのですが、時間がかかるのがネック。少なくとも、加熱+冷ます時間でまる一日はかかる。

最近になって、オーブンだと1時間半の加熱でできるらしいと知り、出来栄えはいかがなものかと試してみることにしました。

スポンサーリンク

オーブン100℃で作るクロテッドクリーム

本当は、オーブンでクロテッドクリームを作る場合も80℃くらいの低い温度が良いらしいのですが、うちのオーブンは100℃が最低温度のため、この設定で作ります。

低温調理器や炊飯器よりも30℃も高いけれど大丈夫なのか……?

材料

今回、都合により純生クリームが手に入らなかったので、日持ちする赤いパックの純乳脂肪のやつを使います。厳密には生クリームではないのですが、ここでは便宜上生クリームと呼ばせて頂きます。

オーブンのせいではなくて、材料のせいでうまくいかなかったらどうしよう。

注ぐ

耐熱皿に生クリームを注ぎ、予熱なしのオーブンに入れて、100℃で90分。

45分経過したあたりで様子を見ます。

オーブン

やっぱり温度が高いせいか、表面に浮いた脂肪分が多い。そして乾燥して、浮き上がってきている。うまくできるのか……?

なお、加熱中はグラタンやシチューを作っているようなミルキーな匂いが部屋中に充満していました。

 

90分経過!45分時点よりも黄色い部分が多くなっている。そしてクリーム自体の嵩が蒸発して減っています。

90分

これをそーっと、動かさないようにして冷まし、冷蔵庫へ。

冷蔵庫で4時間冷やしました。分離した部分はバターのようにシャリッと固まって、下はまだ液体のまま。

冷やした後

上部の固まった部分をうまく掬い出しました。これがクロテッドクリームのはずなんですが、低温で作ったものよりもきめが粗い。

計量

大体70gほど取れました。なお、残りの液体はスコーンに入れてしまいましたが、まだ脂肪分が残っていそうな感じだったので、二番煎じでもう少しクロテッドクリームが取れるかもしれません。

採取したクロテッドクリームは、これだけで味見をすると、口溶けが悪くてちょっと油臭いというか、クリームと言うよりバターのような味でした。香りも前作ったものよりも加熱しすぎ感がある。

クリームティーで頂く

これをココット皿に入れたまま一度冷蔵庫で冷やし直して、スコーンとジャムと一緒に頂きます。

クリームティー

 

ジャムが自家製の美味しい奴なので、クロテッドクリームのくどさを中和してくれています。これなら癖が気にならない。食べやすいです。

ただ、若干のざらつきはある。

 

大失敗、とは言わないが、もっと美味しい作り方を知っている以上、ちょっと不満が残る出来でした。

ただ、今回は我が家のオーブンの都合で100℃設定でしたが、80℃設定できるオーブンならもっと美味しくできるかもしれません。今後オーブンの買い替えがあれば、低い温度設定できるかどうかも考慮したいと思います。

クロテッドクリームは時短で作るようなものではなかった

うーん、時短はやっぱり美味しさを損うな……。

低温調理器で作ったのが一番美味しくて、次が炊飯器、それらが使えないときにオーブン、という評価です。

どうしても時間がない(と言っても5.6時間くらいはかかっているけど)ときの最終手段と考えれば無くはないけれど、それならデパートに行って買ってきた方がいいかも……。

もともとクロテッドクリームを添えて食べるようなスコーンは、ゆっくりと楽しむ贅沢で優雅なものだから、時短という概念自体が相容れないと思うのです。(個人の感想です)

 

今回のまとめとして、クロテッドクリームは家庭のオーブンでは仕上がりがイマイチ、という結果になりました。

ということで今日はここまで!

最後までお読みいただきありがとうございます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました