今日は冬至です!皆さん、ゆず湯の準備はされましたか?かぼちゃは買いましたか?
クリスマスやお正月に比べると地味なイメージは否めませんが、日本では深く根付いている冬の大事なイベントですよね。
今日は、そんな冬至を意識して思いつく限りたくさんの「ん」の付く食べ物を一品の料理に入れて、運気上昇を狙いたいと思います。
なぜ、「ん」の付く食べ物が良いとされているのか
れんこん、銀杏など、冬至に「ん」の付く食べ物を食べると良い、という言い伝えはかなり広く広まっているものと思いますが、なぜ「ん」なの……?と気になったので、少し調べてみました。
「ん」は「運(うん)」に通じると考えられていて、運が付くようにという願掛けから、太陽が生まれ変わる冬至の日に「ん」の付く食べ物を食べよう!という風習が広まったそうです。
また、みかんやこんにゃくなど、「ん」が一つのものより、れんこん、人参などの「ん」が二つ付くものの方がより運気が上がるとされ、これらが特に好まれるようになったようです。
ちなみに、冬至の定番、かぼちゃは別名「南京」と呼ばれ、「ん」が二つ付く上に、陽を表す「南」の字が入っているためにより縁起がいいと考えられています。
蓮根南京人参ワンタン麺を作る
いつもならば冬至かぼちゃ、つまり南京だけで終わらせる我が家ですが、今年はかなり欲張って、「ん」の付く食材をたくさん使った料理を作りたいと思います!
名付けて!「蓮根南京人参ワンタン麺」!!!「ん」が9個も付く!
文字通り、蓮根とかぼちゃと人参を具材に使ったワンタンを入れたラーメンなのですが、ちょっと作ったことのない組み合わせなので、どんな味になるか楽しみです。
人参はワンタンの中ではなく、皮に練り込んで赤い生地にしておめでたい感じを出そうと思います。
ワンタン皮の材料と作り方
中力粉 150g
塩 1.5g
ゆでた人参 50g
水 60ml前後
打ち粉用片栗粉 適量
ゆでた人参と水をハンドブレンダーでペースト状にして、それを水代わりにして粉に入れてこねて、あとはパスタマシーンで普通のワンタン皮と同様に作ります。
詳しい作り方はこちら↓
よく見ると人参の粒々が見える。
※上記リンクの分量の半分で作っています。大体24枚くらい取れました。
材料 4人分
【ワンタンの具】
蓮根 4cmくらい
南瓜 1/8くらい
豚ひき肉 100g
長ねぎみじん切り 大さじ2
おろし生姜 1かけ分
塩、こしょう 少々
中華スープの素 小さじ1
ごま油 小さじ1
先に作っておいた人参ワンタンの皮 全部
ラーメン 4玉
お好みの醤油ラーメンスープ 1杯分
青菜、ねぎ、ゆで卵などお好みの具材
- れんこんは粗みじん切り、南瓜は1cm角くらいに切る。
- れんこんは軽くゆで、南瓜は電子レンジで火が通るまで加熱して、冷ましておく。
- 冷めた2とその他の材料を練り合わせて具の出来上がり。食べる直前まで冷蔵庫に入れておきます。
↓
- 食べる直前に具を人参入り皮で包む。ちょっと皮が柔らかく、包みにくかったです(分量は修正済み)
- ワンタンをゆでる。沸騰したたっぷりのお湯に入れ、浮き上がってきたらさらに2~3分ゆでて引き上げる。具沢山のせいか火の通りが悪いので、皮が溶けない範囲でしっかりゆでた方が良いです。
- ラーメンの麺をゆで、スープを張り、5のワンタンと好みの具材を載せて完成!
鮮やかなオレンジのワンタンがおめでたい!
オレンジ色の人参入り皮が鮮やかで、青菜との対比も良く、図らずもおめでたい見た目のワンタンになりました。ちょっとおでんの揚げ巾着に見えなくもない。
味も、かぼちゃの甘みと蓮根のシャキシャキ食感、肉の脂気がよくマッチしています。そして、具材が甘いことで、しょっぱいラーメンスープにとても合うんです。美味しいです!
ラーメンのようなジャンクフードなのに、野菜がたくさん摂れている気がして罪悪感も薄れる。
そして何より、大量の「ん」を摂取したことで運気が上昇した気がします!!
美味しかったです、ごちそうさまでした!
冬至かぼちゃがなかなか取り入れられない食生活なので……
かぼちゃとあんこの「冬至かぼちゃ」うちはお汁粉スタイルが定番ですが、これ、とても好きなのですが、我が家の食生活ではなかなか取り入れにくいんです。だから、今回のワンタンのようにちょっとアレンジして食べるのが定着してしまいました。
うちの夫は12月が繁忙期で、しかも仕事納めの直前ですから、帰宅が遅くなりがちなんです。そんな遅い時間に夕食後の甘いものは摂れないし、夕食代わりに甘いもの、というのもちょっと好みじゃない……。
だからいつも、お汁粉は自分の分だけ作ってお昼に食べて、夫には「ん」の付く料理を作って食べさせるというのがちょうどいいんですよね。
来年の冬至にも、たくさん「ん」の付く料理を作ってご紹介したいと思います。
ということで今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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