セントラルヒーティングにするか迷っているなら…… 実際住んでいる人の意見

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現在、北海道の一戸建てにおける暖房は、ガス、石油、電気などを用いたセントラルヒーティングが主流です。

少なくとも私たちが家探しをし始めた10年前は、新築ならばセントラルヒーティング一択と言っても良いくらいでした。

でもね、セントラルヒーティングで困ったところも結構あるんです。

 

※こちらは過去記事を加筆修正して再投稿しています!近年、暖房事情が変わったものですから……

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住んでみて感じたセントラルヒーティングのデメリット

ここでは、私が勝手に思ったセントラルヒーティングのデメリットを愚痴ります。

これから住宅購入を考えている人は、面白半分にでも見てみて下さいね。

暖房費が高い

ガスメーター

うちは都市ガス暖房なのでプロパンよりもお安いと思いますが、それでも真冬、12~2月は暖房+給湯+キッチンで月に4万円~6万は行きます。3年くらい前は2万前後だったのですが、高騰が著しい。

10年近く昔の燃料費ではありますが、引っ越す前に住んでいた賃貸住宅は暖房が灯油のストーブ(セントラルヒーティングではない、反射式の火が見えるやつ)だったので、灯油代は当時は月に5000円程度。今はもっともっと高いでしょうけど、ガスのセントラルヒーティングほどではないはず。

(灯油は屋外タンクが空になったら大家さんが注文してくれるスタイルだったので、明確に月いくらとはわかりません。が、ひと冬に請求された灯油代を月割りするとこの程度です。)

 

まあ、基本つけっぱなしの現在と違って、家族が全員外出しているときはストーブを消していたんですが……。

賃貸住宅時代はこちらに加えて給湯とキッチンの都市ガス代10000円程度が加わりますが、合計しても二万円は切っていました。現在の暖房費の価格だと、灯油+ガスでももっと高いとは思いますが、それでもガスのみのセントラルヒーティングの値上げ幅よりも小さいと聞いています。

その割にあまり暖かくない

こんなこと言ったらセントラルヒーティング業者に袋叩きにされそうですが、寒くはないがこれといって暖かいとも言えないんです。

風邪を引いたり体調を崩したりするわけではないので、あくまで「気分的に」。

 

うちは給湯暖房なので、熱いお湯が通った鉄板から熱を発するわけです。

確か暖房を入れると部屋が暖かいんですが、ストーブに手をかざした時のように「うーっ、暖まる~!」的なものはありません。

ファンヒーターのように温風が出るわけでもありませんしね……。

反射式ストーブ

以前はこんなストーブ。見るからに暖かそう……。

空気が対流しないということもあり、部屋上部の室温が結構暖かい(21~22℃くらい)のに、何だか足元が寒いな、という感じが付きまとっているのです。

うちは吹き抜けではありませんが、今流行りの吹き抜け構造にするとより熱が上に逃げやすくなってしまうらしいですよ。

(北海道における吹き抜け構造のデメリットについてもいつか語りたいな……。)

部屋がメッチャ乾燥する

これはセントラルヒーティングに限らずあり得る話ですが、うちは暖房を付けると部屋がメッチャ乾燥します。

湿度が30%を切るなんてザラですよ。

断熱性に優れていると考えれば良いのかもしれませんが、健康上の問題がね……。

今は加湿器を置いていますが、それでも肌の乾燥がひどい。

ストーブを使用していた頃は燃焼による水蒸気がありましたし、上にやかんを乗せられるスタイルだったのでそれで加湿効果を得られました。

 

今では、外にほとんど出ない癖に冬になるといつも肌がガサガサです。

火が見えない

北国の高齢者が、「暖房は火が見えないと淋しい」と言っているのを聞いたことがありませんか?

火が見える暖房に慣れた人は、あの赤く燃える火(暖房によっては青い火が出るけど)を見ているだけで気分的に身体が暖まるらしいです。

私もその一人で、数年前まで住んでいた賃貸住宅もそうでしたし、実家も火が見えるストーブでした。

だから、火がついていないと何だか寒々しい気持ちになってしまうんです。

 

余談ですが、暖炉などの火には癒し効果があるそうです。

寒さとは関係なく、ゆらゆら燃える火を見ていると心が落ち着くのだとか。

でも、暖炉ってお金持ちの象徴ですよね。一般家庭では難しいか……。火事怖いし。

暖炉

全室で細く暖房を入れる必要がある

セントラルヒーティングの家は、基本的に全室にパネルヒーターが付いています。

このパネルの給湯バルブを開いたり絞ったりして熱量を調節するのですが、使わない部屋だからと閉めっぱなしにするとバルブ内部のゴムが劣化してしまうらしいんですね。

だから、普段は物置代わりに使っている部屋も一年中細く細く開いた状態にしているのです。

きっと暖房費で考えると些少なものだとは思いますが、無駄だな……と思ってしまうわけですよ。

「寒い部屋」が作れない

全室に細く暖房を入れているということは、「寒い部屋」が作れないということです。

本州に住んでいる人は、「?」と思ったことでしょう。

でも、北海道の古めの住宅では、一軒に一部屋は冷蔵庫並みに寒い部屋があって、そこを冷蔵庫代わりに使っているのが普通です。

例えば箱買いしたみかんとか、お歳暮のハムとか、食べ残したおせちなんかをその「寒い部屋」に置いておくご家庭は多いんじゃないかな。

物置

バルコニーや玄関前に置けばいいじゃん、と思われがちですが、それだと凍ってしまいますからね~。

野菜などの頂き物が多い我が家は、凍らず腐らずの室温に保てるお部屋があるととてもありがたいんです。

セントラルヒーティングにした時点でその選択肢が無くなったというのは残念。

良いところもたくさんあると思うんですが

セントラルヒーティングもメリットは恐らくたくさんあるんです。

でも、今のところは他の選択肢があっても良かったな~……と思っています。

今の家はエコジョーズコレモの設置が条件づけられている分譲地にあるので、セントラルヒーティング一択だったのですよ。

 

あまり不満を言っても仕方が無いですが、もし今後住宅を購入するつもりで、暖房設備に悩んでいる人は参考にしてみて下さい。


ハウスメーカーとたくさん相談して、どんな暖房にするかとか、セントラルヒーティングでも寒々しくない内装にするとか、家族みんなが納得するまで検討しましょう!

高い買い物ですから、資料はたくさん取り寄せた方がいいですよ。

 

 

では、今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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