先日、某スーパーで骨付きのラムすね肉が半額になっていました!
消費期限が2/15となっていますが、購入は12日。期限切れまで余裕があるのになぜ半額……?と疑問は残るものの、いつもあるものではないので、珍しさとお得感にやられてつい買ってしまいました。
せっかくなのでこれを使ってラム肉の本格ベンガル風カレーを作りたいと思います。
「ベンガル料理はおいしい」を参考にカレーを作る
こちらの「ベンガル料理はおいしい」中に「マトンのコシャ」というカレーのレシピが載っています。
このレシピそのままで作るわけではありませんが(そもそもマトンでなくラム肉ですし)、こちらを参考に作っていきたいと思います。
よって、細かい分量はこのブログでは書きません。自己流で変えたところを中心に書いていきます。オリジナルの詳しいレシピは書籍を買ってご確認くださいね。
前日、ラム肉を漬けこむ
ラム肉は太い骨が入ったものなので、煮やすいように大き目の角切りにします。
骨ごとぶつ切りにしたいところだが、家庭用の包丁では無理でした。よって、骨の部分は少し肉を残して一本丸々使います。
漬け込み液を作ります。これは最終的にカレーの一部となるので、多めに作った方が良い。
にんにく生姜玉ねぎはハンドブレンダーでペーストに。
ここにクミンやコリアンダー、ターメリックなどのメジャーなスパイス投入。あと塩も。
これらを合わせて袋に入れて、一晩冷蔵庫で寝かせる。
余裕をもってカレー作り
翌日、食べる時間から遡って3時間前くらいに作り始めます。なんせ煮込み時間が長い。
ホールスパイスを弱火でじっくり炒める。レシピではマスタードオイルですが、切らしていたので普通のキャノーラ油です。油、思ったより多め。でも多めにした方が作りやすいです。
スパイスの香りはあるのですが、まだこの時点ではいかにもなカレーの香りではない。
玉ねぎもじっくり炒めて、
漬け込み液ごとラム肉と骨を投入。
これが入ると、一気にカレーの香りになります!にんにく生姜やパウダースパイスの力ですね。大変に食欲をそそります。
漬け込み液が焦げやすいので、混ぜながら時間をかけて炒め、かぶるくらいの水を入れる。
多分700mlくらい水を入れたと思うのですが、これでは足りませんでした。1リットルは入れた方が良さそう。
水を入れたら鍋に蓋をして弱火で2時間煮る!でも、固形物が沈殿して焦げ付いてしまうので、たまにかき混ぜましょう。
煮込んでいる間、ラム肉の匂いが部屋中に漂う。でも。ジンギスカンをしている時ほどきつくはない。スパイスのおかげもありますね。
1時間煮たらだいぶ水分が減ってしまいました。これでは最後の方には焦げてしまいそうなので、水をカップ1くらい足しています。
2時間煮たら、カレーっぽい色と濃度になり、骨についていた肉は簡単に外れるようになっています。
ここでじゃがいもを入れるのですが、水分が少なすぎてうまく火が通らなそうだったので、さらに水をカップ1ほど足す。
さらに蓋をして2~30分煮ますが、やっぱり焦げやすいのでたまに混ぜる。
芋が煮える頃には、混ぜすぎたのか肉がそぼろ状にほぐれてしまっていました。書籍の写真とは違うものができあがってしまった。
味を見て塩を足します。思ったより薄味のため結構足しました。
バスマティライスといただきます
せっかくの本格ベンガル料理なので、バスマティライスを炊いて一緒に頂きます。
添え物として、トマト、きゅうり、紫たまねぎ。ベンガル料理におけるサラダは、こんな輪切り野菜を並べただけのものが多いとのこと。
一応骨も盛りつけてみましたが、肉はすっかり剥がれ落ちて、ただの飾り物でしかありません。
ほろほろのラム肉。カレーペーストとなじんで、羊臭さも穏やかになっていて食べやすいです。
そして見た目よりもあっさりとした味わいで、辛さもきつくなくて身体に優しそう。
じゃがいもがラムや玉ねぎのうま味を吸って美味しくなっているのも良かった。
あっさりと穏やかなカレーだけでは飽きるところを、生玉ねぎなどかじりながら食べると食が進んで良かったです。
時間がかかりましたが、それでもお釣りが来るほど美味しく頂きました。
なかなか手に入らない骨付きラム肉を存分に味わえた気もして、大満足です。
レトルトの「ベンガリーマトンカレー」はこれがベースなのか
過去にこのブログでも取り上げた「ベンガリーマトンカレー」は、今日作った「マトンのコシャ」をレトルトにしたもののようです。パッケージの写真からそう推測できます。
確かに、見た目よりもあっさりとした味わいや、羊臭さをうまく抑えているところなど、とてもよく似ている。私が作った方は水分がかなり少なくなってしまったけど……。
レトルトのベンガリーマトンカレー、ちょっとお高めですが美味しいですよ。感想ブログはこちら↓

ちなみに、今日の参考書籍「ベンガル料理はおいしい」の続刊として「ベンガル料理が食べたい」というタイトルのレシピ本も刊行されています。
こちらはより一層マニアックなベンガル料理と、逆に初心者でも手を出しやすそうな料理のレシピの両方が載っていて、良書です。興味がある方、ぜひ読んでみてください。
ということで今日はここまで!最後までお読みいただきありがとうございます。
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