色々な具材をぬかに漬け込んで、その漬け時間と味加減、覚えている範囲でそのときの気温を記録しています。
始めて2週間以上たち、かなりこなれて床の個性も出てきました。
今日は、小松菜、長芋、みょうがを漬けます。
ぬか漬けの記事一覧はこちら
小松菜(6時間)
小松菜。葉物は短時間で漬かるようなので、6時間で引き上げることにします。
ぬか床に入れる際、葉っぱがちぎれてしまう。きゅうりも長いものなら入らないし、やっぱりこの袋容器は小さい。
葉っぱの一枚一枚がぬかに触れるように押し込み、6時間放置。この日は外気温が20℃いかないくらいの日だったので、キッチンも涼しめ。
12時→18時の6時間で、見た目はかなりしんなりしました。葉っぱにぬかが残らないように洗い流して切って盛り付け。
野沢菜漬けみたいな見た目。
食べるとまだ浅いのか?それほど塩気はありません。でも食べられる。青臭さと発酵の香りの相性がいい。味も野沢菜漬けに近い。
が、筋っぽいのが気になった。割と新鮮な小松菜を使ったつもりでしたが……。
これ自体、アリかナシかというとアリですが、小松菜はもっと美味しく食べる方法があると思うし、ぬか漬けの材料としてもっと美味しいものがあると思う。
つまり、敢えて小松菜をぬか漬けにするほどではない、ということ。
長芋(20時間)
小松菜を漬けた翌日くらいに袋がパンパンに膨らんできました。ぬか床が元気な証拠なのだろうか。
今日は禁じ手と言われる長芋を漬けてみることにしました。
なぜ長芋が禁じ手かというと、粘りが床に残って、ぬるぬるした質感になってしまうからです。
使えなくなるわけではありませんが、あまり好きじゃない質感。
長芋は皮をむき、縦半分に切って入れます。
前日の小松菜が塩気薄目だったし、気温も低めだったので、しっかり味が入るよう長めに20時間漬けます。
色はちょっと黄色がかったくらい。ぬかを流してもまだぬるぬる感は残っています。
20時間漬けたところ、かなりしっかりした味になりました。
シャクシャク、とろりとした食感とぬかの風味がいい。
この時点で床が緩くなってしまったので、いりぬかと塩を足す。
せっかく床が元気なので、このタイミングで色々漬けたい。
みょうが(丸ごと17時間→半分切り7時間、計24時間)
前日にカツオのたたきを作ったので、そのあまりのみょうがをぬか床に入れてみました。
ぬか漬けでは定番のようですが、私は初めて漬けます。なんせコスパが……。
漬け時間は未知数。とりあえずお尻に十字の切れ目を入れて半日漬けてみるか。
ちなみに気温は25℃の日。
17時間後に出して切ってみると、まだ中心部が漬かっていない。
これは、まだだなと思ったので、半分切りのままぬか床に戻し、さらに7時間漬け込み。
断面にぬかが入り込んでいるのでこれを流し、切って盛り付けます。
おっ、みょうがのあのピリッとした風味が残りつつ、少々マイルドになっています。食べやすくなりました。
合計24時間の漬け込みで良かったようです。
でも、途中で半分切りにせずに丸のまま漬けるならもう少し長い方がいいのだろうか?
これまでに漬けたもの
きゅうり(8時間)
人参(24時間)
なす(24時間)
アスパラガス(8時間)
かぶ(24時間)
小松菜(6時間)
長芋(20時間)
みょうが(24時間)
きゅうり、人参は想像通りの美味しさ。それ以外ではかぶと長芋が特に美味しかったです。
セメダイン臭がしてきたがなんとか復旧できた
途中、とっても暑い日があって、ややセメダイン臭?シンナー臭がするようになってきました。僅かになんですが……。
もうこの床は寿命なのか(早!)と心配になったものの、ぬかを足したり、塩を足したり、冷蔵庫に入れてみたりと色々やってみるうちに問題解決しました。
どの方法が良かったかわからないが、とりあえず捨てずに済んでよかった……。
夏野菜が安くなってきたので、次回はもっと変わったものを漬けてみよう。
今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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