スペルト小麦でトルコ風ピデ(ほうれんそうとチーズ、挽肉トマト卵)を焼く

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ピデ朝食 スペルト小麦
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2日前に、牛乳からカッテージチーズを作って塩漬けする「フェタ風塩漬けカッテージチーズ」作りの様子をブログに載せました。

今日はそのしょっぱいチーズを使って、トルコ風の軽食「ピデ」を作ります。

今日は、普通の白い小麦粉を使ったピデではなく、スペルト小麦の全粒粉を使って作りたいと思います。塩辛いチーズとほうれん草、そしてトマトや挽肉がなんだかスペルト小麦の風味に合いそうだったので!

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トルコの白チーズはフェタチーズに似ているらしい

トルコ

トルコ。先日登場したギリシャに隣接する国です。

世界三大料理の一つトルコ料理、カッパドキアのきのこ型の奇岩、イスタンブルの青いモスク、そして手芸好きならきっと知ってるイーネオヤ。

様々な文化溢れる国で、こちらもギリシャと同じく一度行ってみたい国の一つ。

 

さてピデの話に戻ります。

2日前にも書いた話ですが、トルコ料理を作ろうとレシピを見るとまず突き当たる壁が「白チーズ」。

トルコ料理で頻繁に使われる白チーズという食材(トルコ語では「ベヤズ・ペイニール」と呼ばれる)、これが日本では入手が簡単ではないそう。

そのせいか、日本向けのトルコレシピ本では「フェタチーズで代用可」と書かれているものが多くあります。

どうやら、ギリシャのフェタチーズとトルコの白チーズは、両方とも乳をレンネットで凝固させ、固めて塩水漬けして作るようです。

フェタチーズっぽいものなら自宅で作れるようなので、これを自作して白チーズの代用としよう!そう思って2日前にフェタ風の塩漬けカッテージチーズを作っておきました。

白チーズの代用のフェタチーズの代用という点で、二重に本場のものから離れていますが、今日はチーズそのものを味わう料理ではないので良しとさせていただきます。

スペルト小麦でピデを作る

ピデというのは薄く焼いたパン生地に具をのせて焼いたもので、名前の通りなんだかピザにも似ています。

トルコでは、イタリアのピザはトルコのピデから派生したという人がいるほど、国民食として愛されているそうです。

通常、準強力粉のような小麦粉で作るそうですが、スペルト小麦でもうまく作れました。

今回、HBを使ってこねるので大変楽ちんです。

しかも二次発酵が無いので、食べたい時間の1時間半前に始めれば食べられる。つまり早起きすれば朝食にも!

ピデ生地

スペルト小麦粉全粒粉 200g
インスタントドライイースト 2g
塩 2.5g
砂糖 3g
水 140g
オリーブオイル 小さじ2

HB

全ての材料をHBに入れ、パン生地モードで発酵完了までお任せしておきました。

発酵完了時でまだ十分に膨らんでいなかったので、パンケースに入れたままさらに室温で20分発酵。これで生地のできあがりです。

生地完成

ピデの具

【ほうれんそうとチーズ(ピデ一枚分)】

ほうれんそう 1/3把
フェタ風カッテージチーズ 40g※とてもしょっぱいので、あまりたくさん使わない方が食べやすいです

ほうれんそうはゆでて刻む。チーズは手でぽろぽろに崩しておく。

【挽肉トマト】

牛ひき肉 70g
トマト缶 70g
玉ねぎ(みじん)1/4個分
にんにく(みじん)1/2かけ分
塩 ひとつまみ
黒こしょう、パプリカパウダー 少々

※ピデ一枚にこの分量の半分使います

卵 1個

オリーブオイル 大さじ1

フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れて熱し、香りが出たら玉ねぎを入れて透き通るまで炒める。

炒め

挽肉を入れ、色が変わったらトマト缶と塩、こしょう、パプリカパウダーを入れて水分がなくなるまで炒める。

ソース

ピデ成形→焼く

オーブンを240℃に予熱しておく。

発酵が完了したピデ生地を半分に分け、それぞれ楕円形にのばす。

のばした生地の片方にほうれんそうとチーズ、もう片方に挽肉トマトソースを敷き卵を落とす。縁を折りたたんで紡錘形に成形し、縁にオリーブオイルを塗る。

焼く前

予熱完了したオーブンに入れて15分焼いてできあがり。

卵に火が通るのを基準に焼き時間を設定しましたが、ほうれんそうの方はもっと短くても良かったかもしれません。

焼けた

完成したピデを食べる

ピデ朝食

食べやすく切っていただきます。

 

断面

耳もふっくらと焼けている。よしよし!!

まずパン生地だけ食べると、スペルト小麦の穀物臭さが強く感じるものの、見た目よりもふわっと柔らかく美味しい。

 

ほうれんそうとチーズの方は、チーズの強い塩気がパン生地の小麦の甘さを引き立てていて、ほうれんそうの土臭さもまた好相性。チーズとほうれんそうとパン、相性抜群です。

 

挽肉トマト卵の方は、これはまずいわけがない!トマトの酸味、牛肉の力強さを半熟卵がまろやかにしていて、やはり癖の強いパン生地に合います。ごちそう感のあるパンですね!

 

どちらかと言えば挽肉トマト卵の方が好みでした!満足感高し!

さすが世界三大料理

トルコ料理は中華、フレンチに並ぶ世界三大料理の一つと言われています。

日本では中華やフレンチよりもなじみが浅いトルコ料理ですが、レシピ本などを見ると、なるほど奥が深い。

肉も野菜も乳製品も味の良いものが生産されていて、その美味しさを生かした料理が多彩にあるという印象です。

どちらかと言えば、外食産業より家庭料理が愛されているような感じで、日本人の私でも意外と自作のハードルが低いです。(素材の美味しさは違うと思いますが……)

また、小麦粉食が盛んで、主食のパンやスイーツが豊富なのも興味深い!

先日買って食べた「バクラヴァ」もトルコを象徴するスイーツで、今日本でもじわじわブームが来ているのだとか……。これも今度作ってみたいです。

そのためにはユフカの自作か……。

 

ユフカはスペルト小麦ではなく普通小麦粉で作るものだと思うので、何度か試作してうまくできたらバクラヴァ作りもやってみます。

 

今回はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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