せっかく買った薬研。カレーと七味を作りたいのですが、まだ必要な材料が揃わない……。
ということで、ハンバーグに入れるための「お麩」を潰してみることにしましたよ。
ハンバーグにお麩を入れる効果は
ハンバーグのつなぎはパン粉が定番。
私もそうしていたのですが、ここ最近になっていくつかのハンバーグ専門店ではお麩をつなぎに使っているという情報をキャッチしたのです。
お麩は小麦粉のたんぱく質を焼いたものですから、小麦粉でできているパン粉に差し替えても味に違和感が無くて当然なんですよね。
お麩を入れることで、
- パン粉よりも保水力が高まる
- つなぎ多めのハンバーグにしてもモソモソしにくい
などの効果が得られます。
ただ、パン粉を全てお麩に差し替えると、それはそれでサッパリしすぎるんですよね。足りないのは粉のうま味ってやつかな?それとも発酵成分?
だから私はパン粉とお麩を半々で入れるようにしています。
薬研でお麩を潰す!
ただ、お麩はパン粉と違って粉になった状態では売られていません。
そのため、おつゆ用の「小町麩」を自分で潰さねばならないのです。
いつもは手で握りつぶしたり袋に入れてすりこ木で叩いたり、すり鉢ですったりしていたのですが、今回はせっかく購入した薬研を使ってみることにしました。
今回は800gの合い挽き肉でハンバーグを作るので、使うお麩は一掴み強、大体山盛りカップ1杯くらいです。
これを薬研でごーりごり。
お麩はスパイス類よりも脆いので、前後に車を動かすだけでかなり潰れます。
これでもまだ粗いところがあるので、その部分を重点的に壁面で潰します。
おおよそ5分程度で粉末になりました。
先日の鷹の爪よりも時間がかからなかったです。
潰したお麩は嵩が減ってカップ1/2程度になりました。
画像のブラシはダイソーで買ったお弁当洗い用のミニブラシ(3本入り)。毛に腰があって使いやすいです。
この麩粉末とパン粉(カップ1)を合わせ、牛乳カップ1.5でふやかして、いつも通りハンバーグに加えます。
ふわっとしたジューシーなハンバーグになりました
今回のハンバーグは表面をフライパンで焼いてから200℃のオーブンで15分焼き。
ソースはデミグラスソースとフライパンに残った焼き汁と赤ワインを煮詰めた洋食味です。
断面からの肉汁は↓
わかりにくいんですけど、ちゃんと肉汁出てまっせ。
本当はもっとナイアガラのように出る予定だったのですが、焼き上がってから食べるまで少し置いたので落ち着いてしまったかも。
オーブン焼きにするとタネが緩くてもちゃんと形をキープしてくれるから、やわやわが好きな人はもっと牛乳を入れても良さそう。
やわやわハンバーグにしたのは、ロールキャベツにするため
実は、個人的には柔らかいハンバーグが特別好きだというわけではありません。
肉感あふれるハンバーグも美味しいですもんね。
今回タネを柔らかめにしたのは、このタネで翌日にロールキャベツを作るためです。
ロールキャベツのお肉が硬く締まっていると、食べる時にキャベツだけが脱げてしまって興ざめなんですよね。
肉団子のようにプリッとしているより、煮汁となじむくらいが好きです。
うちのロールキャベツは爪楊枝を使わない横巻き。バターで表面を焼いてから煮るという手間もかけています。
こちらの画像も撮り貯めてあるので、近いうちに記事にしたいと思います。
ではでは、今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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