べんべやプロデュースの北欧カフェ、「b’s Kafe(ヴェズカフェ)」ってご存知ですか?
今をときめく創成川イーストの東武ホテルにあるカフェです。
今回、こちらに行ってきたお話です。
この記事の内容は2017年12月時点のものです。
2022年4月現在、ヴェズカフェは閉店して、新しいカフェが入っています。
新しいカフェの方でもセムラを取り扱っています!(ヴェズカフェのものとはタイプが異なります)
目的は「セムラ」
セムラってご存知でしょうか。
こんな感じで、カルダモン風味のパンに「マンデルマッサ」という甘い甘いアーモンドペーストと無糖のホイップクリームを挟んだものです。
セムラの本場はスウェーデンで、元々はイースターの前の断食期直前にカロリーを蓄えるために食べられていたパンだそうです。
断食の習慣が無くなった今では、クリスマスの終了後~暦の上での断食期の終わりまでを通して、食べたい時に食べられているのだとか。
特に季節の食材を使っていないのに旬があるなんて、日本のうぐいす餅やおはぎみたいですね。
私は本場のセムラを食べたことは無いのですが、どうしても食べたくて、食べたくて、ヴェズカフェに行きついたわけです。
ということでヴェズカフェへ
ホテルのエントランスに隣接したオープンなスペースで、天井が高く開放感があります。
そして、北欧好きにはたまらない素敵な内装!
訪れた時間帯はランチパンブッフェが開催されていました。
こんな素敵なカフェでゆっくりしたいところでしたが、都合上今回はイートインではなくテイクアウト。
ご覧ください、素敵なケーキの数々を。
今回のお目当ては、右上にある「シューセムラ」です。パンではなくてシューなんですね。
せっかくなのでプレーンなシューセムラと一緒に、右隣にあるショコラ味のシューセムラも購入しました。
自宅で実食
帰ってきました。
コーヒーを淹れて、シューセムラを頂きます。
見た感じは生クリームシューでしかない。持った感じの重さがあるので、充填物が生クリームだけではないことがわかります。
食べる前に断面撮影。
生クリームと……アーモンドクリームではなくカスタード。
カルダモンの香りよりも、バニラの香りがぷんぷんします。
お次はショコラ。
こちらも生チョコクリームとチョコカスタード、そしてカリカリのキャラメルナッツが載っています。
実食しました。
…
……
………これはシュークリームだ!
カルダモンの風味は感じられず(あるのかもしれないけどバニラが勝っていた)、アーモンドペーストが無く、そして生クリームに甘みが入っている。
セムラの要素を満たすところが見当たらず。
でも、シュークリームだと思って食べると大変に美味しいんです。間違いなく。
ショコラの方は甘さが控えめで大人のチョコ味が効いていて、やっぱりチョコシューだと思って食べるととても美味しい。
本場のセムラを食べたことが無い私が言って良いかわかりませんが、セムラだと思わずに食べた方が良いお菓子だと思います。なんかすみません……。
これを食べて「これがセムラかー……」と思ってはいけない、別ジャンルのお菓子です。
シンガーソングライターのカジヒデキさんが「セムラソング」という歌でセムラの美味しさについて語っていて、
歌詞の中に
シュークリームに似てるけれど全然違う その名「セムラ」
とあるんです。
だから、シュークリームであってはいけないのです!
本場のセムラはいずれ作ってみたい
ということで、ヴェズカフェのセムラはちょっと想像から外れたものでした。
でも、札幌でセムラと名が付いたものが食べられるお店は他にはほぼ無いんですよね。北海道にはイケアが無いし……。
これは、色々なレシピを探して自分で作ってみるしかないかな……と思っています。
先日砂糖がけにするために生アーモンドを通販で買ったので、届いたら少し取り分けてマンデルマッサを作るところからセムラにチャレンジしたいですね。
ではでは今回はここまでになります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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