濃厚なウィーンのチョコレートケーキ、ザッハトルテ。
札幌のケーキ屋さんでは取り扱っているお店が本当に少ないです。せっかく三越にデメルがあるのに、そちらでは売っていないし……。
そんなザッハトルテ不足に悩む中、コンビニスイーツがやってくれましたよ!
サンクスと合併してより一層スイーツのクオリティが上昇しているファミリーマートからですから、期待も当然高まります!
ファミリーマートのザッハトルテ
ファミマのザッハトルテは小ぶりながら276円、コンビニスイーツにしてはちょっとお高め。
パッケージを開けてみるとこんな感じ。
持ち運び中に容器を倒してしまって、コーティングがちょっと崩れています。
本来のザッハトルテはコーティングがかっちりと固まっているのですが、この商品はドロッとウエッティな感じ。ここはちょっと残念な感じかな。
ザッハトルテのコーティングの特徴であるザラザラ感は、見た目からわかりますね。
本当はチョコレートと砂糖を混ぜて煮詰めて結晶化させて作るのですが、後から砂糖を混ぜているのかな……?
そしてフォークを入れてみました。
断面が汚くなってしまった。ナイフか何かでスパッと行くべきでした。
ご覧の通り、内部はチョコスポンジに何かが挟まっている構成です。
中間部分はとても口溶け良いガナッシュ?(ごくごく柔らかいチョコスポンジかもしれない)らしく、上部と下部は普通のチョコスポンジ。
アプリコット風味のシロップが染み込んでいるのは本式のザッハトルテの味わいを出すためですね。
公式サイトによると、このスポンジは蒸し焼きにして柔らかさを出しているのだとか。確かにふわふわです。
コーティングのチョコもとても柔らかいので、どんどん食べ進めることができました。
甘さがそれほど強くないということも食べやすい理由ですね。
本当はザッハトルテと言えば無糖のホイップクリームを添えて食べる、甘々で濃厚でガツンと来るケーキなのですが、これは違った感じですね。
ホイップ無しでも食べられる。
お店で見かけたときは「なぜホイップが付いていないんだろう……?」と思ったのですが、必要ないということなのですね。
総合的な味の感想
総合的にみると……「これはザッハトルテではない」ということ!
ザッハトルテではないケーキだと考えるととても美味しいのですが、がっちり濃厚なアレを想像して食べるとちょっと拍子抜けします。
昨年末に期間限定で販売されていたセブンイレブンのザッハトルテはかなり本式に近かったのになぁ。
ということはコンビニスイーツの壁ではなさそうですよね、商品開発者の好みなんだろうか?
これからも、気になるスイーツを食べたら記事にしますね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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