今や、札幌市内外に森彦系列のカフェがたくさんあります。
ここ10年くらいの間にとても増えましたよね。
確か、市電通り沿いにある「アトリエモリヒコ」はその中でもかなり古い方で、15年くらい前にオープンしたのだったかな?
街中なのに駐車場がある便利なお店で、待ち合わせや時間潰しにたまに利用します。しかしいつも利用するのは昼下がりから夕方にかけて。
今回は、たまたま早い時間に入る機会があったので、モーニングメニューを頂いてきました!
※お店に伺ったのは10月末です。11月現在、土日もモーニングが食べられるようになったそうです!
アトリエモリヒコのモーニング
アトリエモリヒコは「コーヒーの美術館」というコンセプトのお店で、コーヒーが美味しいだけではなくインテリア、物販の陳列などもとっても魅力的です。
建物自体はとても古めかしい感じですが、それを逆手に取った装飾がおしゃれです。
入口からすぐ右手は「シエスタラボ」という手作り石鹸専門店が入っていて、その奥にお菓子やコーヒー豆の陳列、さらに奥には広々とした客席があります。
アトリエモリヒコのモーニングは朝の8時から11時まで。
私は10時50分くらいの入店で、ぎりぎり間に合う時間でした。
店内は平日午前ということもあり、旅行者風の大きな荷物を持った方、おしゃべりに興じている女性客などが数組いるのみでした。
旅行者風の方は、どこかのホテルでチェックアウトした後なのかな?こちらで朝食を摂ってから出発するようですね。
私はおひとりさまなのでキッチン前のカウンター席に座ります。
席にはモーニングメニューと、単語帳のような細長いスイーツメニュー。
モーニングは甘い系のフルーツサンド、しょっぱい系のハーブチキンサンド、えびとバジルサンドがあります。
今日はコーヒーホイップをサンドしたというフルーツサンドにします。コーヒーはモーニングコーヒーを。430円と、アトリエモリヒコのレギュラーメニューよりもお得な価格のコーヒー。
飲み物はフードとセットだと200円安くなります。230円とは安い。
キッチン前のカウンターに座っているので、調理作業の様子が見えます。
コーヒーはエスプレッソマシンやネルドリップなどをメニューによって使い分けているようです。
ちょうどフルーツサンドを作っているところが見えたのですが、サンドイッチは厚切り食パンに切れ目を入れ、クリームとフルーツを詰め込んでいる模様。
コーヒーとフルーツサンド、セットになってあまり待たずに提供されました。
巷でよく見るフルーツサンドのような「断面萌え」ではなく、切ってから具を入れ込んでいる。
カフェオレ色のホイップと、マスカット(シャインではないと思う)、栗の甘露煮。
上にかかっている粉はコーヒーの粉とシナモンでした。シナモンの香りいいね!
食欲をそそる。このために朝食を抜いてきたんですよ……。
パンは耳を切り落としていて、あっさりしていてふわふわなタイプ。
コーヒーホイップも軽い植物性タイプですね、柔らかいパンとのなじみが良いです。
フルーツは見えているだけしか入っておらず、中には仕込まれていません。が、コーヒーホイップとパンの相性がいいのでこれだけでも良く、フルーツ少なめでも物足りなくはありません。
モーニングコーヒー。香り良し。
深すぎず浅すぎずの焙煎度で、濃さもちょうどいい。万人受けするブレンドにしているんでしょうね。
とても飲みやすいです。個性的ではないけれど、どんなときに飲んでも美味しいコーヒーだと思う。
これは甘いサンドもしょっぱいサンドも好相性でしょうね。美味しいです。
他ではあまり見ないコーヒークリームのフルーツサンド、とても良かったです。
あっという間に完食して、あとは残りのコーヒーをゆっくり頂きながら一休みさせていただきました。
【店舗情報】
アトリエモリヒコ
住所 札幌市中央区南1条西12丁目4-182 ASビル1F
TEL 0800-222-4883
営業時間 8:00〜22:00(L.O. 21:30
モーニングは11:00までのオーダーです。
店前に駐車場が3台分あります。出し入れ時には市電にご注意を……
11時を過ぎるとメニューが差し替えられる
モーニングが食べられる時間のぎりぎりに滑り込んだので、オーダーして10分後にはモーニングメニューを下げられてレギュラーメニューに差し替えられました。
もうオーダーは済んでいるけど、興味本位でレギュラーメニューを見ると……
市電通りのコーヒーパフェなるものがあるのですね!アトリエモリヒコ限定のようです。
コーヒープリン、コーヒークリーム、洋梨……。美味しそう!
この日はもうお腹がいっぱいで食べられませんでしたが、次行った時にはこれにしよう。
というところで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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