前回に引き続き、アリオ札幌内のわくわく市場で購入した平飼い卵の話題です。
今日は、七飯町にある澁谷ファームという生産者の「平飼い卵 ゆうたま」という卵。6個入りでの販売でした。
前回のえぐっしゅの卵も、今日の澁谷ファームの卵も、本当は同じ日に購入していたのですが、日を分けての更新となりすみません。
こちらもオムレツにして食べているので、絵面がまったく同じになってしまいました。
しかし!見た目は同じ卵でも、ちゃんと別々の生産者のものですから、個別にご紹介させて頂きます。
※5/2に購入して賞味期限内に食べていますが、投稿が少し遅くなりました。
フードロスにも配慮されている!ゆうたま
値札シールに一部隠れていますが、パッケージに描かれた山は駒ケ岳でしょうか。
澁谷ファームさんの平飼い卵は、今年から販売が始まったニューカマーです。私も、今回わくわく市場で初めて見ました。
パックの側面ラベルを見ると、生産者さんのお名前が祐太さんと仰るそう。だから「ゆうたま」という名前なのかな?
殻の色は赤玉です。国産の「あずさ」という品種の鶏が産んだ卵だそうです。平飼いの赤玉と言えばボリスブラウンという品種が主だと思っていたのですが、あずさは初めて聞きます。勉強になりました。
ゆうたまの通販サイトによると、鶏に与える飼料は、フードロスを意識して近隣の漁師や農家、飲食店などから出るものを利用しているそうです。
また、函館麦芽醸造所から出る麦芽も与えているんですって!地産地消の極み。鶏の糞は肥料にもなるし、無駄のなさがすごい。
適当に2つ取って割ってみると、同じ生産者でも黄身の色がちょっと違う。これは鶏の個体の好みの差でしょうか。片方はカロテン豊富な餌が好きで、もう片方は色の薄い餌が好き……みたいな。こういうばらつきも、平飼いで鶏の自由に任せて飼育していることが伺えていいですね。
せっかく色の違う黄身が出ましたが、一緒に混ぜてオムレツにします。
買ったばかりの鉄フライパン、油もまだなじみきっていないし、余熱が足りてなかったのか、しっかり成形できず。技術不足もある。
それでもなんとかオムレツっぽくして、やっぱりオムライスに。
オムレツ部分だけで食べると、色の薄さに反して味が濃い!もちろんケチャップなどかける前です。
白身も黄身も混ぜているのですが、卵黄が多いオムレツを食べているような。白身にも味があるんでしょうね。
この「白身の味」というのは、どういう理屈で濃い薄いが決まるんだろう。平飼いでよく動いた鶏から生まれた卵は、白身の味も濃いものが多いです。飼料というより運動量の違いなのかな。誰か解明してほしい。
とにかく、黄身だけじゃなく白身まで美味しさが溢れる卵です。残った卵をかきたま汁にしても卵の出汁が出るような気がしたし、焼菓子も卵臭くならず、いい香りだけを残してくれて美味しくできました。
ごちそうさまでした!
余談:鉄のフライパンを育てています
前回、そして今回もオムレツを焼くのに使っているフライパン。これは今主流のテフロン加工のものではなくて、本体から柄の部分まで鉄製のプロ仕様。中尾アルミ製作所というメーカー製です。
先日、環状通(豊平区美園2条6丁目3-14)にある「ル・グラン・コントワール」という調理器具の専門店で買いました。ちょうど3割引きセールをやっていたものだから……。
こちら、中尾アルミ製作所の直営店で、プロ向けの鍋や食器が並ぶ、マニアにはたまらないお店です。コーヒースタンドも併設されているので、プロでない人も、何か買う目的でない人も、ふらっと入って大丈夫そうです。興味のある方は是非。
ちなみに、このフライパンは最初にさび止めの油を焼き切り、それから新たに油を入れて加熱しながらなじませる必要があるのですが、そのあとはちゃんと手入れして丁寧に使えばずーっと使える優れものです。
まだ22cmの小さいサイズしか買えていませんが、今後フライパンの買い替えのタイミングで、26~28cmくらいの大型のものも買いたいです!
オムレツはもちろん、このフライパンでチキンソテーやポークソテーを焼くと、カリッと美味しく仕上がっていい感じです。
余談が長くなりましたが、今日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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