先日行った伊勢旅行の帰り、飛行機の都合もあり、遠回りして奈良に立ち寄りました。
そこでたまたま入ったカレー屋さん、「喫茶田川」(喫茶と付くけれど、カレーとコーヒーしか無いそうです)で食べたカレーがすごい盛りでびっくり!
これはブログで話題にしたい!と思って土産話を持ち帰ってきました。
奈良公園と奈良女子大の間くらいにある「喫茶田川」
奈良公園の近くのホテルに一泊したため、その近くで昼食を摂ろうと思って探したところ、こちらの喫茶田川さんの口コミが良かったので入ってみました。外観、写真を撮り忘れたのですが、外から見るとよくある喫茶店のような印象でした。
入ると、カレーの香りがぷんぷんする以外はやっぱり喫茶店のような感じ。
メニューは、ほぼカレー!
席に着くなり、お店の方が「うちカレーしかないんですー」と朗らかにオーダーを取りにきました。
カレーのお店ということは下調べ済みだったから良かったのですが、想定外だったのはその量!
上の画像のメニューによると、別盛、大盛、中盛、小盛、極小と分かれている。で、小さい方から3つはお値段が同じ。
これだけ見ると、中盛が一般的な一人前だと思いますよね?そう思ったけど念のため聞いてみる。すると、「中盛でお米2合くらいです」……。
2合!?いやそんなまさか、炊いた状態でお茶碗2膳分くらいという意味かしら?なんて思いながら、私は念のためそれより小さい小盛をオーダー。夫は食べる自信があったようで、中盛にしていました。
カレーの量!
カレーなので、注文してからは待たずにすぐに提供されました。
運ばれてくるなりびっくり!これが中盛り……!すごいご飯の量です。マジで2合だった……!!!!!
お皿が重い!
2合と聞いたあとでもいけると踏んだ夫も、現物を前にすると圧倒されてしまっていました。
中盛でこの量なら、大盛、別盛はどんな量になってしまうのか……。
ちなみに、私が注文した小盛もかなりの量。一般的なカレー屋さんの大盛りくらいの量です。
ちなみにどちらもルーのお代わり無料だそうです。
この名前と量の差に面食らったものの、カレー自体は昔ながらの喫茶店カレーという味で、とっても美味しいです。
ルーの味が濃い目なので、私はルーを足さなくてもちょうど良かったです。濃いといってもすごく辛いわけでも、ただしょっぱいのでもなくて、甘さとかスパイシーさが怒涛のように押し寄せてくる感じ。
流行りのスパイスカレーのようなパンチの効いたものではありませんが、みんなが好きなご家庭のカレーの化身のような存在です。
この美味しさのおかげか、見た目で「食べきれるか?!」と思ったのとは裏腹に、結構サクサク食べられる。具が玉ねぎと角切り牛肉だけであまり噛まなくていいのもあるかもしれません。カレーは飲み物、という言葉を思い出しました。
こんな量のカレーを食べるなんて20年ぶりくらいですが、飽きもせず、最後まで苦しくなることなく、普通に食べきれてしまいました。中盛の夫も同様!
しかも、あとで胃もたれしたりせず、その日の夕食ごろには普通にお腹がすいていました。カレーの魔力、恐るべし……。
自分の胃袋がまだこんなに入るんだということを確認できて、ちょっと嬉しかったです。
なお、カレーを注文すると、一人に一本ずつ乳酸菌飲料がサービスでついてきます。
つい食前に飲んでしまいましたが、ラッシーのようにカレーの後に飲んだ方が良かったかも。
男前俳優、加藤雅也さんの写真が!
芸能人のサインなどが飾られているタイプのお店ではないのですが、一枚だけ、食器棚の上に写真が飾られていました。奈良出身の俳優、加藤雅也さんです!男前ですよね、好きです!年代的に、イケメンではなく男前と言いたい。
調べると、ローカル番組などで田川さんをよく紹介されているとのことでした。なんでも、高校時代から通ったお店なんだとか(当時は別な場所に店舗があって、老朽化のため現在の場所に移転したそうです)。
意図せず男前俳優の聖地でカレーを食べることができて、いい思い出になりました。
無心にカレーを食らいたい方、是非
喫茶田川さんのカレーを食べている間、頭の中ではあれこれ考えず、無心の一言だったと思います。こういう気持ちで食べるカレーって美味しいですよね。子供の頃を思い出しました。
奈良名物というわけではありませんが、行って良かったです。カレーは美味しいしリーズナブルだし、お店の方も気さくでとても良い方です。
北海道からはたびたび行ける距離ではありませんが、また機会があれば行きたいです!
ごちそうさまでした!
このあと、関西空港から新千歳に飛び、札幌に帰ってきたわけですが、色々なものを食べた割に、このカレーのインパクトが思い出の大半を占めていたのでした……。
伊勢から奈良の旅行、とても楽しかったです。
ということで、旅行の思い出話でした。最後までお読みいただきありがとうございます。
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