賃貸住宅の仲介手数料とは?絶対無料にできるわけではないのです!

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「仲介手数料って交渉次第で無料にしてもらえるんでしょ?」という認識の人は多いと思います。

でも、それは本当とは言い切れません。

確かに初期費用が厳しいという人のために差し引いてもらえることもありますが、どうしても引けないケースもあるのです。

そんなケースとは、一体何なのでしょうか。

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仲介手数料とは何か

仲介手数料とは、貸主と借主の仲立ちをする「不動産仲介業者」に支払う手数料です

仲介業者は「仲介」を「業」とする者ですから、その仲介というお仕事への対価を頂くことで収入を得ています。

この対価が、お客さんが支払う「仲介手数料」というものです。

これは家賃の1ヶ月分+税を上限として請求するという決まりがあります。(これは上限が1ヶ月分ということで、必ず1ヶ月分取らなければいけないわけではない)

仲介手数料0円にして=タダ働きしろという意味

このことからわかる通り、仲介手数料を支払いたくないということは、仲介業者にタダ働きをしなさいと言っているようなものなのです。

彼らも借主と貸主の間に立って伝言をするだけが仕事ではありません。

接客していないときは小難しい書類やネット情報の管理をしています。また、国家資格を持っているスタッフでないとできない独占業務もあります。

これらは全て仲介手数料を取るために、お金を頂くに相当するサービスを提供できるようにしていることです。

しかも彼らはプロですから、家賃20万(仲介手数料も20万+税)のお部屋も、3万(仲介手数料も3万+税)のお部屋も同じサービスで対応します。家賃高額なお部屋の方が食いつきが良くなることは確かですが、だからと言って安いお部屋のお客さんをぞんざいに扱ったりはしません。

そんな彼らに「仲介手数料0円にして下さい」なんて言うのはかわいそうな話です。手厚くやってもらったのに「タダ働きして下さい」って言えませんよね。

「お前のサービスは気に食わん、だから金は払わんぞ!」と言われた方がなんぼかマシというものです。

仲介手数料は必ず引けるわけではない

でも、交渉の結果仲介手数料を引いてもらった経験がある人もいるのではないでしょうか。

これはみんなタダ働きなのかというと、そうではありません。

全てのお部屋ではありませんが、たま~に、成約すると貸主から「広告料」というお金が入るお部屋があります。この広告料は先ほどの仲介手数料と同じく、成約してくれたことへの対価なので、通常は営業マンの売り上げとして加算されます。

その、売り上げになるはずの広告料と仲介手数料を相殺することで、借主に仲介手数料がかからないようにするのです。つまり、売り上げが0円(タダ働き)にならないように営業マンが工夫しているということですね。

と、いうことはつまり、広告料が付いていないお部屋に住みたい人が「仲介手数料0円にして下さい」と言っても、絶対に叶わないことになります。

それは営業マンががめついのではなく、タダ働きを容易にOKするようなことがあれば「仲介業」という仕事自体が成り立たなくなってしまうからです。

もう一度言います、賃貸住宅全てに広告料が付いているわけではありません。だから、どの部屋もどうにかすれば仲介手数料無料が叶うわけではないということを知っておいて頂きたいです。

 

仲介手数料は引いてもらえなかったとしても、引っ越し費用を安く抑えることはできます!

引っ越し業者の見積もりサイトで、自分に合った業者を探してみるのも節約の方法ですよ。

こちらの「ズバット引っ越し比較」は、自分の住んでいる地域の業者を一括見積できます。

複数の業者を比較検討できるので、自分の懐具合に合った業者を見つけられますよ。

さいごに

なぜ、不動産業者でもない私がこんなことを書くのかというと、知り合いの仲介業者がどれほど面倒な思いをして仕事をしているか知っているからです。

それも一人や二人ではなく、何人も、です。

営業マンが何を目的に楽しい飲み会の後でもお店に戻って至急のメールのお返事をして、デート中でも家族旅行の最中でもお客さんの電話相談に乗っているのかというと、それは全て仲介手数料を稼ぐためなのです。

それなのに、安易に「仲介手数料引けって言ったら引いてくれるんでしょ(笑)」とか、「ヨソの店に行くって言ったら安くしてくれる?(笑)」みたいなことを言い過ぎです。

この厳しい時代ですから、お金のこととなると誰もが非情になるのは仕方のないことかもしれません。でも、自分の目先の得のために、受けたサービスを安く買い叩くような考えはどうなのかなと思います。

サービス業は形あるものを売るわけではないので、対価の設定が難しいものです。だからこそ宅建業法では仲介手数料というものを定めているのに、その意味が薄れてきているのではないかなと思うばかりです。

そんな思いをここに書き認めさせて頂きました。

お耳汚し失礼!

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