この暑さに参ってしまい、ついに我が家にもエアコンが導入されることになりました。
実は数年前から検討していたのですが、どこで買うのか、設置はどこにお願いするのか……という点で迷いが生じ、なかなか踏み切れずにいたのです。
今回、エアコンの設置に至るまで、様々なところから聞いた情報をまとめてみます。
エアコン設置までの道程
一言でエアコンと言ってもメーカーがたくさんありますし、施工業者もたくさん。どこに頼むべきか迷うほどの選択肢がありました。
そのいくつかのケースと、結局どんな形で設置することになったのかをお話しします。
ここでは、18畳サイズの寒冷地対応エアコンという前提になっています。
2017年夏、エアコン設置を考える
2016年あたりから北海道も暑い日が増え、家でじっとしていても耐え難い暑さに襲われることが多くなりました。
この高温、在宅仕事をしている私にとっては熱中症のリスクがダダ上りすることになります。
2016年の夏の終わりくらいに「やっぱりエアコンあった方がいいよね!」という話になり、それを一年近く寝かせ、2017年の夏にエアコン設置のために動き出すこととなりました。しかも結構早い、6月くらい。
うちの場合、エアコンを設置するパターンは3つありました。
(1)ハウスメーカーが設置
(2)家電量販店で買い、そこの提携業者が設置
(3)エアコンを通販で購入し、外部の住設業者が設置
本来なら住宅購入と同時に設置するのがスムーズですが、「後付けでいいっしょ!」と軽く考えていたため、スルーしてしまいました。それを今、激しく後悔しています。
エアコンの設置を思い立った時、真っ先にハウスメーカーに見積もりを請求しました。(1)ですね。
しかし、これが思いのほか高額で、しかもエアコンのメーカーが選べない(三菱と提携しているそうで、三菱以外はNG。持ち込みもダメとのこと)。
数年前なのでうろ覚えですが、確か50万円以上かかるという見積もりが来たと思います。
予算は50万だったので、次は(2)、家電量販店で好みの機種を選び、その設置見積もりを取ることに。
量販店の店員さんによると、うちが希望する寒冷地エアコンの中ではダイキンの機種がイチオシとのこと、そちらで見積もりを依頼します。
そしたら、電源の増設工事+設置費用は50,000円くらい、本体価格が25万円くらい+色々なオプションを付けて40万円弱だったかな。
ちょっとネットでの価格が気になり、同じ機種を通販サイトで調べると、なんと10万円近く安い。つまり、総額が30万円くらいになるということですね。
もし自分でネットで買って、それを付けてもらえたら安上がりなのでは……と思い、見積もりに来てくれた業者さん(量販店の直営ではなく、提携しているだけの街の住設業者)に、「量販店ではなく、ネットでエアコンを買ってそれを設置してもらうのでは費用は変わりますか」と尋ねたところ、「設置費用は変わらない(ただし量販店には黙っておいて)」とのこと!
この時点では(3)のパターンでいくつもりで、色々と話を詰めていくことになりました。
電気を通す配線の問題が発覚
設置場所を細かく考えるうち、住設業者さんからこんなことを言われます。
「配電盤が遠いので、電源までの線が天井を這うように設置されることになります」と。
線が剥き出しというわけではないが、見た目的にダサくなると。
ダサくなるのはちょっと……と悩んでいると、ハウスメーカーなら地下を通して電線を取ることができると思うとのこと。
住設業者さんのアドバイスによると、コンセントの設置工事はハウスメーカーにお願いして、エアコンの取り付けのみを外部業者が承る形が一番きれいにおさまるのではないかと。
ということでハウスメーカーに連絡します。コンセントの設置をお願いできないか、と。
すると、「エアコンをうちから買わず、コンセント設置だけの工事はお断りしている」とのこと。
この辺は旦那が連絡役をしていたので伝え聞いた話になりますが、2つの業者が関わることになると、故障の際にどちらの責任かという揉め事になるからだそう。
えーーー?じゃあどうすればいいっていうのよ!
と憤慨しているうちに、夏が終わってしまいました……。
2018年夏、エアコン半額キャンペーンの案内を頂く
今はとても暑いですが、今年の夏は前半涼しかったですよね。
その影響なのか、ハウスメーカーの方から「今ならエアコン本体を半額にして設置できます」という案内を頂きました。
電源の設置と取り付け工賃は50,000円ポッキリ。18畳用の寒冷地対応エアコン(やっぱり三菱)なら37万円くらいになるそうです。
昨年はダイキンだけを狙っていましたが、三菱も性能的に劣らないと売り込まれたことで、気持ちは「三菱でも別にいいか……」と傾き始めます(ちょっと面倒くさくなっているということもある)。
問題は価格。
ネットだと22万円で同機種を買うことができ、ここに設置費用や電源の増設費用が加わってもきっと37万円よりは安いだろう。
でも、量販店で買うのよりは少しだけ安い。そして、家がダサくなる設置をされるくらいなら数万円高くてもいい……。そして家の設計を知り尽くしたハウスメーカーが設置するという安心料だと思えば良い。ハウスメーカーにならアフターケアのお願いもしやすい。
当初の予算、50万以下でおさまるならいいやと割り切り、結局ハウスメーカーに本体の調達・設置を依頼することになったのです。
エアコンの設置工事は実はまだ先で、お盆くらいになるとのことです。まあ暑いですから、注文が殺到しているんでしょうね。
とりあえず、今年のうちにエアコンが付くことは決まりましたから、あと数日であろう夏の暑さにも何とか耐えられそうです。
何が言いたいのかというと、エアコンは家を建てる時に設置した方がいいってこと
色々迷った末にこんな結果になりましたが、結局言いたいのは、「家を建てるなら、エアコンは後付けではなく同時に設置した方がいい」ということです。
そもそも、購入時にエアコンを付けていればこんなに悩むことは無かったと思います。
また、新築と同時に付ける場合、持ち込んだエアコンでもハウスメーカーが付けてくれる場合もあるらしいです。
注文住宅をこれから建てるなら、エアコンがきれいに収まる内装にしてもらえますしね。
今回のケースは、住み始めてから、よそで新品を買って……というのがダメってことですね。何と融通の利かないことか。
これをお読みの皆さん、これからエアコンの設置を考えているなら、なるべく安く済む方法を考えるだけではなく、アフターケアや見栄えのことも検討した方がいいですよ!
個人的には、やっぱり少し高くてもハウスメーカーが安心かなと思います。
エアコンはまだ検討中だけど注文住宅だけでもこれから買おうかな、と思っている方は、エアコン用の穴とコンセントだけでも設置しておくといいですよ……。
また、どのハウスメーカーにするか、とお悩みなら、資料は一つでも多い方がいいです。
今はネットで資料請求もできるので便利ですね。
ということで今回はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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