辛いししとうはなぜ辛い?その理由と、うちのししとうを食べ比べてみた!

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ししとう 家庭菜園
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9月です!今年の夏は異常気象とも言われる北海道、全然涼しくなりません!

今日は、そんな季節にちょっとだけ関係のある話をいたします。

本日のテーマは「辛いししとう」。ししとうを1パック買って食べると、1パック中1~2本くらいの確率で激辛のやつに当たることがありますよね。あれ、一体何なんでしょう。

元々辛くない品種のはずなのになんで辛くなるの?見分け方は?などなど、気になることがたくさん。

 

ということで今日は、ししとうが辛くなる理由、見分け方のほか、そしてうちのストレスフルな家庭菜園でとれたししとうを食べ比べてみます。

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なぜ辛いししとうが生まれるの?

ししとうの中に辛い物が混じる理由として、「もしかして青唐辛子が混ざってるんじゃないの?!」疑ったことがある人はきっといると思います。

でも、プロの農家さんが生産しているものですから、品種の交雑や混同の可能性は極めて低いはず。実は、ししとうの辛さは、原因は品種ではなく「育ち」によるものが大きいのだそうです。

 

まず考えられるのが「ストレス」!

水やり不足、肥料不足、高温など、ししとうにとって過酷な環境で育った実は、辛さ成分が生まれやすくなります。防御反応のようなものでしょうか。

そのため、プロが育てた市販のししとうよりも、家庭菜園で手を抜いて育てたししとうの方が辛いものが収穫される割合が高いようです。特に、水切れしやすいプランター栽培は地植えよりも辛くなりやすいと考えられます(自分の経験より)。

しおしおししとう

これ、うちのししとう。プランター栽培、水をやった直後で周囲が濡れていますが、葉っぱがしおしおになるまで水をやれなかったので(札幌35℃の日)、きっとストレスMAXであろう……。

 

ストレスのほかの原因としては、「収穫遅れ」があります。木に付けたまましばらく置いて、収獲が遅れてしまったものも辛くなりやすいのだそうです。

ししとうは唐辛子の仲間ですから、どの実にも少量の辛さ成分が含まれます。とはいえ、早もぎすれば舌で感じるほどの辛さ成分はないため、ピーマンのようにほろ苦く甘い野菜として食べられます。

しかし!何らかの理由で木になりっぱなしにしておくと、少しずつ辛さ成分が蓄積され、結果的に激辛のものが生まれてしまうのだとか!

だから、シーズン終わりごろのししとうは辛い物が混ざる率が高くなるんですって。

辛いししとうを見分ける方法は……?

よほどの辛いもの好きさんなら別ですが、普通にししとうを食べたい人は、辛いものはなるべく避けたいですよね。

そんなときに、見た目で辛いか辛くないかを見分けることができれば便利です。

一般的に言われている辛いししとうの特徴は……

  • 緑色が濃い
  • お尻がとがっている
  • 皮にハリがない
  • 種が少ない

……だそうです。

先ほどの辛くなる原因と照らし合わせても、色が濃いもの、ハリがないものは長く木になっていた可能性が高いし、お尻がとがっているものや種が少ないものは生育不良=水や肥料が不足していたと考えられるため、なかなか信憑性が高いですね。

うちのストレスフルししとうの辛さを確かめる

ししとう

この貧相なししとう、うちの家庭菜園産です。10本とも同じ木から、ついさっき収獲してきました。

先に出てきた画像のプランター栽培のもので、ここ最近の暑さと、水やり不足によるストレスをフルに受けているため、辛いやつがすごく多いんです。打率4割くらい。

ご覧の通り、先端がとがったものが多い。先端がとがったもの=辛い、ならば、ほとんどが辛いことになる……。

辛さとは関係ありませんが、一応大きい順にならべています。

とりあえずこれを半分に切って、断面を確認。どれも適度に種が入っていて、極端に種が少ないものはなさそう。

断面

これを、1つずつ味見していくわけですが、唐辛子で一番辛い部位と言われる「胎座(いわゆるワタ)」を少しずつ楊枝で取って生のまま味わってみます。

胎座

大きい順から一つずつ味見して、辛い←→辛くない の順に並べ替えてみました。

その結果、以下のような順番に……。

並べ替え

この結果から見るに、大きさと辛さに相関関係はなさそう。

辛い方

この7.2.4.6はどれも香りからして辛そうで、一番辛かった7番は比較的種も少ない。種の量は関係がありそうですね!

この4つ以外は辛くないものばかりだったのですが、特に1.9.8は瑞々しく肉厚で、ワタに甘みも感じられるような優良なししとうでした。種も他より多い気がします。

辛くない

10本中9本がお尻がとがっていたにも関わらず、辛くないものの方が多かったです。ただ、二番目に甘かった9番のみお尻がとがっていなかったので、「とがっている=辛い」でなく、「とがっていない=辛くない」の可能性はある。

 

あくまで1本の木からとれたししとうのため、比較するには情報不足かもしれません。

が、ひとつひとつじっくり味見してみて、こんなにも差があるものかと感心してしまいました。

ストレスフルだと辛くなるとか、同じ親から育っても環境と収獲のタイミングで味が変わるとか、人間みたいですね。

辛いししとうはどう食べる?

見た目で選別するにしろ、ちょっと味見して確認するにしろ、辛いししとうはどう食べるのが良いのでしょう。

もちろん辛い物がお好きならそのまま焼いたり揚げたりして食べるのが一番美味しいですね。

辛いものがそれほど得意でない場合、刻んで料理に使うのがおすすめですよ!赤唐辛子ほど辛くならず、フレッシュで青みのあるさわやかな風味が楽しめます。

うちの場合は、調理する前に辛いことがわかったものは、青唐辛子のようにインドカレーに入れたり、メキシコっぽいサルサソースに入れたりして活用しています。……というか、うちのししとうは打率が高いので、味見する前にほとんど青唐辛子代わりに使われていますね。

辛いししとうもそれに合った料理に使うと、とても美味しいですよ!

 

ということで、今日は辛いししとうのお話でした。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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