スペルト小麦を使い、今日はアメリカンマフィンを焼きました。
アメリカンマフィンと言えば薄力粉や中力粉で焼くのが一般的なので、たんぱく量が13%もあるスペルト小麦でうまく焼けるのか心配でしたが、画像の通りそれなりにうまく焼けました。
食感は薄力粉のものとは違いましたが、これだって十分に美味しい。
発酵させずできるし時間もかからないし、これはこれで朝食としていい感じでした!
スペルト小麦のアメリカンマフィンを焼こう
ここでは北海道産スペルト小麦(石臼挽き全粒粉)を使用しています。
北海道産は相変わらず品薄状態ですが、海外産でも同様に美味しく焼けるはずです。
今回は家にあるチョコチップを使いましたが、レーズンなどのドライフルーツも合うと思います。もちろんプレーンでも作れます。
スペルト小麦の味がよくわかるように砂糖は上白糖、油脂はサラダ油を使用していますが、キビ砂糖や黒砂糖、油脂はバターを使ったりするとより風味豊かになるはず。
材料(マフィン型6個分)
スペルト小麦粉 150g
ベーキングパウダー 小さじ2
重曹 小さじ1/2
サラダ油 50g
砂糖 40g
塩 少々
卵 1個
牛乳 120g
チョコチップ 50g
※型に合わせて紙カップを敷いておく。
オーブンを180℃に熱しておく。
作り方
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- スペルト小麦粉、ベーキングパウダー、重曹を合わせて泡立て器で混ぜる。ふるう必要はありません。
- 別ボウルにサラダ油から牛乳までの材料を全て合わせ、泡立て器で混ぜる。
- 1のボウルに2を流し、泡立て器で均等になるまで混ぜる。
- 3にチョコチップを入れてざっくり混ぜる。チョコチップは飾り用に少しとっておく。
- 4を型に均等に注ぎ、上に飾り用チョコチップをのせて180℃のオーブンで20分程度焼く。
↓
粗熱が取れたら型から出して冷ます。
味見する
粗熱が取れたところで頂きます。
ベーキングパウダーを多めに入れたおかげか、たんぱくの多いスペルト小麦でもちゃんと膨らみました。
ただ、ふんわりというよりもしっかりした質感になっています。
表面がかっちりしていますが、中はちゃんと軽く仕上がったので良しとしましょう。
生地にはバターや香りの強い砂糖を入れていないのですが、焼いている最中、チョコレートとも違う甘い香りがプンプンしました。
これがスペルト小麦の香りですね。確かに香ばしく、食欲をそそる!
もちろん一緒に焼き込んだチョコレートとも相性抜群。しかし甘さは控えめなので、おやつとしても朝食としてもいけるマフィンになりました。
使用した油脂がサラダ油なので、冷えてもガチガチに固まることはありませんが、乾燥しやすく2日も置くとパサパサになるので、なるべく早めに食べきった方が良いでしょう。
とても簡単に作れるし、普通小麦は身体に合わないけれどスペルト小麦なら食べられるという人にもおすすめできます。
スペルト小麦はアメリカンなマフィンに意外と合う
スペルト小麦は粉の風味が豊かなのでシンプルなパンにこそ合うと思い込んでいましたが、スコーン、そしてマフィンという砂糖や油脂が多めに入ったものにもよく合うことがわかりました。
全粒粉ということもあり、私が使っているスペルト小麦は粉の雑味というかコクがあるので、生地がリッチな方が食べ飽きしないのかもしれません。
今回はアメリカンマフィンを作りましたが、次はイングリッシュマフィンをいってみようかな?!これはこれでハードルが高そうですが……。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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