先日イオンに行ったときに買った甘夏。
「減の恵み」と表示されています。これはどういったブランドだろう……?と調べてみると、農薬・化学肥料を極力抑え、環境への負荷を低減して生産された農産物シリーズのようです。
甘夏の他にいよかんやトマトなどもありました。
ちなみに価格は甘夏4つで398円、高くはありません。
この甘夏はそのまま食べるのではなく、マーマレードにするために買いました。
皮ごと食べるマーマレードはなるべく農薬などが少ないものが良いのですが、そういったものは高価でなかなかたくさんは買えない……。
ということで、「減の恵み」を選んでみたのです。
今回は覚え書きとして、甘夏のマーマレードのレシピを載せておきます。
皮だけ使うレシピもありますが、今回は無駄なく果肉も薄皮も、種まで使います。
甘夏のマーマレードを作ろう
うちではジャムを作ってはしっかり脱気して、1年くらいもたせます。そのため大量に作りますが、半分くらいの分量でも作れます。
今回はハンドブレンダーで果肉も薄皮も細かくした手抜きバージョン。それでもうまくできました。
材料(甘夏4個分)
甘夏 4個(1150gありました)
砂糖 甘夏の重量の1/2(575g)
煮沸消毒した瓶 適量
外皮はもちろん、薄皮も種も使うエコレシピ!
作り方
- 減農薬とはいえやっぱり心配なので、甘夏を熱めのお湯でしっかり洗う。
- 皮に十字に切れ目を入れ、白いワタごと皮をむく。1/4の皮が16枚できます。
- 2の皮をたっぷりの水からゆでる。沸騰後10分でザルにあげる。この作業を2回繰り返して水に晒す。(苦いのが苦手な方は3回繰り返したり、細切りにしてから水に晒したりしてみてください)
- 皮をさらしている間、果肉を薄皮ごと横半分に切り、種を取り出す(種は捨てない)。
- 果肉は適当な大きさにバラして琺瑯の鍋に入れ、ハンドブレンダーで薄皮ごと潰す。薄皮は煮ている間に溶けるので、粗いペースト状で止めて大丈夫。ジュース状になるまで潰さなくて良い。取りそこなった種があったらよけておく。
- 3の皮の水気を切り、1ミリ幅くらいの薄切りにする。
- 5のピューレ、6の皮スライス、種をだしパックに入れたもの、砂糖を琺瑯の鍋に入れ、強火にかける。
- アクを取りながら15分ほど煮て種パックを取り出す。さらに10~15分くらい煮て、冷水に落としても散らないくらいにとろみが付いたら、煮沸消毒した瓶に入れてできあがり。
色が薄いですが、実際はもっと透明感のある黄色です。白っぽく見えるのはレンズの曇りのせいもあります。
長期保存したい場合は、瓶ごと20分ほど蒸してから(または瓶の肩までのお湯で20分煮てから)さかさまにして冷ます。これで常温でも1年くらいもちます。
バゲットに塗って食べる
出来たそばから味見します。自家製の失敗バゲットと共に……。
2回のゆでこぼし、30分の水さらしだと苦みが残ります。でも、この苦みが美味しいんですよ。大人の味。
バターやクリームチーズなどの油脂分と一緒だと苦みもまろやかになり、パンにより合うようになります。
また、チョコレート系のパンにマーマレードもよく合う……。今度チョコとコーヒーのロデヴを焼こう。
もちろんお菓子や料理に使っても美味しいです。砂糖と果実しか使っていないので使い勝手が良いのです。
開封後すぐ使い切れないようなら、醤油と一緒にスペアリブや鶏手羽元を煮込むと美味しい!
近日美味しいスコーンを買うので、その日のための準備でした
実はこのマーマレードは、札幌の美味しいスコーン屋さんのスコーンが予約できたので、それに添えるつもりで作りました。
やっぱり美味しいスコーンには美味しいジャム(コンフィチュールと言った方がいいのか?)とクロテッドクリーム!クロテッドクリームも買ってこなければ……!
スコーンの受取日が楽しみです。こちらも後日記事にしますね。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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