大量のマダラ子!1.5腹分です。
なんともグロテスクな見た目ですが、これはマダラの卵。今時期の北海道ではスーパーに普通に売っている、メジャー食材です。
マダラの身の方は全国に流通しているはずなので見たことがありますよね。
今回はこれを料理していきます。
1/4は子和えこんにゃく、3/4は醤油漬け(それをさらに唐辛子漬けなどにする)にして食べようと思います。
ということで、今日は子和えこんにゃく(マダラ子多め)で作ります。
残り3/4は明日醤油漬けを作るので、分けておきます。(皮のまま強めに塩をして冷蔵庫に入れておきます)
マダラ子の子和えこんにゃくの作り方
今手元にあるマダラ子の1/4、重量にして400~500gくらいに対し、つきこんにゃくの徳用サイズ(370g)1袋を使います。
また、作り方にはいろいろなパターンがありますが、ここでは煮汁を先に作ってからマダラ子を入れて煮るスタイルです。(マダラ子を先に炒める作り方もありますが、これ、子がこびりついてとても鍋が汚れます……。)
材料(作りやすい分量)
マダラ子 400~500g(皮から外しておく)
つきこんにゃく 370g
千切りしょうが 1かけ分
日本酒 カップ1/2
醤油 大さじ4
砂糖 大さじ3
水 カップ1/2
だしの素 小さじ1
サラダ油 小さじ2
作り方
- つきこんにゃくは下茹でする(下茹で不要のものならさっと水で洗っておく)
- 鍋にサラダ油を熱し、つきこんにゃくを炒める。
- つきこんにゃく全体に油が絡んだらマダラ子以外の材料を全て加え、強火で煮立てる。
- 煮立った煮汁にマダラ子を溶かし込むように入れ、箸で混ぜながら炒り煮する。
マダラ子が塊になった感じが好きならあまり混ぜない。逆に、均等にほぐれている方が好きなら絶えず混ぜ続ける。
- これはよく混ぜるバージョン。マダラ子の色が白くなったら火を中弱火に弱め、混ぜながら汁気が少なくなるまで煮詰める。
↓
これくらい汁気が残る感じで止めると、パサパサせずに美味しいです。日持ち重視の場合はもう少し煮詰めても。 - 保存容器に入れ、完全に冷めたら冷蔵庫で3~4日くらいもちます。冬場の常備菜に!
熱いうちでももちろん美味しいですが、一度冷めてからの方がこんにゃくに味がしみて、マダラ子もふっくらして美味しくなると思います。
普通はマダラ子をこんなにたくさん入れず、この半分くらいなんですよね……。こんにゃくがほとんど見えないくらいのマダラ子量!
でも、このマダラ子部分が美味しいんですよ……。新鮮なうちに調理したから、臭みも全くありません!
子和えこんにゃくは海沿いの仕出し弁当には必ずと言っていいほど入ってる気がする。居酒屋のお通しとかでも定番です。原価が安いし、美味しいし、日持ちするし。
マダラ子はかなりの安値で売られていることが多いです(鮭やニシンと逆で、マダラは卵より白子の方が価値が高い)
もう旬も終わるところですが、もし見かけたら子和えこんにゃくを作ってみてください!
明日はマダラ子の醤油漬けだ
このマダラ子は買ったものではなく、旦那の実家から頂いたものなのです。
旦那の実家で2尾のマダラをもらったそうなのですが、なんと2尾ともメス。旦那実家ではマダラ子はそんなにたくさん食べないということで、1.5腹分頂いたのです。
もちろんマダラ本体も1尾頂きました。
もうお腹が割かれています。内臓がちょっと見えててすみません。
本体はフライ、味噌漬け、あら汁、煮付けにして消費。マダラは冷凍するとまずくなるので、毎日食べ続けます。
さて、明日は残りのマダラ子で醤油漬けを作ります。
スケソウダラのタラコとは違う出来ですが、これも保存がきいて美味しいのです。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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