タンドリーチキン!
焦げが付くくらいこんがり焼くのが本式だそう。(カレースター水野さんのお言葉より)
と、いうことで今回はタンドリーチキンを作った記録です。
もちろんスパイスはホールのものを薬研で挽きますよ!
せっかくだからたくさん作りたい、タンドリーチキン!
札幌にはインドやネパール料理店がたくさんあります。
焼きたてナンを提供しているお店は、必ずタンドリーチキンもありますよね。(タンドーリチキンと言うのが正式かも)
その理由は、ナンを焼くためのタンドール釜があるからです。
タンドール釜なんて素晴らしいものはうちには無いので、今回は魚焼きグリルでチキンを焼こうと思います。
いつものことですが、タンドリーチキンはたくさん焼いて翌日のカレーに入れます。本当はもっとたくさん作ってサンドイッチとかにしたいんですが、グリルの容量に制限があるので、今回は3人分×2日分のレシピです。(夫婦の夕食+旦那弁当で3食、それを二日分)
スパイス(翌日のバターチキンカレーの分も含む)を準備する
今回使うのは、(時計回りに)ターメリック1かけ、ニゲラ小さじ1、アジョワンシード小さじ1、フェンネル小さじ1、唐辛子3本、コリアンダー小さじ2、クミン小さじ2、カルダモン5個(あとで皮をむいて種部分だけを使用します)。
これ、正直言って適当です。ターメリックとコリアンダーとクミン、そして唐辛子さえ入っていれば良いらしいのですが、この日はあまり胃腸の調子が良くなかったので、消化促進や便通を整える作用のあるスパイスを足しています。
そして唐辛子は少なめに。辛いのがお好きならもっと入れても問題ないと思います。
- ターメリックは塊のままでは潰しにくいので、ちょっと加工してやります。
それは電子レンジ!電子レンジで30秒~1分くらい加熱すると、ポップコーンのように弾けて空気が入るんです。
加熱して弾けたもの。焦げると台無しなので、30秒を過ぎたら10秒ごとに様子を見ましょう。 - 弾けたターメリックとぶつ切りにした唐辛子、その他のスパイスを全てフライパンに入れて乾煎りします。5分も煎ればカラカラになります。
- 煎ったスパイスを薬研に入れてすり潰します。お持ちでない人はスパイスミルで。というかその方が早(略)
→
今回は少量なので、それほど時間がかかりませんでした。これでスパイスは完成です。
タンドリーチキンの材料(一般家庭の魚焼きグリルで作りやすい量)
鶏モモ肉 3枚(900g程度)
塩 小さじ1くらい
ヨーグルト カップ1/2
粉チーズ 大さじ1
にんにく 2かけ
生姜 2かけ
ケチャップ 大さじ2
はちみつ 大さじ1
塩 小さじ1
レモン汁 大さじ1
サラダ油 大さじ1
スパイスミックス さっきの半分
鶏肉を漬け込む
- 鶏モモ肉は水気をよく拭き取り、塩をよくすり込んで放置。
- にんにくと生姜をすりおろし、鶏肉以外の材料と一緒に厚手のポリ袋に入れる。
- 1の鶏肉の水分をさらに拭き取り、1枚を4等分にして2のポリ袋に入れて空気を抜き、口を縛って揉み込む。
- むらなく揉み込んだら、袋ごと冷蔵庫に入れて1時間以上寝かせます。一晩寝かせると美味しいらしいですが、今日は時間が無いので4時間寝かせ。
- 寝かせたら冷蔵庫から出し、魚焼きグリルに並べ、グリルの中弱火で20分~30分焼きます。(強火だと結構焦げます)
グリルによっては火の回りにムラがあるので、たまに肉の位置を変えながら。片面焼きのグリルなら途中ひっくり返します。 - うちのグリルでは30分かかりました。ちょっと焦げましたね。
タンドリーチキンはこれで完成。諸事情あって付け合わせがありませんが、香ばしくてご飯に合う!
たくさんの種類のスパイスを入れた分、複雑な風味になりました。本当に美味しい。
今回は6人分作りました。翌日のカレーにも使いたい人は、半量残しておきましょう。
今回初登場のスパイス「アジョワンシード」
今回使った「アジョワンシード」というスパイスは、インドのご家庭では常備されているのが当たり前なほどメジャーなスパイスです。
食用のほか、消化薬や喘息の薬、歯磨きなどにも使われているそうです。
香りは「タイムのような香り」と言われていますが、私が嗅いだ感じでは湿布の匂いにしか感じられませんでした。ハッカに近いのかな?
正直、これが料理に合うのかな?という香りですが、これが他のスパイスやにんにく、生姜と合わさると複雑な中にスッとした香りが加わってエキゾチックな風味になるんですよね。不思議!
アジョワンシードはやはり一般のスーパーでは手に入りにくいです。
ネット通販なら送料がそれほどかからない上に安価なのでおすすめですよ。
次回は残ったチキンをカレーに入れます
今回は諸事情あり付け合わせ無しのチキンでした。
翌日はこのチキンの残りを入れたバターチキンカレーを作ります。スパイスの半分も使います。
今回はここまでになります。
最後までお読みいただきありがとうございます。では次回!
コメント