憧れのアイテム、薬研をついに買いました……!

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薬研 スパイスとかカレーとか
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↑こんな道具、時代劇のお医者さんや薬種問屋のシーンで見たことありませんか?

これは「薬研(ヤゲン)」と言って、生薬をすり潰すための道具なのです。

車輪の部分とそれを受け止める船の部分が鋳物でできた、とても重厚感があるアイテムです。

 

実は薬研は私がかなり若い頃(10代)から憧れていたものの一つ。

その思いを20年越しで叶えることができました……!

ということで、今回は今年の誕生日プレゼントに薬研を買ってもらったお話です。

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薬研って今は使われているの?

現在はご存知の通り西洋医学が主流ですし、漢方を取り扱っている薬局でも出来合いの顆粒薬などを処方されることが多いですよね。

相談に応じて処方してくれる漢方薬局でも、機械で細かくしたものを使用していると思います。

確かに、家庭でハーブやスパイスを潰すのも電動ミルを使えばあっという間ですからね。

 

このように、実用では薬研の需要はほとんど無いのが現実。

アンティーク品、そして現在では数少ない新品も、漢方薬局のオブジェとして置かれていたり、古民家のインテリアにされることが多いようです。

探しても見つからない薬研、やっと取り扱っているお店発見!

このように今では絶滅寸前の薬研ですが、現在でも取り扱っている業者さんが国内に何件かあることを突き止めました。

自分の誕生日プレゼントを自分で発注する。笑(お金を後で頂く)

アンティーク品ならヤフオクなどで見かけましたが、食品加工に使うのでやっぱり新品が欲しかったんですよね。

 

特に使いやすそうでお値段も安い方だったのが、こちらの「伊藤農機」さん。

 

実際は伊藤農機さんで製造されているわけではなく、注文後製造元から直送されます。(発送元が個人名で到着してびっくりした)

送料無料とありますが、北海道には+1000円の送料がかかります。

私が購入した楽天市場店のほかAmazonやYahooショッピングにも出品されていますが、どれもレビューが少なく、最初は購入を躊躇してしまいました。14760円と、お安い買い物ではありませんしね。

 

でも!セールに合わせて勇気を出して購入して良かった!おすすめです!

思ったよりコンパクトで、重いことは重いけれど女性が取り扱えないほどの重さではありません。

 

インテリアやオブジェとして使われていることからわかるように、ビジュアルもとても格好いいです。(トップ画像がうちの薬研です)

これなら埃にさえ気を付ければ出しっぱなしでも問題無いな!

薬研を使ってみた

届いた薬研の鋳物部分をぬるま湯で洗い(鋳物は洗剤厳禁らしい)、乾燥させてから試運転してみました。

素材は乾燥した鷹の爪を10本ほど。

薬研は床に置き(フローリングが傷付くのが怖いので、タオルを敷いています)、片方の膝を土台の板に乗せて固定。

最初はこのまま前後にゴリゴリしましたが、なかなか細かくならず……。

ネットで改めて調べると、前後に断ち切るのではなく、車輪部分の先端を船の内側に擦り付けるようにして潰すのが正しい使い方のようです。

正しい使い方に切り替えて10分ほどで鷹の爪はかなり細かくなりました。

粉末のカイエンペッパーよりは粗いですが、一味唐辛子としては十分使えそうな加減です。

コツさえ掴めば意外と簡単でしたよ。

力もかからず、先日のうどん作りよりも全然疲れませんでした。

ちょっと困った点

薬研の品質には全く困ることはありませんでしたが、一つだけ困った点が。

それは、説明書がとてもシンプルで、詳しい使い方やお手入れ方法などがわからないということです。

ご覧のように、2枚の説明書のうち1枚は表紙、もう一枚は半分以上が規格と歴史や「薬研」という言葉について。

つまり、使い方の欄はたった4行ということなのです。

これではわからんですよ……。

 

ということでネットで調べてみたものの、動画はおろか、画像付きで解説しているサイトは本当に少なく。

(「薬研」で検索すると刀剣乱舞とやらのキャラクターの方がたくさん出てくるし……。マイナス検索しないとダメなくらいだった)

実際使ってみるとそれほど難しい作業ではなかったので良かったものの、購入前に使い勝手を調べたい人は大変だろうな。

 

ということで、ここで使用感を発表させて頂きました。

これから薬研の購入を考えている人は、この記事を参考にして下さいね!

おすすめ度としては☆5つですよ!

これからの予定

さてさて、ついに入手した私の薬研ですが、今後どう使うつもりかと言うと……。

それはやっぱりカレー!

前にも少し書いたことがありますが、数年前にシンガポールで買ってきたホールスパイスが結構残っているのですよ……。

普段はすり鉢で粉にしているのですが、ターメリックの塊やナツメグはすり鉢ではなかなか粉にしにくいんですよね。

薬研の力でこれらを粉々にしてやる日が来ました……!

 

あと、七味唐辛子も自分で作ってみたいと思っていたので、材料となるみかんの皮や生姜、生の青山椒(ちりめん山椒用に買ったものを冷凍保存していました)などを干している最中です。

 

これから、薬研を使ったスパイスネタが多くなると思います。

ではでは、次回をお楽しみに!

最後までお読みいただきありがとうございます!

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