先月よりぬか漬けを始めました。
すぐに使えるぬか床を購入して、ほぼ毎日何かしらの野菜を放り込んで床を育てている最中です。
スタートしてから一週間くらい経過した今、かなり味が整ってきたように思います。
今後、漬けた野菜と漬け時間、そして覚えている限りの室温の状況などを書き記していきます。
ぬか漬けの記事一覧はこちら
なす(24時間)
なすのぬか漬けも定番ですね。
普通サイズのなす(5本入り一袋で売っているやつ)を半分切りにして、軽く塩で表面をこすって床に埋め込み放置。
ぬか床の説明書によると、なすは10~24時間が適切とのこと、最大値を取って24時間にしました。
前日の夕食時→翌日の夕食時にかけての漬け込みで、キッチンの米びつの上に置いています。
この日は気温が高かった。最高29℃だったかな?当然キッチンも暑く、ぬか床の発酵もきっと盛んになっているはず。
24時間後、ぬかから取り出して軽く洗い、スライスする。
ぬかから出したてのうちは紫色がきれい。でも、この色はすぐに褪せて茶色くなってしまいました。
半割りにしたせいか、それとも気温が高かったおかげか、中心部まで味がしみています。
ただ、やはりしょっぱいです。床がまだ若く酸味やうま味が乏しいせいもあり、塩味がダイレクトに来る。
漬け時間が長かったせいもあるかと思います。
私が理想とするなすのぬか漬けはもっとこう……、うまみがあふれる感じ。そこを目指して、もう少し床がこなれてきたら再チャレンジしたい。
この時点でかなり床がシャバシャバしてきたので、いりぬか1カップと塩小さじ2を加えて混ぜ混ぜして寝かせる。
気温が高い日なので、新しいぬかもうまくなじんでくれるだろう。
アスパラガス(8時間)
まだ床が新しいのに、もう変わり種にチャレンジしてしまいます。
滝川の友人から鮮度抜群のアスパラガスを頂いたので、これをぬか漬けにしてみます。
洗って、生のままぬか床にin。アスパラって実は生食できるんですよね。
本当は根元の皮をピーラーでむいてから入れた方が漬かりが良いらしいですが、細身なのでそのままにします。むいたらより細くなっちゃうし、しょっぱくなっちゃうかもしれないので。
時間は8時間。朝10時→夜18時。
この日の気温は25℃くらい、キッチンは涼しかったです。
洗って適当にカットして食卓へ。
アスパラだけでは足りないと思い、一緒にきゅうりも漬けました。
それはさておきアスパラの味です。
しょっぱさはなく、ほんのり漬物味という感じです。でも、固ゆでしたみたいにポリポリといい歯応えだし、色も全然きれいだし、アスパラの風味もまだ生きているのでこれはこれで美味しい。
8時間ではまだ浅かったかな?古漬けになるまで漬け込んだら、また違った食べ物になりそうです。
しかしアスパラガスのぬか漬けとは贅沢ですね。
かぶ(24時間)
かぶのぬか漬けは、私の中ではぬか漬け適材の1、2を争う。
葉を落とし(葉は別な料理にしました)、皮はむかず、お尻に十字の切れ目を入れてぬか床に。
時間は24時間。前日夜→翌日夜。気温は20℃くらいの低めの日です。
説明書には10~20時間という記載がありますが、前回のアスパラが浅かったので、発酵力が弱いのかと思い、漬け時間を長めにしています。
結構大きいかぶなので、これ一個入れたらもう袋には何も入らなくなるくらいです。
断面。切れ目を入れたところまではあめ色になっているが、頭に近いところはまだ生っぽい。
これをスライスして食卓へ。
たった一個のかぶからかなり量ができる。一日では食べきれませんでした。
切れ目に触れたところと皮に近いところはかなりしょっぱいのですが、頭側は薄めの塩気でした。
全体的なバランスとしては良い加減だと思います。
適度に水分が抜けてしっとりしているし、かぶそのもののピリッとした風味も残っている。
やっぱりかぶのぬか漬け、好きだな。
かぶからかなりの水分が出て、また床が緩くなってしまったので、いりぬか1カップと塩小さじ2を足す。
この調子でぬかを足していったら、袋から溢れてしまうのではないだろうか。
これまでに漬けたもの
きゅうり(8時間)
人参(24時間)
なす(24時間)
アスパラガス(8時間)
かぶ(24時間)
まだ、漬けてみたいものは山ほどある。またいくつかぬか漬けレポートが溜まったら更新します。
今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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