青トマトの活用法!コーン粉とパン粉でフライドグリーントマトを作ってみる

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盛り付け 料理とレシピ
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青トマト

今日は珍しく漫画飯ネタ。

「違国日記」(「異」ではなく「違」)という漫画に最近ハマっています。

姉妹の折り合いが悪いとか、主人公が激しくコミュ障(という言葉は使われていないけど)とか、個人的に色々考えさせられる設定で、読むと心が痛いこともあるのですが……。

それでも引き込まれて読んでしまうのは作者の力量のすごさだと思います。

 

この作品は共同生活における食生活もテーマの一つになっているような感じで、作中には食べ物の話もよく出てきます。

その中で、4巻に登場する「フライドグリーントマト」という料理があります。これは料理するシーンなどではなく話に出てくるだけですが……。

 

その名の通り、青いトマトをフライにしたものとのこと。この巻をよんでから、「それって美味しいの?!」と気になって仕方がない。

今、強風の影響で落ちてしまった青トマトがあるので、これをフライにしてみます。

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色々な衣でフライにしてみる

作中では「ハワイで食べた」「コーン粉を付けて揚げる」「なんかスパイスを使っている」「チリソースとかマヨネーズとか付けて食べる」という会話が出てくるのみで、詳細なレシピはナシ。

でも、検索するとパン粉揚げのものが主流で、コーン粉(コーンミールかコーングリッツか不明)で揚げたものはあまり多くない。

味を想像するに、コーン粉よりもパン粉の方が美味しそう……と思うので、パン粉揚げも作ってみます。

作り終わってから思い出しましたが、「スパイス」を加えるのを忘れました。スパイスを加える場合、普通に胡椒でいいんだろうか。チリパウダーとか?

 

トマトは全て輪切りにして、種とその周りのゼリー状の部分を取り除いておきます。熟れていないトマトは身がしっかりしている。

輪切り

ということで、まずはパン粉をまぶしたものから。そのままではパン粉は付かないので、卵と小麦粉を混ぜたバッター液に浸してパン粉を付けます。

パン粉まぶし

次は、バッター液とコーン粉。コーンミールを使います。

コーンミールをまぶす

これの他、バッター液なしコーン粉のみというのもやってみました。

そして、本場のレシピにある「トマトにはちみつを塗ってコーン粉をまぶして揚げる」というやつも試してみます。甘いフライとはどんなものか……。

蜂蜜をぬる

表面がベトベトしたところでコーン粉をまぶす。

コーン粉

これは衣がはがれやすそう……。

本場のレシピに忠実にやると、はちみつを塗ってベーコンの脂で揚げ焼きするのが正しいらしいですが、今日は普通のサラダ油で。ベーコンはちみつ風味のフライって、いかにもアメリカっぽいな。

 

これらを熱した油できつね色になるまで揚げる。そんなに長時間揚げなくても中まで火が通りました。野菜だしね。

揚げる

ということで完成したのがこちら。盛り付け雑ですみません。

盛り付け

左から、コーン粉のみ、はちみつとコーン粉、バッター液とコーン粉、パン粉とコーン粉、そしてついでに揚げた素揚げ。

れんこん揚げみたい。

調味料

味付はケチャップ、ハワイのホットソースムチョアロハ、中濃ソース、そして写ってないけどマヨネーズなど色々つけてみます。

 

揚げたトマトの味を確認するためにまず素揚げから食べます。

ちょっと酸味があるナスフライ、という感じで、まずくはないです。ナスよりも水分が多いので、さっぱり食べられます。

調味料の中ではソースまたはマヨネーズ、もしくは両方が合う。

ケチャップは酸味×酸味になってしまって、ちょっと苦手かもしれない。

 

衣を付けた方はどうだろうか。

 

コーン粉のみの方は、揚げたそばから衣がはがれて食べにくい。また、コーン粉が口に残る印象がある。

中のトマトから出た水分を衣がカバーしきれていないようですね。

結局、衣を剥がして素揚げのように食べる感じになってしまった。

 

コーン粉×バッター液。

これはすごく衣がしっかりして、ソースともケチャップとも合います。

中のトマトの水分もしっかり衣が抑えていて、ジューシーさが残っている。

中身はやっぱり酸味のあるナス、という食感なのですが、コーン粉だけよりも衣がふわっとして、こちらの方が食べやすいです。

でも、「薄い衣」という感じではないので、本場のとは違うのかな?

 

次はコーン粉×はちみつ。

恐る恐る食べると、おおう……、はちみつが甘い。そしてコーン粉がなじんでいない、トマトの酸っぱさが際立つ……。

これは申し訳ないが好きじゃないな……。ベーコンの脂で揚げたらもっと美味しいんだろうか。

 

最後がパン粉とバッター液。

結論から言うと、これが一番食べやすかったです。美味しい。ソース&マヨネーズが合います。お好み焼きみたいな味になりますが。

こればっかりでメインのおかずにはならないけれど、ミックスフライの一部になら加えてもいいと思える味。

パン粉のサクサクが青トマトの柔らかい食感のアクセントになり、衣が吸った油分が中身の酸味を抑える感じになります。

青いトマトを食べることになったら、今後はパン粉揚げにしようと思える。

 

総評として、パン粉揚げの方が美味しいと感じたのは家族共通の意見でした。

本場アメリカ(ハワイ含む)のコーン粉揚げは日本人の口には合わないという結論になるのかな?

バッター液と一緒にまぶせばカリッとふわっとして美味しいことは確かなのですが、パン粉の方が安心感がある。

 

違国日記では「好き嫌いが分かれる」と書かれていたので、少なくとも日本人には万人受けしないんでしょうね。

それを知ることができただけでも試した価値がありました。

衣とソースを好みのものにすれば、青トマト消費法として使えそう

青いトマトの料理自体、今回初めて食べたのですが、意外とアクなど無くて食べやすいものですね。

青トマト3個分で作りましたが、揚げ物とはいえしょせん野菜のフライなので意外とたくさん食べられます。中濃ソースを付けるとご飯にも合いました。

オニオンリングみたくおつまみにするのが本場の食べ方なのかな?

 

自分好みの衣を選んで、青いトマトの消費方法としては良いかもしれません。味付けを工夫すればお酒のおつまみにもおかずにもなりそうです。

家庭菜園で青いまま落ちるトマトが出たら、またチャレンジしてみよう。

 

ということで今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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