ハンドドリップで真面目にコーヒーを淹れる方法

スポンサーリンク
コーヒー 家飲みコーヒー
スポンサーリンク

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。

 

お湯を注ぐ3

涼しい風が吹くと、熱いコーヒーが飲みたくなりますね。

札幌ではもう気温が低くなってきていて、朝夕は肌寒いくらいです。

これまではアイスコーヒーばかりでしたが、これからはホットコーヒーの季節……と思ったところで、淹れ方を真面目に見直してみました。

アイスコーヒーだと味のごまかしが効いてしまうのでつい雑に淹れてしまいがちなのですが、ホットだとそうはいかない。

今まで学んだことの復習も兼ねて、一杯分をハンドドリップで淹れる方法をまとめました。

スポンサーリンク

ペーパーを使い、ハンドドリップで淹れる方法

ここでは、ハリオ式と呼ばれる円錐形ドリッパーを使います。メリタやカリタなど、形状が違うドリッパーだとまた勝手が違ってくるかもしれない。

個人的にはこの円錐形と放射線を描くように刻まれた溝のおかげでむらなくお湯が回る感じがして、愛用しています。

マグカップ1杯分の道具と豆

道具

1~2杯分のドリッパーとペーパー。そしてカップです。

ドリッパーは大き目サイズでも少量淹れられますが、小さめサイズで大量に淹れることはできません。大は小を兼ねるってやつです。

一つだけ買うなら大き目をどうぞ。

ただ、ペーパーは大小それぞれ用意した方が良いと思います。大き目のペーパーで少量淹れると、コーヒーの美味しいところが紙に取られてしまう気がします。

今回用意したカップは満タンで237ml入りますが、180mlのコーヒーを注ぐと7~8分目くらいになります。

豆

豆。これは個人的な好みになりますが、180ml淹れるなら16gが妥当だと思います。(温度や豆の煎り加減、挽く細かさで変化する部分なので、お好みでどうぞ)

豆メジャーで何杯、という計り方が嫌なので、面倒でもスケールを使ってしまいます。これは性格によるこだわりなので、豆メジャーでも気にならない人はそれで大丈夫。

豆は、ここではシティローストのブラジルを使用します。昨日焙煎したばかりなので新鮮です。産地というよりも煎り具合でお湯の温度が変わります。

豆を挽く

挽いた豆

豆は粗挽き寄りの中挽きにしています。うちのボンマックのミルだと目盛り5~6くらいの設定です。

もっと細かいと少ない量で濃いめに出ますが、同時に雑味も出ます。カフェオレにするなら細かくても美味しく飲める。

 

ミルは、プロペラ式よりもグラインド式の方がおすすめです。高価ですが、プロペラ式より均等に挽けますし、意外と壊れません。

分解掃除も思ったより簡単でした。一日一回以上コーヒーを飲むなら、決して高くはありません。

 

お湯を沸かす

ハンドドリップなので、手を使いヤカンで淹れます。口が細いものを用意します。

今回は特に少量なので、太い口だとフィルターにお湯がかかりやすくなり、美味しくなりません。

 

お湯は一杯分よりもかなり多く用意して下さい。少ないと均等にお湯が注げません。

 

お湯の温度

今回は「真面目に淹れる」がテーマなので、温度もちゃんと測ります。シティローストなら85~90℃の間が苦みと酸味をバランスよく出せると思っています。

熱めだと苦みが立ち、ぬるめだと酸味が出やすくなります。同じ豆でも温度を変えて何度か淹れてみて、好みの味を探るのがおすすめです。

 

普段は温度など測らず、大きいヤカンで沸かして、冷めた小さいヤカンに注ぐだけにしています。誤差はありますがそれで大体ちょうど良い。

淹れる

まずはセッティング。一杯分ならサーバーに落とす必要は無いと思います。

普通ならカップに直接で問題ありませんが、今回は真面目に淹れるために計量カップに落として正確に量ります。

計量カップ

豆の表面、中心に向かってお湯を少し注いで蒸らします。

ここでは、回しかけをせずに真っ直ぐ注ぎます。豆が円錐形に入っているので、中心に真っ直ぐお湯を注いだ方が全体に蒸気が行き渡るためです。

湿った豆が500円玉くらいの面積になったら、そのまま1分くらい待ちます。

お湯を注ぐ

むらし

新鮮な豆なので、少しのお湯でもこんもりします。挽いて時間が経った豆だとこうは行きません。

一分待つと漂う香りが強くなってきます。ここで、さらにお湯を注ぎます。ここからは、フィルターに触れない程度に「の」の字を書くようにします。

お湯を注ぐ2

少しずつ、なるべく低いところから注ぎます。豆の中心から泡が出てふくらんできますが、それが崩れない程度のお湯を注ぎ続けます。

お湯が多いと豆が崩れるし、少ないと豆の層が沈んで雑味が入ります。

お湯を注ぐ3

最終的に泡が白っぽくなってきます。計量カップを見て、180mlになっていたらドリッパーを外します。

最後の一滴まで注ぎきらないように注意。最後の方にはコーヒーの雑味が多く含まれるので、これをなるべく入れないようにするのです。

180

大体180ml入りました。これくらいの量を、お湯の注ぎ始め(蒸らしは含まない)から終わりまで1分くらいかけて落とします。

もっとゆっくりの方が良いという意見もありますが、それだとコーヒーが冷めてしまうので、私は1分がいいところかなーと思っています。

それより早くお湯を注ぐと、薄めになります。どれくらい時間をかけるかはお好みでしょうね。

最後にひと混ぜ

これですぐに飲める……というわけではありません。

淹れたコーヒーをスプーンなどでぐるっとひと混ぜします。

混ぜる

ハンドドリップしたコーヒーは、下に濃い成分が溜まり、上は薄くなっています。それを均等にするためにひと混ぜするのです。

この作業は淹れる量に関わらず、必ず行った方が良いです。

カップに注いでできあがり

ここまで完了したら、カップに注いであとは飲むだけです。

この量をこの温度で淹れれば、温め直しをしなくても適温に仕上がります。

ただ、カップはお湯で温めておいた方が良いです。その方が冷めにくい。

コーヒー

アテはノースファームストックのココア味のバーチディダーマ。

 

久しぶりに真面目にコーヒーを淹れましたが、やっぱり美味しいです。

濃いめに入りますが、苦みはほんのり、酸味はありますが強過ぎず、コクとして味わいに作用しています。

ゆっくり飲むのに適したコーヒーです。

ゆっくり淹れてゆっくり飲む、とても贅沢ですね。

この淹れ方はちゃんと教室で習った

この淹れ方は完全に自己流というわけではなく、札幌市内の有名なコーヒー店で開催された教室で学んだことです。

そのお店とは豆の煎り加減や温度が違うため、そのあたりは自分好みになるように変えていますが……。

いつもは適当に淹れてしまいがちですが、たまにこうやって真面目に淹れて学習した内容を復習しています。

 

こんなふうに真面目にコーヒーを淹れた後は、家中がコーヒーの香りになって清々しい気持ちになります。

いつもはマシーンで淹れているという方も、たまにはハンドドリップで真面目に淹れてみると楽しいですよ。

 

ということで今回はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

スポンサーリンク
家飲みコーヒー
スポンサーリンク
スポンサーリンク
管理人をフォローする
スポンサーリンク
北海道ゆる暮らし

コメント

タイトルとURLをコピーしました