もうすぐクリスマス。
せっかくなのでクリスマスっぽい刺繍の小物を作りたいと思い、赤い布にウールで植物柄を刺繍した巾着を作ってみました。
図案は最近ハマっている書籍、マカベアリス先生の「マカベアリスの刺繍物語」より頂きました。
巾着の縫製自体はど下手くそなんですが、初めて刺したウール刺繍は、ふっくらと暖かみのある仕上がりになりました。
使う材料は家にあるものあれこれ
材料は書籍指定のものを揃えず、手持ちのものを使いました。
布は「アシュリーファブリック」というyahooのお店で買った、1m1000円しない格安のリネン。
かなり鮮やかな赤なんですが、クリスマスっぽくていい感じです。
書籍ではモスグリーンの布に刺しているのを真っ赤に変更したら、どんな感じになるだろう。
巾着にするので裏地も用意。こちらは100均で買ったチェックの木綿。
糸は書籍指定のクルーウェル刺繍糸ではなく、普段は手編みに使っているホルストガーンコーストです。
綿混極細毛糸なので刺繍にも使いやすそうです(インスタなどで刺繍に使われているのをよく見かけます)。
ちょうど昨年何種類か買っていた「GOODIEBAG」という少量の詰め合わせに必要な色が全て入っていたので良かった。
書籍ではウール糸と綿刺繍糸の両方を使っていますが、私は全色ウールで刺しました。
針はフランス刺繍針では穴が小さすぎるので、刺し子針を使っています。
図案をシートに移し貼って刺していく
図案は小さめなので、愛用しているダイソーの刺しゅう用図案転写シートを使います。
転写シートの線がちゃんと見える。やっぱりチャコペーパーで写すよりこっちの方がやりやすい。針先がベトベトになるが……。
ちょっと刺してみた感じ、ホルストガーンコーストが意外にもいい感じで期待大。
アイボリーの糸のところを刺し終わったところ。
あ、これはかわいい。思ったより全然いい。出来上がりが楽しみ!
ウール刺繍は25番刺繍糸よりも進みが早く、数時間で全色刺し終わりました。
洗う→干す→アイロン→仕立てる
転写シートを、そして糸の油分と塗料を洗い流すためにおしゃれ着用洗剤で2回くらい洗い、平ら干し。
そして半乾きのところでアイロンをかけます。せっかくふっくらしたウール刺繍の部分が潰れてしまうのでがしがしアイロンがけできない……。
そして布を巾着に仕立てる。誰もが知っているスタンダードな巾着です。
ウール刺繍、洗うとふっくらして暖かみのある印象になりました。
手触りもいい。うまくできたと思います。
しかし……、クリスマスっぽいイメージを目指して刺したはずが、なんか正月っぽい?!
なんでだろう……と考えて、和柄でよく見かける花丸文様に似ているからでした。
布地の赤がまたおめでたいんですよね。
クリスマスリースのつもりが、年賀状にありがちな絵に……。
まあいいか、クリスマスから正月まで使える巾着ってことで!
この巾着はシュトーレンの包みになりました。
作った巾着がどうなったかというと、
シュトーレンを入れて、
口を縛って、
宅急便で友人のもとへ。
シュトーレンが主役なんですが、包みを作るのに気合を入れすぎてしまいました。
とても楽しく作らせて頂きました。
ウール刺繍、糸が太いので進捗が早いし、指を通る糸の手触りも温かいのでリラックスして刺すことができます。
今年の冬は編み物よりも刺繍に時間を費やすことになりそうです。
次は何を刺そうか、考え中です。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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