先日空知の方にドライブに行ってきました。
ランチに栗山でカレーを食べた話を昨日書きましたが、今日は、そのあとに立ち寄った三好焼菓子店というお菓子屋さんのお話です。
三好焼菓子店は由仁町の広大な畑の傍らにあり、素材にこだわった焼菓子を製造販売しているお店です。
由仁川の傍らにある、三好焼菓子店
三好焼菓子店は、由仁町の市街地より少し離れたところにぽつりとあります。
大きな木、そして木造の小さな建物。これは駐車場側から撮った写真。
お店の前には広い広いとうもろこし畑、その向こうに由仁川が流れます。
店内は古い小学校のような佇まいで、真正面に数々の焼菓子が陳列されています。
ちょうど他のお客さんがいないタイミングで、写真を撮影させていただきました。
「朝焼きフィナンシェ」というものが人気のようです。そのほかマドレーヌ、ヘーゼルナッツだったかな?のフィナンシェ、フロランタン、サブレなど、定番焼菓子が並びます。
ちなみに、朝焼きフィナンシェも、他のフィナンシェも、当日焼いているものに変わりないそうです。
お値段は250円程度のものが多く、高級感があります。これは、手土産にもらったら嬉しい奴だな……。
小麦粉、砂糖、卵など、主要な材料は道内産だと店内に掲示がありました。
地産の材料でこんな素敵なものが作れるとは、本当に北海道に住んでてよかったと思う。
見切れていますが、お店の方はナチュラルカラーの衣類に身を包んだ女性で、とても柔らかな雰囲気で、店内の印象によく似合っていました。
後ろに他のお客さんが待っているので、あまり迷わず定番品を中心に買ってお店を出ます。
の、前に、天井の写真も撮らせてもらいました。
古い家屋ですが、少しだけ飾り付けられているのが素敵。
帰宅して、焼菓子を頂きます!
フィナンシェは2つ。朝焼きと付けられたスタンダードなものとヘーゼルナッツのもの。
マドレーヌは同じもの2つ。そして、プレーンなサブレです。
賞味期限は全て8/1ですが、訪問したのは7/19なので、結構日持ちすることになります。
フィナンシェは説明通りトースターで少し焼いて食べる。
焼く前はちょっとベトベトしていたのがカラリとなり、アーモンドとバターの香りが立ち、すごく美味しそう。
甘さが強め、でも小麦やナッツの味が力強くて、1つで満足できる味です。
サブレはサクサク。小麦の焼けた香りが強い。表面にまぶされた砂糖が溶けて固まって、カリカリしているのがすごく美味しいです。
マドレーヌはしっとりしていて、他のお菓子同様に小麦の風味が強い。
やっぱり甘さが強い配合で、満足感があるというか、お腹にしっかり落ち着くというか。
懐かしいような、高級感があふれるような。色々な見方ができるマドレーヌです。
どれも美味しくて、材料の味がしっかり出てるのがわかりました。
こういうお菓子屋さん、本当に憧れます。自分にはきっとできないと思いつつ、もっと若かったらやってみたかったと思ったり。
【店舗情報】
三好焼菓子店
住所 夕張郡由仁町熊本231
営業時間 11:00~17:00 月、火定休ですが、変更の可能性があります。
詳細は公式インスタやHPをご覧ください。
焼菓子屋さんがたくさんオープンしている理由を考察
余談ですが、もしかしたら北海道だけかもしれませんが、最近焼菓子屋さんのニューオープンが多いなと思います。
自分でも作るほどの焼菓子大好きなので、こういう流行は嬉しくなってしまいますね!
今まで気付きませんでしたが、北海道は焼菓子屋さんをやるのに有利な理由が多いんですよね。
焼菓子は生のケーキよりも難しくないなどと言われますが、その分材料の良しあしがダイレクトに出ます。
だから、小麦、乳製品、卵、砂糖、はちみつと、高品質な材料が手に入りやすい北海道で焼き菓子屋さんをやるのは理にかなっている。
しかも、マドレーヌ、フィナンシェ、サブレのような、常温保存品が主力商品になるので、広大な北海道の片隅でお店を開いても、遠くから買いに来て持ち帰りやすい。
直接販売だけでなく通信販売だってしやすいのが焼菓子のいいところ。
北海道は焼菓子ブームが来ていると思います。今回行った三好焼菓子店も、先日レポした霜月堂も、焼菓子ガブリも、素材にこだわった素敵なお店です。
どこもまた行きたいと思えるお店でした。
ということで、今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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