カルディコーヒーファームの、カレー用品コーナーにある「スパイスからつくるインド式カレー」というスパイスミックス。
カレールーのように調味されたものとは違い、各種スパイスが美味しくブレンドされたスパイスミックスです。
信頼厚いカルディの商品ですから、きっと美味しくできるに違いない……!
ひとつ200円しないくらいの安価な商品でしたし、自分で用意する材料もそれほど多くなさそう。ということで、こちらを買って、レシピ通りにチキンカレーを作ってみました!
「スパイスからつくるインド式カレー」でつくるチキンカレー
パッケージは厚紙を二つ折りしただけのとても簡易なもので、間にスパイスの袋が挟まっている。このパッケージの裏側にレシピがあります。小さなスペースにものすごい情報量。
ココナッツミルクを使ったえびカレーと、ヨーグルトを使ったチキンカレーが作れます。この日はチキンもヨーグルトも用意があったので、チキンカレーにします。
材料は、玉ねぎとにんにく生姜、鶏肉とヨーグルトとトマト缶。あとは油とローリエ。大体、どこの家にもあるものばかりです。しかし油の量すごいな。80g。
骨付き肉をヨーグルトで漬け込んで作るとより一層美味しいとのことだったので、手羽元をヨーグルトに8時間漬け込むところから始めます。一晩、と書かれていますが、夜に食べるので朝に漬け込んどけば十分と判断しました。
ぶつ切り肉ではなく手羽元でも美味しく作れました。
肉の漬け込みが終わるころ、用意した大量の油で玉ねぎを炒め、にんにく生姜を炒め。
ちょっと火が強すぎたか?
トマト缶を入れて炒める。カルディへのリスペクトを込め、カルディのトマト缶(ダイスカット)です。
トマトをある程度炒めてからスパイスミックスを入れるのですが、これが思ったより辛そうな香り。
あと、うちでいつも作るスパイスカレーには無い香り……、フェンネルの香りがインパクト大です。(うちはいつもコリアンダー、クミン、ターメリック、唐辛子だけで作ることが多い)
スパイスがなじんだところで鶏肉を加えるのですが、レシピではヨーグルトは肉より後に入れるよう記載があります。
だから、ヨーグルトをこそげ取って肉だけ先に入れ、このあとの水を入れるタイミングで漬け込みに使ったヨーグルトを入れることにしました。
煮込む前は結構シャバシャバ。でも、20分も煮込むと、インドカレーらしい濃度が付いてひと安心。
煮込み時間は20分ほどでも、骨から肉が簡単に外れるくらい柔らかくなっています。ヨーグルトの効果もあるのかな。
盛りつけていただきます
クミン入りバスマティライス、キャベツのサブジを添えて頂きます。
ご覧の通りサラッとしたテクスチャーですが、味はしっかりしています。玉ねぎ、トマト、チキンのうま味。スパイスミックス自体には味付けされていないので、これは素材の味わいなんですね。美味しいです!
そして、何より辛い!お子様は無理そうな辛さです。大人でも、辛い物苦手な人は気を付けた方がいいかもしれないです。私は辛い物好きなので、これくらいがむしろ美味しいです。
スパイスの袋を開けた時に「辛そうな香りだな~」と思ったのは気のせいじゃなかった。ヨーグルトを入れたのにこんなに辛さが残るとは、かなりパンチが効いているぞ!
また、辛さ成分ではありませんが、フェンネルの香りもかなり大人味を演出しています。普通のカレーだとこんなにフェンネルは効いていないものが多いので、新鮮でとても良かったです。
あと、手羽元を骨ごと入れましたが、ちゃんと柔らかくなって骨離れが良く食べやすかったです。とろとろとまではいかないが、軟骨がちょっと歯応えを残す程度の柔らかさ。20分の煮込み時間がちょうどいいんですね。考えられたレシピです。
とっても美味しかったです!ごちそうさまでした!
スパイスを調合する手間なく作れるインドカレー
今回は8時間のヨーグルト漬け込み時間もあったし、野菜も自分で用意する必要があるため、「手間なし」とまでは言えないが、それでも気軽に本格インドカレーが楽しめる商品でした!
スパイスだけのミックスですが、そのほか塩を用意すればいいので、自分でスパイスを調合するより断然簡単です。インドカレーは家でよく作るのですが、スパイスをその都度計量して混ぜるのがちょっと面倒……と思うこともあったので、その弱点をしっかりカバーできている良品だと思いました!
かなり辛いため辛さに弱い方には向きませんが、そうでない人は是非試してみて下さい。スパイスから作るインドカレーの入門としてもいいと思います。
私も今度、もう一つのレシピであるココナッツミルクの海老カレーも作ってみたいと思います。
ということで今日はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございます!
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