旅行記2日目はいよいよ鎌倉観光です。
3泊4日という長旅(我々にとっては)でしたので、きっと余裕を持って回れるだろう……と思ったのは甘かった!
ホテルは藤沢駅のビジネスホテル「相鉄フレッサイン藤沢駅南口」
今回は滞在日数が長めということ、出かけることが多いので管内設備を重視しないことなどから、素泊まりできるビジネスホテルを選びました。
早めに宿選びをしたにも関わらず鎌倉駅周辺はどこもいっぱいだったので、藤沢駅にある「相鉄フレッサイン藤沢駅南口」というビジネスホテルを予約しました。
16平米ちょっとのツインのお部屋で、一人一泊5000円也(一室二人使用)。
楽天トラベルで連泊者向けのプランを予約したので、通常よりもお安く泊まれました。
こちらのホテルは新しめの設備でとてもきれい。セキュリティもしっかりしていて、フロントの方も親切でした。
ただ、ロビーで何かルームコロンのようなものを焚いているのか、ちょっと香りがきつい。
客室に入ると気にならなくなるのですが、出入りの際にちょっとくしゃみが出るのが玉に瑕でした。
設備は一般的なビジネスホテルですが、新しめで清潔感があるというのは強いですね。
今回は素泊まりでしたが、900円で朝食も付けられるようです。
立地は鎌倉観光に最適だと思います。江ノ電も小田急線も徒歩5分以内の距離にあり、バス乗り場も目の前です。
無理にお高めの鎌倉駅周辺に泊まるよりもお得ですよ。
手始めに江ノ島観光!目的は生しらす丼!
藤沢駅から出発ということで、江ノ電ですぐに行ける(と思っていた)江ノ島へ。
目的は江島神社と生しらす丼。江ノ島には有名店がたくさんありますよね。
江ノ電を何度か使う人は「のりおりくん」がおすすめ
江ノ電を使って名所旧跡巡りをしたかったので、江ノ電一日乗り放題切符「のりおりくん」を購入しました。
大人一人で600円。始点の藤沢駅から終点の鎌倉駅までが300円ですから、端から端まで往復する料金と変わりません。
駅の券売機で簡単に購入できます。
他にも、湘南モノレールも乗り放題の切符や小田急の一部区間も無料の切符などがあるようなので、行きたい場所に合わせて選ぶとお得です。
江ノ電江ノ島駅から江ノ島までは結構歩く
江ノ島駅と言っても江ノ島内で降りられるわけではなく、島の入り口当たりで下車することになります。
ここから江ノ島に入るまで、屋根の無い地上を20分くらい歩かなければならない。
地下街歩きに慣れている札幌市民にはキツイ……。
しかもこの日はかなりの強風+雨、特に江ノ島に渡る橋は両側から海風が来るので傘を差しても壊れそう……。
ということで、江ノ島に入る直前にあるコンビニでレインコートを買って着て行くことに。
レインコートは雨だけではなく冷気も防いでくれるので、意外と便利でしたよ!普段はちょっと恥ずかしいですが、旅行中なら大丈夫!
雨が無くても江ノ島まで歩きたくないという人は、タクシー、もしくはバス(藤沢駅~江ノ島~鎌倉駅まで走っています)を利用すると便利です。
本数が少ないので、事前確認を!
まずは江島神社へ
江ノ島に到着したのは午前9時。まずは江島神社へ参拝です。
この時間はまだ人が少なくてお参りしやすかったな。
まずは入り口にある辺津宮。穢れを払うという大きな茅の輪があります。
通常は夏越の大祓、年越の大祓という年二回のタイミングでのみ行う行事ですが、江島神社では一年中くぐれます。(但し、緑のビニール紐製の輪です。)
ここから上にある中津宮、さらに先の奥津宮までは徒歩か、有料の「エスカー」というエスカレーターで行くことになります。
この日は悪天候なのでエスカーを使いました。「のりおりくん」を提示するとエスカー料金が少し安くなるのでお得です。
「サムエルコッキング苑」という庭園と、江ノ島シーキャンドルという展望台の入場券をセットにするとさらにお安いようですが、この天気では庭園鑑賞どころでは無いと判断し、エスカー券のみ購入。
エスカーで進むと中津宮。
中津宮は朱色が鮮やか。どうやら平成に入ってから全面改修されたようで、まだ塗装が鮮やかなんですね。
この中津宮の近くにある庭園には「水琴窟」がありました。
ご存知でしょうか、水琴窟。
茶室などに併設される楽器?のようなもので、地中に甕を埋め、その上に石を敷いて水が甕に落ちる音が反響して琴のような音色になるという……。
備え付けの柄杓で水を掬い、手前の石に垂らすようにして流します。
そうすると、「シャララーン」という弦楽器のような音が地中から聞こえるという何とも雅な設備なのです。
この水琴窟が好きで、石狩弁天公園にある水琴窟も何度も訪れています。ここのは石狩の水琴窟よりも低めの音色でした。
ここからさらにエスカーを利用し、最後の奥津宮へ。
エスカーを降りてからまた少し歩きます。
ここには「亀甲石」という石が祀られています。
この亀甲石だけではなく、奥津宮には「八方睨みの亀」という絵のレプリカ(実物は社務所に保管)が飾られていて、他にも亀をモチーフにした設備やお守りが多い。
手水舎には水はありませんでした……。
龍に守られた洞窟もありました。
この奥津宮から先に行くと江ノ島岩屋洞窟に行けるはずなのですが、先日の台風の被害が大きかったそうで立ち入り禁止になっていました。
それに併せて遊覧船も運休。
ここからは来た道を戻る形で山を下りることになります。
さあ、昼食だ!生しらす丼だ!と思ったら……!
江島神社を出ると11時過ぎ。早めの昼食にしてもいいかも、と相談し、近くにある生しらす丼が有名なお店「とびっちょ本店」に向かいます。
そしたら、「本日は生しらす丼ありません」とのこと。悪天候のため休漁だそうです。
マジかー……とがっかりしたものの、とびっちょでは午前中にしらす漁情報をTwitterで配信していること、ネットで並び順番予約(席予約ではない)ができることを知り、生しらす丼は明日に先送りとなりました。
生しらす丼目当てで江ノ島や鎌倉に行かれる方、事前にしらす漁の状況を調べておいた方がいいですよ!
徒歩で江ノ島を発ち、腰越へ
江ノ島観光は十分できたので、次は昼食スポットを探すことになります。
生しらす丼と同様に鎌倉に行ったら食べたいと思っていたアジフライを求め、腰越まで歩くことになりました。
次回はアジフライを食べる編&長谷寺、鎌倉大仏編です。
では、続きは明日。
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